小川に体長1.5mのオオウナギ!自称飼い主の近所のおじさんエサやり!?

静岡県の伊東市の住宅街を流れる川で体長が1.5mほどのオオウナギが発見され話題を呼んでいます。

近くでエサをやって「飼い主」を自称する男性もカメラに収まっています。いつからここに生息しているのか、もし食べたとしたら美味しいのか気になるところお伝えします。




アイキャッチ画像:日テレNEWS

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見た目がデカい!こんな小さな川に

元々本州地方の南側の温かい海流の黒潮が流れてくる沖縄や鹿児島、和歌山などで見られているオオウナギは

このように温暖な水温を好み、冬の冷たい水では育ちにくく、水質にも過敏で水質が悪化すると皮膚の粘膜が痛んでくるので普通に飼育するのもとても難易度が高い水性生物の一種です。

動画にも映っている、アジ!?、サンマ!?、のようなエサを与えている近所のおじさんww

1日おきに餌付けしているとかで、インタビュアーの「飼っているのか?」との質問にも
「飼ってんだよぉ」wwwと

自称”飼い主”のおじさんまで出現しました。

伊東市のウナギの歴史

歴史を辿るとこの地とウナギの関係が明らかに
同市のおよそ90年前に記されたとされる資料を見てみると、この地域には元来「浄の(ノ)池」という池自体が大正時代に天然記念物にも指定されていたほどの温泉由来の高い水温もあって熱帯性のオオウナギの生息環境としても合致していたようです。

昔から残る資料には「全長六七尺、太さ二尺体重六貫目」と記されていることから

1尺は30センチほどほどなので、この時代から1.5mを超えるオオウナギが生息していたことがわかります。

というか、このニュースを見てここにこのウナギを捕獲しに行ったりする輩がいないことを願います…

オオウナギの味は!?

大味で身はしっかりしているものの、通常のウナギと比べるとあまり美味しくないようです。