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アジングの釣り方講座!初級者必見の基礎となるアジ釣りのキホン

アジングの釣り方を解説します。通常のただ巻きと呼ばれる巻き取るだけでも簡単に釣れちゃうのがアジングの醍醐味ですが、ではその「ただ巻き」とは何ぞや?という疑問が出てきます。

まずは基本の釣り方を理解してそこから応用となる速度を考慮した釣り方から学んでいくもっとも基礎となる初級者向けアジングの釣り方講座です。

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アジングの釣り方:①ただ巻き

画像:PhotoAC

基本、任意のレンジまで落としたら、ただ巻きしてくるだけ。

ゆっくりとスローリトリーブから、食ってくることが分かるような活性が高い状況では早く巻くファストリトリーブまで。さまざまな状況に応じて使い分けができるように習得しておくと釣れる確率がグンとアップします。

基本の釣り方②リフト&フォール

画像:PhotoAC

デイゲームのアジングに有効な動かし方です。ボトム付近を落としたり軽くあおりを繰り返すしながら、引いてくる手法です。

ロッドをゆっくり煽ってリフトアップ、それからロッドの高さを平行に戻し、そのときに出来た糸フケ分だけをゆっくりと巻いてくるときにフォール。これを繰り返します。

フォール中に食ってくることが多いですが、ロッドをあおるときのスピードを速くしてリアクションバイトは活性が低く食いが渋いとき、寒気の大型アジ狙いで有効。

巻き速度(リトリーブスピード)

アジング初級者がいちばん最初にぶち当たる壁がこれ、巻いてくるときのスピードです。いったいリールをどのくらいのスピードで巻くのがちょうどよいのかはじめはわからないと思います。

巻き方がわかたっところでも、状況に応じて使い分けができるようになることも肝心です。どのような状況でどのような巻き速度でリトリーブしてくるのがいいのか下記でふたつに分けてまとめてみました。

遅巻き(スローリトリーブ)

画像:PhotoAC

初級者におすすめの基本的にアジングの釣りはこちら、遅巻き=要するにゆっくりとした巻き取り方のスローリトリーブになります。夜のアジング釣行によく用いられます。

遅巻きの最大のメリットは活性が低い時にも効果があること。活性が低く食ってこない状況では高速で巻いたり、変にアクションを入れたりすると一瞬でスレてしまいます。そういった状況ではリトリーブスピードを遅くすることで食いっ気のないアジも「しょうがない、食ってやろ~かなぁ」と口を使うようになります。

また通常アジの主食はアミや小さなプランクトンの類。それらは動きが遅いためそのような状況では圧倒的にスローな巻き取りのほうが有利になります。

巻き取りは、2000番前後のリールで約1秒1回転くらい
を目安にして、ジグの重さやそのときの潮流を考えてその場で調節してみてください。

また、スローリトリーブだとアジだけではなくメバルやカサゴなども早巻きよりも食ってくる確率が上がります。アジングにおいて外道といえば外道ですが、初級者にとっては嬉しい誤算です。ゆっくり巻くとほかの魚種特に根魚が多くかかるようになるようです。さらに大きいものではチヌ(黒鯛)が食ってくることもあります!

早巻き(ファストリトリーブ)

画像:PhotoAC

アジは基本的に青物の魚種で回遊魚。泳ぎも速そうなので必然的に早巻き=ファストリトリーブが適正なように思うし当然そのような状況もあり得るのだけど、こと早巻きはアジングで大切なレンジキープが難しくなることが最初に難題となります。

どうしても早く巻き取るとルアーは自然に水面近くまで浮き上がって来ることになり、任意のレンジを通してアピールする時間は必然的に短くなってしまう。

アジが泳いでいるレンジ(タナ)を把握したら、そのレンジをじっくりキープしてくることがアジングの釣りでは重要になります。このあたりが初級者ではてこずる。

ですが遅まきで食ってこない状況でも、早巻きに変更した途端、食ってくるようになる場面もしばしばあります。

結局は何度もやって慣れが必要です。

状況の見極めが肝心で、それに応じて遅まきなのか早巻きかの判断で、いつでもその時の状況に合ったアジングが出来るように日頃からあらゆる釣り方を習得しておき、引き出しを増やしておくことが大切になってきます。

釣り方の応用=アクション

上記の基本となる釣り方では巻いてくる基本となる動作を説明しましたが、このほかにジグ単や
プラグと、

メタルジグなどのときにルアーにアクション(動き)を加えてやることもアジングには非常に有効になってきます。

アクションの入れ方(ジグやプラグの動かし方)は別章で、ひとつひとつ詳しく図解付きで解説していますので、併せてご覧ください。↓

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