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エギングのただ巻き!ズル引きともにしゃくらない釣り方とおすすめエギ4つ

エギングのただ巻きでアオリイカが釣れる釣り方を解説します。

シャクリが基本とされる疑似餌を使用したイカ釣りも、その日のポイントの状況や活性によってはしゃくらなくてもただ巻きやボトムのズル引きで釣れる場面があります。

どんな時に有効なのかを踏まえ基本的なただ巻き、ズル引きの釣り方と、適したおすすめエギをご紹介します。




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エギングでただ巻きが有効になる状況

画像:YouTube

シャクリを繰り返しての釣り方をしなければ釣れないと思っていた私自身が目の当たりにしたエギングのただ巻きメソッド。

毎回シャクるのが疲れたとか面倒とかの理由でただ巻きだけでやっても釣れないです。もちろんただ巻きが有効になる場面があります。

どのようなシーンや、アオリイカのコンディションであればただ巻きが有効になるのか解説していきます。

 

シャクリ、フォールでは抱いてこない時

秋の新子のシーズンになるとたくさんシャクリ続けて抱かせます。春には少し4,5回シャクるところを2回にしたりして間を会開けてフォールの感覚を長くとったりしながらイカの活性に合わせて釣り方に変化をつけていきますが、それでもまったく抱いてこない厳しい状況ってあるんです。

そんなときに試してほしいのが「ただ巻き」です!!

大きく激しくシャクってリアクションで抱かせることができず、フォールやステイでも抱いてこないときはやってみる価値が大いにあります。

11月以降の水温が下がりはじめる時期の動きが鈍ったアオリイカ攻略にも使える釣り方です。

 

アタリが取りにくいナイトゲーム

ラインが見えず、エギが今どこで何しているのか全然わからないwという状況に陥りやすいナイトゲーム。私だけかもしれませんが…(汗)

そんなときでも、シャクっていれば釣れることもありますが、それでも全く抱かないと感じたときというのはアタリに気づいてないだけかもしれないので、

ひとしきりシャクってみたあとにただ巻きにすると、抱いてくることがあります!!

ただ巻きの場合フォール中とかよりもリーリングしている途中に抱いてくるのでアタリが明確にわかりやすくなるメリットがあるためです。

シャクって遠くのイカを近くまで寄せてきておいて→そのごただ巻きにスイッチ!

その日の釣果が変わってくるはずです。

このように最初にシャクりながら広範囲を探ってみても反応が得られない場合にやってみると厳しい状況を打破できることが多いです。

●広範囲をサーチして状況確認
●シャクリ、フォール、ステイでは抱いてこない時
●ナイトゲームでシャクリで寄せて来てただ巻きで抱かせる

エギングのただ巻きの釣り方

画像:Hooked Up Magazine

ここからはエギを使ったただ巻きとズル引きの釣り方をご説明いたします。

シャクリ方よりも簡単に出来るので、潮の状況やその日の活性が判断できてその時の状況にさえマッチしてれば釣れる釣り方です。

ぜひそのような状況ですぐに実践できるように習得しておきましょう。

 

ただ巻き

エギングのただ巻きは投げて落として巻くだけです!!

巻き取ってくるときリーリングの速度は1秒に1回転くらいです。少しロッドを立て気味にして巻いてくるといいです。

エギをただ巻きしてくるレンジはいったんキャストしてベールを戻さずにフリーフォールで落としてから足元まで斜めに巻いてきてレンジを確かめます。

アタリがあったところまで何回巻いたかでおおよそのレンジを図っておくと、次の2杯目のイカが断然釣りやすくなります。

このただ巻きの途中に止めてゆっくり一瞬だけフォールさせて、すぐにまた巻き始めるストップ&ゴーもかなり有効になります。

●1秒に1回転くらいの速度でただ巻き
●最初はフリーフォールで落としてからアタリのあるレンジを確かめる。
●ストップ&ゴーを織り交ぜる

 

ボトムズル引き

サーフエギングなどで有効になるのがこのボトムズル引きです。

現在はPEが全盛になっているエギングも以前はずっとナイロンラインが主流であったために今のようなシャクリを入れる釣り方は確立されておらず、

PEの時代が訪れる前はこのボトムズル引きがエギングの基本的な釣り方でした。

底質のごつごつ感を感じながらボトムを切らさずにゆっくり巻いてきます。

私は経験がありませんが、堤防や磯だとズル引きしているときにタコが釣れることもあるそうです。

放置プレイ♥

一旦ステイじゃなくて、投げてボトムまで落としたらそのまま放置。
時間は私の場合だとおおよそ10~20秒くらいそのままにしておきます。

その間にシンカーの方が底に着きカンナの付いている尻部が上になって、水流のある場所だとそのまま放置していても連れることがあります。

これでも釣れなければただ巻きなのですが、この放置もターゲットのイカとの距離があると抱いてこないので、先にシャクリをいれて寄せて来てからの方が確率がアップします。

エギングのただ巻きにおすすめのエギ

エギングのただ巻きの釣り方は理解できましたか?

そこでここからはエギングのただ巻きメソッドに向いているおすすめのエギをご紹介いたします。

ほとんどのエギはただ巻きでも使えますが、ただ巻きにはレンジをキープしてくれるものが適しているので、

すぐに沈みこまないシャロータイプなのがおすすめです。

もうすでに相棒として持っているかもしれないスタンダート品ばかりで、ただ巻きの他、異なるシャクって使うことも可能なエギです。

まだ1本もお持ちでない方はただ巻きのためにいくつか用意しておくことをおすすめ致します。

 

ヨーヅリ パタパタQ ラトル

ただ巻きでもサイドのパタパタフィンが水流を受け勝手に動いてアピール!!
もともとフォール速度を抑え気味につくられているので、おすすめのエギです。

 

林釣漁具製作所 餌木猿

日本古来の伝統的な技術を引き継いですべて木製で制作される林釣漁具製作所の餌木猿。ベテランやエギングに詳しいマニアックなアングアーから絶大な人気を誇る古くから作り続けられる名作。
これもただ巻き、ボトムズル引き、放置などシャクリ以外の釣り方で釣れると評判が高いエギでここぞというときに役にたってくれるので1つは持っていた方がいいおすすめです。

ヤマシタ エギ王K シャロー

「原点にして頂点…」まさにそれを具現化しているエギ王。ほかのと迷いがちなエギング初心者が、どれにしようか迷っているのならまずこの1本からはじめてみてください。

デュエル イージーQ ダートマスター

ボディ下部に着いたパタパタフットライト=脚!?が動ていまるでエビの泳ぐときの動きに似ているイージーQ
写真は私のお気に入りカラーのケイムラピントビーシュリンプです。

エギングにただ巻きで釣り方も取り入れて釣果アップ!

私自身も、ただ巻きのほうが釣れるときがあることを知ったときかなりビックリしました。

驚いたのもありますけど、それよりもエギングの釣り方の引き出しが増えたことへの喜びのほうが多きかったです。

エギングってカッコよくシャクってなんぼ!みたいな風潮がありますし、釣れないときほどしゃくるのに疲れたと感じるものなのですが、そういう場面こそただ巻きです!

やってみる価値は十分あります。

エギング達者でも釣れない厳しい状況というのは必ずあります、そのときのシャクルる回数を減らすとか、フォールを長く撮るなどと同じような感覚で、状況を変えるための釣り方のひとつとして覚えておくとエギングの引き出しが増えて釣果アップが期待できます。




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