宮崎県大淀川のとある学習館で実際の魚を絵の具を使って描写した「カラー魚拓」の展示会が行われました。
アカメの釣り名所や高橋慶朗プロがシーバスで記録をつくったことでも知られる宮崎県では絶滅危惧種指定のアカメやオオニベなどの生息地でありそういった地元の魚を中心に色鮮やかに描かれています。
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描いたのは地元の女性クリエーター
宮崎市の大淀川学習館で「カラー魚拓のいざない」が開催されました。
展示会に出品されているのは色鮮やかに描かれたカラー魚拓といわれるものです。
描いたのは宮崎市内でカラー魚拓工房を営むクリエーターの永友博子さんと上杉玲子さんのお二人です。
お二人が制作したカラー魚拓52点が展示されました。
魚の内臓を取り出し、元の大きさになるようお腹に布などを詰め込んで成形しなおし、
魚に布を貼り、版画用の油絵の具を用いて丁寧に描かれています。
魚の個体に墨を塗り、紙に移す魚墨(ぎゃぼく)の魚拓と異なり、
魚本来が持っていたウロコやヒレの特徴を繊細に描写、自然な魚んの色合いを出すことを心掛けているそうです。
現在、流行しているデジタル魚拓サービスとは違い
ひとつひとつ手と油絵の具で描かれる手作りアート☆彡
この展示会は7月9日まで行われます。
お近くで気になる方はぜひいちど現物を見てみてください。
デジタルアートとは違うその質感に独特の風合いや良さを感じとっていただけることと思います。
ちなみに永友博子さんが運営されている工房はこちらです