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トラフグの研究をすすめてきた金沢大学の研究チームの教授がお茶などの有機化合物のひとつ「カテキン」を使用してトラフグ養殖で天敵となっている寄生虫を除去する技術開発に成功しました。これで実用化に目途が立ちました。
トラフグ養殖の現場ではフグのエラ部分に付着して呼吸を妨げる「エラムシ」と呼ばれる寄生虫がついてしまう。これが長年の課題であり、これまで防ぐには養殖いかだの周りにホルマリン剤や過酸化水素が用いられてきたが環境悪化が問題となっていました。
出典:朝日新聞デジタル
トラフグはご存じの通り、フグ化の中でも最も体長が大きくなり、筋肉部分はもちろん、皮や精巣、ヒレなど可食部分が多くほかのマフグやゴマフグと比べても市場価値は約10倍。
そのために早期の周りの海洋に環境に配慮した養殖方法が求めらていた最中の新しい発見です。