ポッパーのアクション・動かし方・アワセのタイミングなどチヌ(クロダイ)のポッパー釣りは夏限定!はやくて7月中旬から9月初旬まで。西日本から北によっていくほどその期間も短くなると言われています。
シーズンが極短く限られた期間にしかなくポッパーでは狙えないためにこの時期にどうにか一匹でもいいから釣ってやろうと頑張っている人も多いはず。
ポッパーなら俺に任せとけと言わんばかりにバサーの人たちもこの時期だけポッパーでのチヌ(クロダイ)狙いに参加してくるひとたちもたくさんいてさすがに上手くて負けそうになります・・・。
そんな中で日頃からチニングだけやってるけど初のポッパーシーズンを迎える人から、「今年はもっと釣ったるぞ!」っていうこの時期を心待ちにしていたチニングアングラーの方にも今の自分のおさらいするためにもポッパーのアクションとかそのほかいろいろ使っていて感じたこと書いていきます。
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
アクションについて【基礎編】
この動画ポッパーの基本的な動かし方をまず覚えるのには覚えやすくておすすめです。?
まずは派手に左右に首振ってドッグウォークさせるのではなく、まずロッドティップをあおってルアーを沈め⇒ロッドをもとの位置に戻したるみを作る(このときにリールを巻く)
この繰り返しでポッパーのカップを上下に振って音とスプラッシュを出す基本的な動かし方を何度も繰り返して体得しましょう。
これがポッパーの基本的なアクションになります。着水した時点で大きな音もスプラッシュも出ています(チヌもその時点でルアーから離れています)
着水後はすぐにアクションを加えず波紋が消えるまで少し待って、動かし始めます。
そこからはゼッタイ!止めない、止めてもポーズ(丸い波紋の中にルアーが残っている間だけ止める)程度=波紋が消える前に動かすことが肝心。
適したロッドとアワセのタイミング【初級編】
チニングでもポッパー専用のロッドとかありますけど必要ありません。 今手持ちのチヌ(クロダイ)ルアー釣りに使っているもので慣れましょう。
吸い込みの良いティップの柔らかめのものよりは固めのティップのほうがポッパーにアクション入れるのはラクに行えるのは確かですが、使うポッパーの種類によっても操作の仕方はさまざまでそれもすべて慣れです。
まず
できたら、ドッグウォークですがこれも達人によれば食いが下手なチヌ(クロダイ)はバラシやすいのであまり動かさないほうがいいと言われています。
が、私自身もあまり特に気にしてはいません。
それよりもプチュッ、プチュッとスプラッシュ音と一定のリズムで波紋をつくりながら引いてくるアクション。これだけで十分釣れます。というかチヌ(クロダイ)は、あまり派手な動きは好まないように思います。
ポッパーに食ってくるチヌはいきなり水面をジョボッと飛び出してきてルアーに食らいつくので、瞬間的にすぐにアワセを入れてしまうのですが、水面から飛び出してきてすぐにアワセると大概バレます。
必ず一呼吸置く。コンマ何秒か待ってラインを送ってやるイメージ。
水面から飛び出して食って水中にポッパーごと持っていくとロッドに重みを感じます。アワセはその時がベスト。
ロッドに重みを感じたらアワセを入れます。
飛び出したけど重みを感じないアタリならそれは “いらないアタリ” です。すぐ回収してもう一度投げましょう。
ポッパー使うときのライン選択【中級編】
慣れてきたら吸い込みやすくて浮くナイロンリーダーもポッパーのアクションをつけやすくするだけでなく伸びるナイロンは吸い込みもよくなるので変えるといいことが増えるかも。
ただし、変えたからと言って劇的に釣果が変わるのではないのでこれも普段通りの0.6~0.8のPEに10~16lb程度のリーダーのままでイケます。
太いフロロ(ベイトで釣る人)とかPEでも0.8以上で釣る人はライン自体が沈んでしまいやすいので、本来水面を動かすポッパーには比重の軽いナイロンが適しているといわれていますがそこまで気にする必要ないです。
何もない広大なオープンウォーターで水面を這わせているよりも、ストラクチャーがらみや、根の荒い場所の上でできるだけアクション入れたほうがチヌ(クロダイ)が居ついている。
そんなとき横スレに弱いPEだと掛けた後ラインを持っていかれ根に入られたら一発でライン切れます。(経験済み)。
そんな場合は場所に合わせて、リーダーを長めにとるか、7lb~12lbのフロロやナイロンなどの太いラインを使えるベイトタックルがにする方法もあります。
モーリス ショックリーダー バリバス VEP
ポッパーのフックって大事なの!?【上級編】
チヌ(クロダイ)はバスなどと違い周りの水ごとポッパーを飲み込んだりしません。口でかぶりつく。この”小さな”(しかも固い)口元にちゃんとフッキングしないとバレやすいです。
でこのバレるときって大概食ってからランディングするまでのやり取りの時に起こるのが大半。フッキングが浅いとき
んです。
そこでフックの部分がクルクル回るスイベルになっているポッパーとか出てたり。自分もアシストフックに交換したり、横穴タイプのシングルフックに変えてみたりといろいろやってみたけど、バス用のポッパーそのまま普通のアクションで釣れます。
シングルフックの方が吸い込みやすくバレにくいけどフッキング率は下がると思います。バレても一旦掛けることのほうを優先するとトレブルフックでいい気がする。
要は食ってからのロッドとリールの操作次第でなんとかなります。ドラグが必要なら少し弱めてラインを送ってやり、右に泳いだらロッドは右へ傾ける、左に逃げ始めたらロッドは左へ寝かせる。
回遊魚の釣りに慣れてる人は自然と身についているとロッドワークだと思います。この動かし方でフックはそのままでもバラシは軽減できます。
刺さりが抜群に良い!ダイワのSacsusのトレブルフック▼
ふたつあるポッピングダックの一つはこのフックに交換して使っている。
ダイワ D-トレブルフック サクサス 4S #4