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ルアーじゃ釣れないと諦めてた初級者ルアーマンを覚醒させた3つの手がかり

ルアーじゃ釣れないと感じるときはエサ釣りから転身した人もルアーからはじめた人も一度は通る大きな壁。なぜ釣れないのかその理由もわからずに怒涛に迷うこともしばしば。ルアー釣り初級者だった自分が”たまたま釣れた”から「自ら釣った」と言えるようになった経験をを元に疑似餌を使用したルアー釣りの原点をから釣れるようになる打開策をまとめてみました。

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ルアーで釣れないと感じるとき


画像: pixabay

どこかで見て教えてもらった釣り方で釣っても「釣れない」となっていませんか?その理由も「このルアーは釣れない」と思ったのか、「この場所に魚がいない」と思ったか…。はたまたロッドやリールが合っていないと感じたか。いずれにせよ1度や2度の釣行でルアー釣りを判断することはできません。

ルアー釣りをはじめたきっかけは「なんだかカッコイイ」、「生き餌を触るのが苦手」など理由はさまざまでしょう。とっかかりは何にせよ、エサにしてもルアーにしても同じタックルでも状況が変わればまったく釣れないこともあるのが釣りは奥が深いと言われる所以です。

中には自分の専用タックルまで用意してルアー釣りをはじめて2年間続けても1匹も釣れずそのまま辞めてしまった…。という残念な人も見てきました。Youtubeなどで見るといとも簡単にルアーで釣っているように見えてもそこには釣りやすい場所であったり、ベイトの有無、潮周り(時間帯)、適切なルアーの選択、またアクションの付け方だったりそのときの状況に合わせてひとつひとつ考えられています。決して釣果は偶然の産物ではありません。

何度も頭で考え投げて試してみてはじめて釣果につながるのです。


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①他人のノウハウは参考程度に


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今では釣具屋さんやSNSで近隣のフィールドの状況や釣果情報はいくらでも手にすることができます。以前に友人と釣行予定の前日にある場所でベイトが湧いているという情報を聞きつけ場所を変更して行きました。

そのときに友人は何も考えずにいつものクローワームのまま釣りをし当然のように釣れないと言っていましたが、私は”場所が変わった”、”ベイトがいる”というその情報を元にベイトに合わせてプラグルアーを使用して自分だけ大きな個体の魚を2匹釣りました。プラグを使用していたことを知った友人がルアーを交換したらすぐに釣れるようになったことがあります。

情報はあくまでも参考材料です。そこにプラスできる自分のこれまでの経験は必須なのです。

ノウハウ【know-how】とは実際的な経験から得た知識のことを言います。誰かの釣れたという情報だけを鵜呑みにしてやってみてもたまたま釣れることはあっても続けて釣ることはほぼ不可能です。

②再現性のある釣りをする


出典: Winyah Guide

再現するとは一度過去にやったことを、もう一度同じ状況、同じやり方で再び表すことです。釣りで釣れないと感じたときの打開策で、まずはこの再現性が重要になってきます。
釣れた時に、それが「たまたま」だったのか、それとも「自ら釣りあげたのか」は連続した結果を元にしてみないと“釣れる経験”として手法を自分の中に蓄積できないからです。

ただやみくもに自分の好きなルアーを投げて見て、釣れたとしても同じような状況下でもう一度その釣り方で釣ることができるか。ここけっこう大事な部分なのです。
それをあらゆる釣ったという経験を自分の中に貯め込んでいくことで引き出しが増え、いろんなパターンに対応できるようになってくるのです。

そのためには、どんな状況下で、どのルアーを用いて、どんな釣り方をするのか一回一回釣るごとに頭の中で考えながら釣ることが必要になってきます、そうしなければ釣れたとしても何故釣れたのかがわからないので、同じことを繰り返すことができないからです。

例えば、下げ潮の、下げはじめから2時間くらいしてから、グリーンのカラーのルアーで、橋脚の周り1メートルくらいのコースをゆっくりとしたリトリーブで巻くと釣れた。など釣れた後に自分が他人へも説明できるほど考えて釣ると自らも、また同じような状況になたっときに同じ釣り方で試してみると釣れるようになってきます。そのパターンの数を
増やしていけばどのような状況にでも対応できるように=釣果が出やすくなるのです。

③自己体験をデータ化


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経験を蓄積し分析、次に生かす
再現性が出るように1回1回の釣行ごとに考えて釣りをします。そしてそれをデータとして自分に残していきます。

まったくアタリがなくとも、潮が動きはじめた時点でルアーのチェンジしたら釣れたとか、少し天気が変わってきたのでルアーのカラーを変えてみたらアタリの数が減った。そしてまたカラーを元に戻すと釣れ始めたなど、釣れなかった経験も自分の中に経験として蓄積していきます。

そうするとおのずと自分自身の経験から「このような状況ならこうしたら釣れる」、「こんなフィールドだとこうすると釣れない」などの経験から得た知識が増えます。それこそが自分だけの宝物であり、釣り続けるために大切な経験になってきます。

実戦で釣るための打開策

ルアー釣りで続けて釣れるようになるための手がかりがわかたっところであとは実践あるのみ。釣行時にいろんな状況に応じてたくさんの釣り方を試してみてそれをデータとして残していきます。その際に必要になってくる釣りの「切り替え方」を解説します。

時間帯を変える


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慣れてきて潮を読み状況を把握視させすればった30分くらいでサクッと釣って帰ることもできますが、場所によって釣れる時間帯は異なります。一般的に釣れる潮周りは潮が動き始めて上げ7分、下げ3分が釣れると言われていますが、上げはじめしか釣れず、下げも動きが鈍り始めた動き出しから3~4時間後から釣れはじめる場所もあります。

ですから1回の釣行時間が長い人の方がデータが得られやすく、どうしても1~2時間の短時間釣行しか行けないひとなどは行こうと決めた場所の釣れそうな時間帯を絞って何度か通うことが初級者にも釣れる近道になります。予想が外れたら天候や潮を見て少しづつ時間をずらして行ってみればいいです。

釣りをはじめたときにビギナーズラックと言ってベテランアングラーよりも大きな魚が釣れてしまうこともあります。それ自体は「こうしたら釣れたという経験」として後々残るものですが、ただそれはほぼ運でどのルアーを使いどこにキャストしたかを覚えているものの、そもそも頭で考えて狙って釣ったのではないから細かなレンジやトレースコース、アクションなどは覚えていないことがほとんど。だから運なんです。


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ランガンを意識する


画像: envato elements

シーバスやフラットフィッシュ、オフショアでの青物などは同じ場所でルアーを投げ続けるとスレさせてしまうことが多いです。そこで1匹でも掛けたのならいいですが釣れない状況で同じ場所で永遠投げ続けても魚を散らしてしまうことに成り兼ねません。

ある程度の回数投げたら、10m~20mくらいずつ歩いて移動し、動いてもダメならその場所を見切って違う場所へ移動します。

アジングやショアからの青物や真鯛を狙っている場合、漁港などベイトが回遊してその場所に溜まっている場合などは動かずに一か所で釣り続けているほうが釣れるときもあります。

 

リトリーブスピードを変える


画像: shutterstock

デイゲームだと見切られないようにルアーを高速で巻き取っても魚が気づき追って食ってきますが夜は初級者の方が想像するよりもはるかに巻いてくる速度はゆっくり巻くほうが釣れる場合が多いです。

もちろんそこにいるベイトの泳ぐ速さと同じくらいにしなければいけないのですが、まずは夜はゆっくりスローに巻くことを意識してみてください。巻くか巻かないかのギリギリのデッドスローや、流れにルアーを乗せて流すドリフトが有効な場面も多々あります。

また、活性が引くい状況ではただ巻きではなくジャークまではいかなくても時々軽くロッドを煽ってトゥイッチを入れたり、ひたすらリフト&フォールを繰り返すなどすると食ってくることもあります。活性が低そうなデイゲームで有効です。

 

トレースコース、レンジを変える


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ベイトが居る場所を見つけた時など、同じ場所で同じ1か所にキャストしてもアタリが得られない場合1mくらいルアーを通すコースをずらしたり、レンジを変えただけで食ってくることがあります。

キャストする箇所を狙い定めたら、その個所の上のレンジからボトム付近までくまなく探ってくることでヒットレンジを見極められます。これをレンジエフェクトと言います。

ストラクチャーなど予想が付きやすい場所を除いたオープンエリアでは立ち位置を変えずに足元付近から扇状にキャストしてコースを変えていくと無駄なく辺り一辺をくまなく探れます。アタリがある場所を見つけるまで面倒がらずにじっくり誘い出すことも大事な時間帯。そのあと釣れたときに感じる大きな喜びもまた釣りの醍醐味です。

 

ルアーをローテーションする


画像: shutterstock

「この場所のこの状況ならこのルアー!」と信頼できるルアーならそれを投げ続けて釣れる可能性もあるでしょうが、そのような状況下でどのルアーが適切なのかを判断するのは経験の少ない初級者には難しいです。

レンジを変えたりコースを変えてもヒットしないときにルアーをチェンジしてみると反応が得られることがあります。同種類のルアーでもカラーを変更しただけで食ってきたなんてこともあるのです。

ベテランアングラーほど釣果を出しているのはさまざまなコースを、いろんなルアーで投げてみた結果です。どれが釣れる方法かわからない場合はなおさら釣れるまですべての方法を試してみる!!それが釣果を上げるためにも、今後のデータを蓄積するにも必ず役に立ちます。


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同じ場所で…


画像: pixabay

「釣れない」から「釣る」、「釣れる」へ変貌させるためのデータを蓄えていく一番の近道は同じ場所へ通い詰めてみることも有効な手立てです。もちろん日々変わる潮周りに応じて行く時間帯を変えてみたり、ルアーを変えアクションの付け方を変えていくなどは必要になってきます。いろんなポイントを転々とするよりは少しずつ時間をずらして通うだけでもその1か所の場所で釣りやすい潮、ルアー、時間帯や天候から「釣れる状況」を絞っていきやすくなります。

まとめ

「ルアーで釣れない」と言っている人の多くは一つのルアーで同じ場所で投げ続けるなど考えながら釣っていない人が多いです。それではまったく運以外に釣れることはないでしょう。

釣り動画を見てみるとよくわかります。そもそも釣れる場所を選んで釣れそうな時間帯に行っているのですがそれだけではありません。動画に出るようなプロのアングラーほど状況を読み考えながらいろいろやります

状況を見極め予測し、いろいろ試します。それを繰り返し自分の引き出しを増やしていくことが釣れるようになるためには肝心なのです。

最初は予測が外れたとしても、その外れた予測でさえもデータとして自分の中に残ります。まずは頭の中で考えながら釣行することを意識して努力を重ねてみてください。

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