チニングに使用するベイトロッドのおすすめをご紹介します。
チヌ(クロダイ)のルアー釣りでベイトロッドの条件や、
有利になる釣り方とをいつものスピニングとは一味違った楽しみ方ができる
タックルの使い方よっての使い分け方まで解説し、チニングのベイトロッドのおすすめをお伝えします。
記事内画像:チニング｜Il Pescaria
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
- チニングでベイトロッドが有利になる釣り方とメリット
- チニングのベイトロッドの条件
- チニングのベイトロッドおすすめ
- シマノ 23ブレニアス B73L+
- ダイワ シルバーウルフ AIR 76MLB-S
- ダイワ シルバーウルフ 83MB-S・W
- シマノ ブレニアスエクスチューン B76ML
- オリムピック シルベラード ベイトモデル 23GSILC-762ML
- オリムピック シルベラード ベイトモデル 23GSILC-792M-HS
- アブガルシア ソルティーステージ プロトタイプ ベイトフィネス XKRC-79LT-BF
- アブガルシア エラディケーター ベイトフィネス ERD BFC EBTC-79LT
- アブガルシア ソルティーステージ KR-X ベイトフィネスカスタム SBFC-742MLS-KR
- ブリーデン グラマーロックフィッシュ GRF-TX73BM Rocketmaru
- ヤマガブランクス ブルーカレントⅢ 82/B
- メジャークラフト ロックライバー5G RV5-802ML
- チニング初心者に安いベイトロッドおすすめ
- チニングのベイトロッドは使い分けで楽しもう
チニングでベイトロッドが有利になる釣り方とメリット
チニングにベイトロッドを使用することのメリットと、ベイトタックルの利点を生かせる釣り方を解説します。
プラッキングよりもボトムズル
チニングが上達してくれば当然チヌ(クロダイ)のプラッキングゲームがメインになってくるはずですが、基本となるボトムゲームワーミングには意外とベイトのほうが向いています。
根掛かりしやすいボトム攻めに横擦れなど摩擦に強いフロロカーボンなどをメインラインにするときにスピニングよりも相性が良いです。
ゴロタ場
砂地や泥底をジグヘッド等でズル引きするのでは根掛かりが勃発してしまうような、
底の根が荒くなっているゴロタ場やカキひびが点在している場所などはフリリグやダウンショットもしくはゼロダンになり、
これらのリグの操作性は格段にベイトのほうがアップします。
手返しもよくなりテンポよく数が撃てるようになります。
岸際の接近戦
接近戦でのピンポイントへのキャストの正確性などについもベイトロッドのほうが操作性が向上します。
小場所でもスピニングのように横や後ろへテイクバックすることなく、
フリッピングなどで、近くの狙ったピンポイントを正確に撃ち抜くことが可能になります。
●ボトムズルに最適
●手返しがよくなる
●フリッピングなど小場所の操作ができる。
チニングのベイトロッドの条件
チヌ(クロダイ)のルアー釣りが流行し始めた頃から、ベイトロッドはボトムズルなど釣り方が似ているバス釣りロッドをソルトへ転用して使っていたアングラーもたくさんいました。
ソルトウォーターの世界で一早くからベイトタックルを推してきたアブガルシアなどのロッドのラインナップに
チニング用ではなくても使用できるものが数多く出され
それからシマノのブレニアスを先駆けとして、チニング専用ロッドの中にも徐々にベイトロッドが組み込まれてくるようになり、
現在ではハイエンドクラスのチニングロッドには必ず用意されています。
そんな現在のチニングロッドの特徴と選び方をご紹介いたします。
軽さ・感度
チニングにベイトロッドを使うにしても、あまり太すぎるラインは用いることなく
チヌ(クロダイ)特有のついばむような微妙なアタリを感知するためにはロッド全体が軽くて感度のよさが求められます。
プラッキングゲームの時などゴンッと強いアタックをしてくることもありますが、
ボトムズルのときはほとんどがコツッコツッという繊細なアタリです。それを拾える感度は最優先です。
そのため上位機種ほどティップにソリッドティップが使用されることが多くあります。
●できることなら感度の良いソリッドティップ
レングス
チニングでも長さは長ければ長いほど飛距離がでることは間違いありませんが、
チニングのベイトロッドは長くても8フィートちょっとまでです。
飛距離と操作性、ファイトからランディングまでの取り込みの良さを考えると7.5フィート～8フィートまでの長さが
いちばん取り回しが良くおすすめです。
それくらいの長さだとショアはもちろん、ボートでも邪魔になりません。
タイプ(硬さ)
チニングでベイトロッドを使用るのは、その利点を生かしてボトムズルの使用がおすすめで
ボトムズルを考えると、チニングのリグの場合軽くても3.5ｇくらい～15g前後。
これくらいのルアーの許容重量があるLタイプか、MLタイプがおすすめです。
チニングのベイトロッドおすすめ
シマノ 23ブレニアス B73L+
初代ブレニアスから発展をとげてきたチニング専用ロッドブレニアスシリーズのミドルクラスのロッド。
ちなみにエントリーモデルであるブレニアスBBにはベイトタイプはラインナップにありません。エクスチューン以外からチニング用のベイトロッドを選ぶとなるとこちらからになります。
これとが別にフリリグ専用のB74ML-Sもあります。
ダイワ シルバーウルフ AIR 76MLB-S
あるアングラーのおかげで、大人気商品でしょう。もういまや説明不要のチニングのベイトロッドのド定番的存在
中級者以上の方で予算が許すのであれば、こういったハイエンドクラスヘステップアップしてみてはいかがでしょうか？
ダイワ シルバーウルフ 83MB-S・W
こちらはエントリーモデルとハイエンドのちょうど中間に位置するミドルクラスのチニング専用のベイトロッドです。
おすすめは飛距離アップが図れる8.3フィート。
AIRをスタンダードの長さのもにして常用し、飛距離が欲しいときにロングレングスのこちらをサブとして持っていたら鬼に金棒です。
シマノ ブレニアスエクスチューン B76ML
筆者個人からのイチオシはこちら。 ブレニアスエクスチューン。
バスロッドでは定番になりつつあるモノコックグリップエンドとコルクグリップの見た目はやっぱりカッコイイです☆彡
オリムピック シルベラード ベイトモデル 23GSILC-762ML
2023年に新しくモデルチェンジされたシルベラードもまたチニングでは人気のあるロッドです。
これまでのロッドにさらに磨きがかかっています。
オリムピック シルベラード ベイトモデル 23GSILC-792M-HS
こちらはシルベラードのハードソリッドのソリッドティップを兼ねそなえたモデルで
762MLがベイトチニングスタンダードならば、
こちらは微細なあたりまで素早く感知し掛けに行く攻撃型。
アブガルシア ソルティーステージ プロトタイプ ベイトフィネス XKRC-79LT-BF
アブガルシアのソルティーステージのベイトフィネスシリーズから満を持して登場したチヌ(クロダイ)特化型のベイトロッド。
感度抜群のチューブラートップでボトムゲームの底の感知能力とプラグんぼ操作性も兼備。
このロッド7.9フィートあるのに自重がなんと77gしかありません。
アブガルシア エラディケーター ベイトフィネス ERD BFC EBTC-79LT
1.5gの軽量リグから15g投げられ8フィートにせまるロングレングスで飛距離もアップ。
少しロッドのデザインにアクセントとして一部に赤が入っておりこれは好みが分かれそうです。
アブガルシア ソルティーステージ KR-X ベイトフィネスカスタム SBFC-742MLS-KR
根の荒いゴロタ場や、磯や藻場の穴撃ちのときなど、掛けてから一気にボトムから剥がしてこないといけない場面で力を発揮できる
パワーのあるベリーからバッド部分の強さはシリーズ中最強！
相反する高弾性ソリッドティップを持ち繊細な感度で掛けにいきパワーのねじ伏せることができるゆとりがあります。
ブリーデン グラマーロックフィッシュ GRF-TX73BM Rocketmaru
ソルトライトゲームで多大な人気を誇るブリーデンのグラマーロックフィッシュシリーズのベイトフィネス専用ロッドからのチニングにおすすめはこちら
ブリーデンと聞くとアジングやメバリングといったイメージがありますが。こちらのロッドは大型のキジハタなどハードロックフィッシュやショアラバにも対応できるほどのパワーも兼ね備えています。
L、M、Hと3タイプ用意されている中で、レングスと許容ルアーからこちらのMタイプを選定しました。
ヤマガブランクス ブルーカレントⅢ 82/B
こちらもチニング用ではありませんが、ギガメバルからキジハタなどロックフィッシュ用のこちらもチニングにおすすめ。
流すぎない取り回しにちょうどよいレングスと～20gまでのリグおよびプラグに対応できます。
メジャークラフト ロックライバー5G RV5-802ML
メジャークラフトにはチニング用ベイトロッドは存在していません(2023年6月現在)。
ですがいくつかチニングに代用できるベイトロッドは、バスロッドなどいくつかありますが、
おすすめはこちらロックフィッシュ用のベイトロッド。
チニング初心者に安いベイトロッドおすすめ
ここからは、チニングをベイトロッドではじめたいと考えている初心者に
おすすめできるコストパフォーマンスに優れたベイトロッドを選んでご紹介します。
ダイワ チニングX 76L
ダイワの人気のあるチニングロッドの中のエントリーモデル。
3つあるラインアップからは、軽さ、ボトムズル主体に使うことを前提にするとこちら76Lがおすすめです!!
アブガルシア ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム STBC-792LT-KR
ソルトウォーターのベイトロッドのパイオイニア的存在のアブガルシアのエントリーモデルである
ソルティースタイルシリーズから出ているベイトフィネスカスタム。
2gの軽量ルアーから18gまで使用できます。
チニングのベイトロッドは使い分けで楽しもう
チニングのベイトロッドどれを購入しようかひとつお気に入りを選ぶことができましたか？
現在はチヌ(クロダイ)ルアー釣りにおいて、ベイトタックルが流行していますが、
逆にスピニングにはスピニングの良さがありそれぞれ個性があって特徴となる性格が違います。
ですからチニングにもベイトロッドを用いるのは流行だけに左右されず使い分けをしてほしいと思います。
※プラッキングはPEを使用してスピニングと使い分けを!!