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サーフエギングの釣り方!釣れるサーフの見つけ方から適したタックルとおすすめエギ紹介

サーフエギングの釣り方を解説します。

砂浜から釣るエギングは通常と違う場所で釣りをするため釣れるポイントの選び方や使うロッドやラインなどのタックルの適正も必要になってきます。

それらポイント選びの目安から適したタックルをご紹介しサーフエギングの釣り方と、ちょっとしたコツを解説していきます。




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サーフエギングの昼間と夜の釣れる時間

画像:Online-Pattaya

私自身がよく質問を受ける中でサーフエギングする場合に昼間のデイゲーム釣行か夜のナイトゲームの方がいいのかという疑問を持たれてるアングラーの方が多いので、こちらで詳しく解答いたします。

サーフエギングで釣れやすいのは夜

私の経験上ですと、サーフでエギングをする場合は夜に行く方が釣れやすいと感じています。

夜、陽が落ちて暗くなるとサーフの護岸までベイトを追ってアオリイカが回遊してきます。

夕方のマズメの時間は気にしないで周りが真っ暗になってからのほうが釣れやすくなると感じています。

サーフエギングの昼間は〇〇が大事!!

んじゃぁ昼間にサーフエギングしても釣れないのか?

実は昼間でも釣れることがあるんです!!

ただしそれにはいくつかの条件が噛み合わさった時です。同じサーフでも釣れやすいサーフと釣りにくいサーフがあるということ。条件さえ満たせば昼間でもアオリイカは釣れます。

それにはサーフのポイント選定と潮周りが関係しています。この辺りについてはこれから詳しく掘り下げてご説明していきます。

釣れるサーフ(ポイント)の目安

画像:Surfcasting Republic

サーフエギングという呼び名の通りサーフでイカを釣りあげるわけですが、サーフならどこでも良いわけではありません。アオリイカがベイトを追って回遊してきやすいサーフポイントを最初に見つけておくことが肝心になります。

 

奥まった湾内より潮通しの良い外洋面のサーフ

第一に私が一番感じている釣れるサーフは外洋に面していて、目の前を潮がガンガン流れているような場所です。

奥まった場所よりもサーフ自体が外洋に面していて見晴らしの良いあたり一帯が水平線のような場所は潮周りが良い場所が多く(そうでない場合もあるけど…)、キャストできる範囲内に潮目が見えていたり流れがあるサーフを見つけやすいです。

 

水深がありカケアガリや障害物があるサーフ

砂地のサーフでもドン深じゃなくても、岸から見るとスロープ状に斜めになっているように見えても、途中から急に深くなっているなど深場のカケアガリがあると砂地のサーフでも良い場所もあります。

逆に言うと遠浅のサーフではちょっと厳しいと言えます。

水深の目安はエギが届く範囲に10m以上くらいあるのが理想です。

 

急深の砂利底サーフ

まっさらの綺麗な砂地のサーフよりも砂利底のサーフの方が水深があるところが多く、そういった場所は手前から深くなっているカケアガリの場所が壁となってイカがベイトの小魚を追い込みやすくなっているので、そこに潮の流れさえマッチする時間帯があれば釣りやすくなります。

私は1mくらいの浅瀬で一度着水してからカウントして、1mを何秒くらいで沈むのか確かめてからフルキャストしてみてその場の水深の予想を立てるようにしています。

 

離岸流が出ているサーフ

サーフに行くと1か所だけ突き出た地形の部分があったり、左右のどちらか端っこに堤防が外洋に向けて突き出しているところなど、沖に向けて潮が流れている場所があります。

エギが着水してボトムまでフォールさせまでの間にラインが引っ張られるように出ていく場所や、ゴミ泡が一直線に沖へ流れている線が見える箇所なのです。

外洋に向けて流れている潮がある、いわゆる離岸流が発生している場所です。そのような場所は小魚が集まりやすくなっているためアオリイカがエサを求めて着きやすい場所になっていることが多くあります。




釣れるサーフ(ポイント)の見つけ方

これら上記で説明したポイントの効率の良い見つけ方はやはり今の時代アプリの活用は外せません。

現在では、行く予定にしているポイントの海底の地形や、水深がその日の潮汐や風量、風の向きといった情報とともに見れる素晴らしいアプリがあります。

もちろん釣行前にアプリを使い水深があり、キャストして届く範囲にカケアガリなどの地形変化がある場所を予め絞って置いたあと、

現地に着いたらアプリの情報を元に自分の目と感覚で見定める必要はありますが、

アプリで事前に目星をつけておけば、やみくもにランガンを繰り返し釣る時間を無駄にすることを減らせるだけでなく、本来のサーフエギングに集中する時間を増やすことができます。

その場所についたら先述したエギのフォールのカウントで広範囲を探っていくなどしてアプリの情報の正確性を確かめながら、その日のその周り具合や潮汐の時間を加味して見定めると意外とスパッと釣れる時間がみえてきたりします。

このような釣りポイントの選定に役立つアプリは下記のページで紹介されています。
おすすめは【海釣図V】です☆彡
併せてご覧ください↓

サーフエギングの釣り方とコツ

画像:Youtube

サーフでアオリイカを釣ろうとする場合は、普段のエギングの釣り方とは少し違う釣り方をします。

サーフエギングで釣るための釣り方と、釣れるコツをここから説明していきます。

 

竿先は平行よりやや上に

いつものエギングだとエギをフォールさせているときにロッドのティップを、水面に近づけて下がった状態にしていることが多いですが、

サーフエギングの場合、水面と平行になっている線よりやや上気味にして構えるのがいいです。

角度にすると20度~30度くらいです。

穂先を下に構えているとラインの水に浸かっている部分が大きくなり潮の影響を受けやくなり、フォール中のイカのわずかなアタリを拾いにくくなってしまいます。

 

カケアガリを丁寧にトレース

サーフエギングが成立しやすいポイントの目安のところでも解説した通り、近くに10m以上の水深がありカケアガリなど海底に変化がある場所はポイントの中でも一番の狙いどころになことが多いです。

特にカケアガリの奥(深くなっている側)の際についていることが多く絶好のポイントとなります。

サーフと平行にあるカケアガリならば斜めにキャストして斜めに横切るようにするとできるだけ長くそ引いてこられます。

 

アクションは強めに

サーフエギングで必ず釣りたい場合は夜のナイトゲームからはじめるほうがよく、イカの釣りやすいサーフポイント

夜の暗い状況になるとベイトの小魚の活性も一気に上がってくるために、それを追って回遊してくるイカの活性も高いときが多いです。

そのためシャクリ方などエギのアクションは春イカ、秋イカに限らず強めにしたほうが抱いてくれやすいです…。
(*μ_μ)イヤン♪

 

浅瀬に来たらただ巻きも!!

シャクリとフォールを繰り返しながら足元まで引いてくる際に、浅瀬に近づいてきたときに、白波に乗せてゴロゴロとボトムを転がせたり、ただ巻きにするなど、丁寧に探ってやると浅瀬でも釣れることがあります。

手前まで寄せてくると一気に回収モードに入る気持ちもわからなくもないですが、このことを気を付けていると意外と釣れることは少なくありません。

少ないチャンスを掴み取るためにもぜひ試してほしい釣り方です。




サーフエギングに適したタックル

画像:Fishmaster

いつもの防波堤や磯からではなく沖の深い場所であったりを攻めるサーフエギングはそれに見合ったタックルがあれば鬼に金棒です!

ただし専用のタックルというものは必要なくて、「あれば効果的」というくらいで必ずしもここでおすすめするものがなければ釣れないという意味ではないのでお間違いなく。

それではサーフエギングに適したタックルをご紹介します。

 

ロッド

サーフの場合、急に深くなっているような場所以外は、ほぼキャストして沖のカケアガリを攻めていく釣りになるため、その場所の奥へエギが届かないといけません。そのためロッドは長い方が有利かもしれません。

9フィートくらいあるのが理想ですが、一般的なエギングロッドの標準の長さになっている8.3~8.6フィートくらいでも私自身何も問題に感じたことはありません。

広大なサーフの場合歩いて回る場合にもランガンしやすさも考慮してこれくらいの長さがいいのかなぁと思います。

 

リール

ロッドと同じく、リールも通常エギングに使用している2500番~3000番の番手のリールでなんら問題はありません。

それよりもこのあと解説するラインの方を見直すことのほうが大切になってきます。

 

ラインとリーダー

サーフエギングは水深のある場所や、カケアガリを浅瀬側の立ち位置から斜めに引いてくるのでどうしてもラインが海底や障害物に擦れやすくなってしまい通常0.5号前後のPEラインだと一瞬できれてしまいます。

それを防ぐためにラインは一段太く0.8~1.0号にしておくと安心して釣りに集中できます。

PEラインを太くしたら合わせて当然のことながらリーダーも太くしておきましょう。

普通であれば、0.8号や1号にした場合2.5号~3号程度で良いですが、サーフエギングの場合はリーダーが想像以上にボロボロになる場所も多いので、リーダーも太めに4号から5号を用いても太過ぎることはないと思います。

経験しみるとわかります。たとえ切れなくてもボロボロになっているのを見つけたら私はその場で新しくリーダーを組みなおします。

掛けて引いてるときにラインが切れたりしたら目も当てられないので、気を付けているほどサーフエギングの場合ラインは重要度高めです。

サーフエギングに適したエギ


出典:NORTH CRAFT|Fimo

サーフエギングのエギについてタックルよりも質問されることが多いのですが、私の場合は、春でも秋でも、通常使う範囲内の3.5号のエギをメインに使っています。

3.5号くらいの重さがあって大きさがあれば飛距離も伸ばせるし、速い潮の流れの波の中でもフォールしやすいなど利点が多いため選んでいます。

エギのカラーは、サーフエギングは夜を基本に釣行することが多いので暗がりでも視認しやすく夜の実績が多い、赤系やピンク系を軸にしています。

サーフエギングまとめ

ここまでサーフエギングについて解説してきました。

いつもとは釣り方が少しだけ違うだけでポイントさえしっかり見定めることができたら意外と大きいアオリイカが釣れることもあるのがサーフエギングです。

私の住んでいるフィールドではあまり適したポイントが多くはないので主立って行くことは少ないのですが、地方によっては堤防や磯よりもサーフのほが釣れると言い切っているアングラーもたくさんいます。※(メインフィールドが影響している)

ですから釣れそうなポイントが近場にあるのなら、一度は試してみて新しいエギングの楽しみ方を体感してみてください。




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