ブラストBJ インプレです。スピニングのロッドを購入しオフショアライトジギングで実釣してきました。
シリーズ中のラインナップに2モデルしかないスピニングの中でも不意の大物にも対応できるブランクスパワーも持ちながらキビキビとしたジグの動きが可能だという触れ込みのあったブラストBJ 63XXHS・Yの実力とは?
実釣インプレをどうぞ!
記事内画像:Il Pescaria
気軽に大物が楽しめるライトジギングだけを8年続けているという偏った釣りをしています。青物の強い引きに魅せられてどこへでも出かけていきます。日々進化する昨今人気ののショアライトジギングからショア、オフショア問わずジギングもこれまでの経験から実釣で生かせる釣り方やタックルのことを紹介していきます。
ブラストBJ 63XXHS・Yの基本スペック
ブラストBJは、シリーズのほとんどが近海ベイジギング専用に開発されたスロージギング系のロッドのラインナップになっており、スピニングは2本しか用意されていません。
その中でも大物が掛かっても弾かない太過ぎないティップ、かつ大物のファイト中でも余裕を持って挑めるパワーのあるブランクスが欲しくて最終的に選んだロッドがこちらでした。
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 |
---|---|---|---|
1.91m/6.3ft | 2本 | 144cm | 135g |
先径/元径(mm) | ジグ・ルアー重量 | 適合ラインPE | カーボン含有率 |
1.9/10.9 | 80~200 | 0.8~2.0 | 92% |
このクラスのロッドとしては非常に軽い。これは昨今の軽量化の流れなのでしょうか…。
それでもダイワのカタログ上では「10kgクラスの大型魚とのファイトも…」なんて書いてありましたので、早速使ってみることにしました。
不意の大物にも対応可能。10kgクラスの大型魚とのファイトも視野に入れ、速潮時での150g以上のジグの操作性、水深100mオーバーでの釣りを意識した。
出典:ブラスト BJ|DAIWA
ブラストBJ 63XXHS・Y実釣インプレ
ここからは2週に分けて、2回遊漁船に乗り、実際にオフショアの船上でライトジギングを試したインプレをお届けします。
軽さ
持ってリールをセットしジグをキャスト後にリーリングしていても先重り感とか、重たさは微塵も感じません。
自分がライトジギングにのめり込んだのはほんと7,8年前のこと。いろんなロッドを使ってきましたが、
オフショアのライトジギングロッドは、ショアジギング用のそれと比べても以前から自重は軽いものが多かったです。
自分はこの軽さ=パワーの無さ…と思っていた時期もあり嫌っていたのですが、これは何度も落としてしゃくって巻いてを繰り返すライトジギングにおいて疲労軽減に一役買ってくれると思っています。
蓄積されていく疲労も体力的には、魚を掛けてからのファイト中に集中して温存しておきたいのがアングラーの本音です。
しゃくったりリーリングの誘いの段階では、ロッドの軽さはアドバンテージが大きいと思っています。
ジグの操作性
ティップがチューブラートップ仕様になっているため、ジャーキングは楽です。
ロッドを動かすだけで意のままにジグを操ることができる柔軟なティップの印象が強いです。
ジグは自分の行くフィールドは60~80gが主体ですが、自分はパワーのあるブランクスと固めのティップが好みなのでこのモデルを選びました。
グリップエンドの長さ
この部分は、釣れるターゲットの運動量と力が凄いので、
アングラーの脇に挟んでロッドを固定します。そのときにこのリールシートからエンドグリップまでが長いと助かります。
ブラストBJは長すぎることなく脇に挟み力を入れやすい長さになっています。
掛けてからのティップとブランクス
今回自分がいちばん伝えたかったのは、魚を掛けてからファイト中のティップとブランクスの状態。
自分はそんなに力があるほうではなく体格も小さい方なので、それを前提に率直に言うと・・・
最後に釣れたときの写真も披露しますが、これ体長80cmクラスのブリが掛かった時には相当しんどかったです。
30センチ~40センチくらいのヤズ(ブリの幼魚)なら全然余裕。
ハマチ(ワラサ、イナダ)クラスでもなんとか取り込めるイケる!
けどブリはしんどかったですね。
掛けてもバレやすい口が堅くて歯が鋭くフッキングしにくいサワラやタチウオなどはこれくらいの柔らかさのティップがいいのかもしれません。
こpのティップで、あともう少し太いブランクスだったら最高だったかも…
相性の良い組み合わせリール
今回自分が合わせたのは21ツインパワーXDのC5000XG
80グラムのジグまでしか今回は使用していませんが、自重の軽い21ツインパを組み合わせても、先重りとかは何も感じませんでした。
ただパワーは申し分ないものの、手元がガッチリと固定されているという安心感には
もう少し重たくて数字ではなく感じるパワー感のあるツインパワーSWの方が合っているようにも感じました。
ブラストBJインプレまとめ
実釣したインプレをお伝えしましたが、これからライトジギングロッドを新調しようとする人のためになっていますか?
2日渡って実釣してみて、1日目はヤズ6尾、ブリ1尾。2日目はブリ1尾、ハマチ1尾、真鯛1尾とまずまずの釣果。
数釣りを主体にライトジギングを純粋に楽しみたいのなら、2万円台で買えるロッドとしては非常に優秀!!
ただ自分の場合はもう少しパワーのある方が好みです。
もう少しティップとブランクスが太くてパワーのあるほうが大物とのファイトは楽になりますが、ヤズクラスが掛かった時には硬くて弾いてしまう可能性も出てきます。
ここはどんな釣りをしたいのかというそれぞれの好みによると思いますので、どっちがいいのかということは言えません。
ブラストBJはコスパも高いと思いますから、これからライトジギングをはじめる方の最初の1本としては最適だと思います。
ダイワ ブラストBJ 63XXHS・Y