IL Pescaria

チニングで釣れるリグの種類とそれぞれのメリットと使い分け方

チニングのリグについて解説します。

ご質問頂いた中にチヌ(クロダイ)のルアーによく使うジグヘッドなどとリグって何?というのが寄せられていたのでこちらで詳しくご説明することにしました。

プラグは使わずボトム中心でチニングするときに役立つリグの種類と、それぞれの特徴による追加分け方を解説いたします。




この記事を書いた人

ジグとリグの意味


バスからの転用されたものと新たに生まれたチヌ(クロダイ) を釣るためのチニング向きのリグ。最初にリグとジグの違いについてよく分からないという質問を受けたのでこちらでお応えします。

ジグは金属製のルアー=(疑似餌)のことを言い、いわゆるメタルジグとかジグヘッドと呼ばれるルアー釣り道具の一部。

反対に【リグ】とは、装備品のことを指し、いわゆるチニングなどの釣りでは仕掛け全般を意味します。

シンカー(錘)の部分とフック(針)、それらを結合するスプリットリングやスイベルなど一式を指してこう呼びわけです。

多種多様なリグも元々はバスフィッシングで欧米で生まれたものが日本に渡ってきてチニングなどソルトウォーターでも有効であることが実証されて今日のように一般的にも広まりました。


チニングジグヘッドおすすめチョイス15と今すぐ使える種類と使い方解説
チニングの定番中の定番ルアーといえばこのジグヘッド。手軽に遊べてとっても簡単に取り付けできすぐに始められます。ルアーを使ったチヌ釣りでボトムをズル引き …

チニングに使用される代表的なリグの種類

ゼロダン


根の深い場所=小さいゴロタや牡蠣ヒビが点在していたりするような底質や、テトラ付近での前討ちに最適なリグ。

カサゴなどの根魚狙いでは多用されているのでもちろんチニングでも岸壁キワキワとか、チヌにがたくさん居着いているストラクチャー周りを攻める時にはコレがおすすめ!

オフセットフックの利点を生かしワームは大きめのフロート(浮くタイプ)を使うとこのリグの良さが有効的になり根がかりも少なくしてくれるリグです。

ゼロダンの詳細

Oリグ(改良版)


丸い中通しオモリを使いその下に上向きに取り付けたフックにシモリウキを付けることで使うワームのよって半遊動式になり、 先にシンカーがボトムに着いたあとワームがゆらゆらとゆっくりフォールします!

また一番下のリーダーの締めくくりの部分にガラズビーズを挟み込みリトリーブを繰り返したときにビーズがフックとシンカーに当たって「カチッカチッ」と音を鳴らして音でもアピールさせるように使えることがフリーリグとの違いです。

Oリグの詳細

MKリグ(マッキンリグ)


いてばん手軽で安価にできるチニングの釣れるリグでしょう。ただこれもスイベルをかましいている人がいるのもそのはず、
キャストの仕方が悪かったりワームがシンキングタイプで浮かないタイプだと、チニングのようなボトムズルで使用した場合着底した時にフックが下向いたままとか変な向きになりやすい。

初心者の方でもはじめやすいのですが水中の仕掛けのイメージが湧かないと釣果が出るまで少し時間がかかるリグかもしれません。

ただ安いし簡単!

MKリグの詳細

テキサスリグ


ちょっといつもより奥へルアーを送り込みたいときにおすすめなのがこのテキサスリグ。

チニングはそんなに遠投しなくてもほぼ足元で釣れるので遠くへ飛ばしたいと思うときはそんなにないんですけど、シャローで遊んでるときに「あともうちょっと飛んだら…。」あそこまで届くのにって狙っているポイントに送り込みたいときにコイツの出番です!

ここで紹介するチニングのリグの中でいちばん飛距離が稼げるリグです。
シンカーとフックの間にスイベルやビーズをかます人もいます

テキサスリグの詳細

ネガカリノタテ 自作


この有効性はわかっているのになかなかみんな使っていないのはなぜかと申しますと、絶対根がかりしないわけではなくしっかり地面捉えたときはちゃんとロストします(泣)。なのに本物はお値段高め☆彡
根がかり多発のチニングでは財布にけっしてやさしくありません。

んじゃそんなにいいものなら安く自分でつくっちゃえってことで自作してみました。4つ作ってもうやめましたけど・・・。(つくるのが面倒。その時間に釣りいく。)興味ある人はご覧ください。

自作ネガカリノタテの作り方

 

フリーリグ


この5年くらいで一気にバス釣りで浸透したフリーリグもまたチニングで使用できチヌ(クロダイ)が釣れます。

Oリグのようにシンカーが先に着底し、そのあとゆっくりとアピールしながらワームが沈下していくくことでバイトを誘う遊動式タイプ。

ですがOリグよりも簡単で、先にシンカーを通しておきリーダーにフックを結んだら終了!

フォールでの誘い出しになるので使うワームは、写真に写っているフォール中にアクションするドライブクロー(手前)か、浮き上がろうとして斜め前方を向くバブルスピア(奥の赤い方)などのフロートタイプがこのリグを生かせます。

このリグの使い方としては先にシンカーだけ落とした時点で逃げてしまうことを考えると岸際とかヘチ釣りとかには普通のジグヘッドの方が良く比較的オープンな場所向き

そのほかラインやリーダなど基本的な仕掛けについてはコチラ↓


チニングのラインの太さや号数!PE、フロロ、ナイロンのそれぞれの特徴と使い分け方
チニングに最適なラインをお届けするこのコーナー。 チヌ(クロダイ)をルアーで釣ることから生まれたチニングはプロアングラーが考案したものなのでそれこそラ …







モバイルバージョンを終了