IL Pescaria

ヒラメのPEラインの太さ、何号?船やサーフなど場所と釣り方による選び方とおすすめPE6選

ヒラメのルアー釣りのPEついて解説します。

サーフや磯、または船からのヒラメ釣りなどポイントの違いによる釣り方で決めるPEラインの号数(太さ)の選び方から、

PEラインにある4本や8本などの撚りの最適な本数などもお伝えします。

後半リーダーとの結び方やヒラメ釣りにおすすめのPEラインをご紹介します。




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ヒラメ釣りのPEラインの選び方

画像:シマノ

現在フラットフィッシュゲームと呼ばれる(マゴチも含む)ヒラメ釣りのラインはPEの使用率は99%。

飛距離や、離れた場所からでもアタリがダイレクトに伝えることができて、伸びすぎない感度の良さなどヒラメ釣りに必要なラインの要素が凝縮されているのがPEです。

PEの仕様に伴ってリーダーの使用も必須となっています。

ヒラメ釣りのPEは何号?

釣りするポイントや釣り方によって選ぶとベスト

画像:PhotoAC

PEの太さの選び方は釣行するポイントごとによる釣り方の違いで選ぶことが適切です。

釣れる釣れないの違いだけではなく、ヒラメを釣るまでのライントラブルを未然に防ぎスムーズに釣果に結び付けるためという役割も担っています。

飛距離と強度をとり、バランスの良い1.0号を基本にして面倒でもポイント毎に巻き替えたり、タックルを分けるなどしていることが望ましいです。

 

砂地サーフのヒラメ釣りのPE

遠浅で砂地のサーフなら1.0。砂利底~根が荒いなら1.2
大きく開けたサーフでのヒラメ釣りならばPEの太さは1.0号でほぼ問題ないと思います。

ただ砂地だけではなく根が点在しているようなサーフなど、リーリングしてくるときにPEラインが横擦れすると予想される場合には1.0号にしたほうがいいです。

PEは細いほど飛距離も出ますし、食いも良くなりますが根ズレしてラインブレイクしていたのでは元も子もないのではじめて行くサーフでPEの号数に迷ったら1.0号にしておくのがベターでしょう。

 

磯や砂利底サーフ

地磯やテトラ周りだと1.2
陸続きの磯や、テトラポッドの周辺を狙うときなど周りにも障害物があるような場所では若干太めの1.2号がおすすめです。

急に深くなるドン深のサーフもまた駆け上がりの部分が急な斜面になっているためアングラーの立ち位置からリーリングすると必ず斜面の角にラインが当たる計算になります。

ですから磯場と同じく根ズレに強いものをとなると一段太いものが好ましいです。

またテトラポッドを攻める時は、そこに居着いたヒラメが食ってきたと同時にテトラの奥へ逃げ込まれることもありその場合テトラにPEが擦れて切れやすくなってしまいます。

 

ヒラメ釣りPEライン船の場合

ヒラメ釣りに用いるPEラインの船の場合は、1.5号がおすすめです。

船からの場合2号以下がスタンダードになっています。

一般的なオフショアのライトジギングのときに使う号数であり、

不意の中型青物くらいまでなら余裕なほどに、しっかり強度を保つことができます。

船からの場合、底が砂地でも、

尖った岩が突出している個所などにあたると摩擦でPEが破断してしまうこともあります。

●何号かはポイントや釣り方で選ぶ
●サーフや磯の場合1.0号~1.2号
●船のヒラメ釣りは1.5号がおすすめ

ヒラメ釣りには4本撚りと8本撚りどっち?

極々細い樹脂の繊維を何本もまとめて束にしていることで縦の強度を持たせながら細く出来ることで

飛距離を得たのがPEラインです。

その束ねた本数により、4本撚り、8本撚り、強力なものだと12本撚りなどもあります。

ヒラメ釣りに一般的な太さの1.0号を例にとっても、

同じ号数でもこの撚りの本数が変われば性質が異なります。

この本数が多いほどタテの直線強度(引っ張り強度)があり、同じ直線強度でも本数が多ければそれだけ細くできます。

ただし、直線強度は強くなるものの横からの摩擦に対する耐摩耗性については、

4本撚りなど少ないもののほうが強さが増します。

なぜなら束ねる本数が少なくなる分、原糸1本1本の太さが太くなるから=摩擦に強くなるからです。

このように本質が異なるので、どれがいいのかというのは一概には言えません。

使い分けが必要だということかもしれません。

飛距離が望まれる遠浅のサーフでは、より飛距離がでる1.0号の8本撚り。

磯や、テトラ周り、ドン深砂利底サーフでは、耐摩耗性を重要視して1.2号の4本撚りなどにするとよいでしょう。

●遠浅のサーフなど飛距離優先なら8本撚り
●磯やドン深砂利底サーフなど、耐摩耗性重視なら4本撚り
●どちらも特質があり

ヒラメ釣りのPEラインの結び方

PEとリーダーの結び方は簡単でいて強い結束でもっとも汎用が効く【FGノット】で十分です。

外洋に面したサーフや磯で青物など不意の大物に遭遇したとしてもFGノットでも十分対応は可能です。

心配であればミッドノットでも構いませんが釣り場で再度組みなおす際にFGノットの方が外でもやりやすいです。

結び方を覚えるには動画がいちばん覚えやすくおすすめです。

サーフフィッシング、ヒラメハンターの伝道師こと堀田光哉さん直伝FGノット解説動画です↓

ヒラメ釣りにおすすめのPE

ここからは自分が厳選した、ヒラメ釣りのおすすめPEラインをご紹介します。

現在ルアーフィッシングでは、いろんなメーカーのたくさんのPEラインが存在しています。

ヒラメ釣りでは、一般的に人気のあるソルトウォーターのPEラインで何の問題なく、

特にシーバスやライトショアジギングとの併用も可能なことから、今世に出ているPEラインならヒラメ釣りでほぼほぼ使えるというのが正直なところです。

だからこそあえてヒラメ釣りに欲しいと思われれる下記の条件を基に

ぎゅっと的を絞っておすすめを厳選しました!

●底狙いが多くなるので耐摩耗性(飛距離が欲しくてもそっちに偏り過ぎない)

シマノ パワープロZ 150m 1.0号

いちばん最初のヒラメ釣りのおすすめPEラインは、こちら4本編みの耐摩耗性に優れたPEラインです。

底付近をトレースしてくることが多いヒラメ釣りでは、たとえ砂地のサーフでも耐摩耗性能は不可欠です。

同じくシマノのピットブルと比較すると、原糸が太くなっているパワープロZは摩耗、摩擦に強くなっています。

サーフ、磯などポイントを選ばず、シーバスや根魚にも使えるオールマイティーな万能PEライン☆彡

またこれからヒラメ釣りをはじめる初心者にもおすすめです!!

 

ヤマトヨテグス PEサーフファイター 遠投 200m 1号

ヒラメはもちろん、マゴチや砂地サーフのシロギス釣りに特化したフラットフィッシュ専用のPEライン。

カラーは25m毎にブルー レッド グリーン イエローの4色に色分けがされています。

 

デュエル ハードコアX4 PROフラットフィッシュ 300m 1.0号

根ズレが心配な磯や根が荒いドン深のサーフなどでの使用を前提にする場合に、

最初のパワープロZと同じく4本撚りで

ヒラメ釣りでおすすめできるPEラインになっています。

こちらはデュエル独自の製法で束ね、シリコンコーティングにすることで耐摩耗性がさらにアップ!

多少ごわつく感じがありますが、適度なハリとコシがあり伸びにくいので同じ太さのPEよりは飛距離も感度も増してる感じです。

 

ダイワ UVFサーフセンサー 8ブレイド+Si 1号 200m

ダイワ独自技術UVF(超高密度繊維加工)で強化されたサーフ用のPEライン。

ちょっとここでご紹介するPEラインの中ではお値段高めの8本撚りになりますが、その分信頼度はバツグン!!

ヒラメ釣りには耐摩耗性を重要視したほうが自分的にはいいと思っていますが、

魚とのコンタクトでは警戒心が弱まる離れた間隔と、誰もルアーを通していない場所へ到達できるなど

飛距離のアドバンテージは非常に大きいです。

砂地サーフで「絶対遠投主義」の方など、どうしても遠投性能も捨てきれないという方におすすめ☆彡

シマノ タナトル8 1.5号

オフショアの船からのヒラメ釣りにおすすめのPEラインがこちら。

ピットブルのオフショアバージョンで、ほかタイラバなどにも使えます。

タナの深度の把握がしやすい5色の色分けがされています。

クレハ シーガー PEX8 ルアーエディション

8本編みで1500円以下はコスパが非常に高くて初級者の最初のPEにおすすめ!

現在ルアーフィッシングの世界でもっとも売れているリーダーのメーカーが作ったPEですから信頼度も抜群。

ベテランであっても、出費を抑えてPEを頻繁に交換したいと思っている人にもおすすめできるPEラインです☆彡

カラーはサーフでも視認性が高いパッションピンク。







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