エギングで釣れるイカはどんな種類があるのか?気になりませんか?
釣って楽しいし、食べても美味しくあまり食べず嫌いの人とかいない人気の釣りターゲットですが、
アオリイカ以外に、スーパーでよく見掛けるミズイカやスルメイカって釣れないの?
釣れるとしたらどこで、いつ釣れるの?などエギングで釣つることができるイカの種類ごとに生息地や時期などのご質問にお応えします!
エギングでしか釣りをしたことなく釣り歴5年。友人に連れられ釣り初体験したのがエギングでした。その日に偶然釣れてしまい一気に魅了され今ではソファにアオリイカのぬいぐるみ。ロッドソックスはケンサキイカなど”イカれてしまった”エギングマニアです。初心者の頃にたくさん失敗した事~安定して釣れるようになった経験を基にみなさんに情報をお伝えしていきます。最近他の釣りにも興味深々!釣りの幅を広げたいと思っています。
エギングで釣れるイカの種類
↑へへ~^^/
ちょっとこの写真は盛り過ぎましたかね、どうしてもお見せしたくてwww
(イカの種類は不明です)
こ~んな大きなイカがエギングで釣れることは日本ではないと思いますが、日本近海に生息しているイカの種類は100種を超えると言われており、漁網に掛かったり潮の干上がった丘の上で見つかったりするニュースはたくさんこれまでにも事例があります。
とはいっても私たちが実際にエギなどを使用したイカ釣りで日本で釣れるイカはその中でも数種類ほどです。
ここからはエギングで釣れるイカを、釣りやすい順に6種類ご紹介し、釣れる時期と生息地など釣れる地域のお話をしたいと思います。
アオリイカ
エギングで狙うイカの種類の中でもいちばん好ターゲットになるのはアオリイカです。
それはショアから釣ることがほとんどなエギングの場合に、沿岸部に生息し岸近くにまで近寄ってくるアオリイカが釣れやすいからです。
ほぼ釣れるサイズは春でも1~3kgくらいが一般的ですが、太平洋側の比較的暖かい海水の黒潮に乗ってやってくるアカイカ系とよばれるものは5kgちかくにもなる大型のものが釣れることがあるそうです。
日本にいるアオリイカの中にも種類があり、シロイカ系、クアイカ系、アカイカ系と3つに分類されています。
また、呼び名もさまざまでスーパーの鮮魚お刺身コーナーでよく見かける「水イカ」=ミズイカやバショウイカ、クツイカ、モイカなども実はすべてアオリイカのことを指しています。
生息地 | 日本各地に生息。特に多いのは福井県より南の日本海側と 茨木県より南の太平洋側 |
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釣れる時期 | 春と秋 |
コウイカ
アオリイカを釣りにいったときに掛かることもあり、容姿も似ているため見間違うことも多いコウイカです。
名前のコウイカ(甲イカ)は頭の大きな甲羅状のヘルメット!?鎧!?のような固い骨があることからこの名が付いています。
体内に蓄えている墨の量がもっとも多いイカで別名「スミイカ」と呼んでいる地域もあります。イカ墨パスタの材料になったり、古くから水彩画などに用いられる”セピアカラー”の染料として用いられてきました。
海底の砂地に潜って休んでいることもあるほど、ボトムに着いている種類のイカです。底を探っているときに釣れることが多いので、タコエギでボトムズルしてるときに掛かることもあるそうです。
根掛かりしたのかと思っていても巻いてくると巻けるしゴミがくっ付いてるのかなぁ~と思って寄せてきたらコウイカだったってことも意外とあります。
イカの中でも特に肉厚で食感が良く、シーフードミックスとかによく入っているゴロゴロッとしたイカはたいがいコウイカです。
生息地 | 関東より南全域 |
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釣れる時期 | 春と秋 冬に釣れる地域も |
ヒイカ(ジンドウイカ)
時期になるとスーパーなどに何匹も入ったパック詰めで何百円と言う安価で売り出される小さなイカです。
大きくなっても15センチくらいにしかならず、一度群れにあたると爆釣することがあります。ヒイカ用の小さいエギで釣ります。
エギングしている人が産卵直後のアオリイカの新子と間違えることもあります。
小さなシラスやエビを捕食し波が荒くない港湾部の静かな場所を好み、また光に集まってくるので、外灯が点在する漁港などで見かけられます。そのためヒイカ狙いなら夜がベスト!
届く範囲に群れがいた時には網ですくって獲れるほどの大群を目にすることもあり、その場合エギングで釣るよりも、どうしても獲って食べたいなら網でザクッと掬ったほうが早いかもしれませんww
生息地 | 北海道以外の日本各地に広く生息 |
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釣れる時期 | 冬 |
ヤリイカ
槍の先っぽのように尖った形をしているため槍イカ(ヤリイカ)と呼ばれています。
よく剣先イカと見かけも似ているため混同されることが多いですが、ヤリイカはもっと体色が澄んだ透明感の体色をしており、ふたつを比べるとよりヤリイカの方が尖っており、触腕が短いのですぐに見分けがつきます。
冬に産卵期を迎え2月いっぱいくらいまでの接岸してくるタイミングがエギングでの狙い目となります。通常のエギとは異なる「スッテ」と呼ばれるエギを用いて釣りますが、
アオリイカの時のように大きくシャクる必要はなく、スッテをただ巻きしてナチュラルアクションで誘います。
適度な甘みがあり、コリコリとした食感で刺身がとても美味しく、透き通った身も美しいことから居酒屋さんなどの活いか造りなどに用いられます。
生息地 | 北海道以外の日本各地に広く生息 |
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釣れる時期 | 冬 |
ケンサキイカ
先ほどのヤリイカと形が似ているのがケンサキイカ(剣先イカ)です。
ですがケンサキイカは倍以上長い触腕を持っており、別名アカイカとも呼ばれるほど新鮮であるうちは赤茶色の個体をしています。
一般的に食卓に上るマイカとよばれるものはこのケンサキイカのことをさししています。
エギングで釣れる時期は産卵の為に、岸近くに寄ってくる春~夏。夏イカとして知られているため刺身で食べて美味しいのは7月~9月の間となっています。
また産卵期に釣れる子持ちイカは煮付けにすると美味。
生息地 | 関東地方より南の沿岸部 |
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釣れる時期 | 春~夏 |
スルメイカ
私が食べていちばん美味しいと感じるイカがこのスルメイカ。輪切りになって冷凍ものにしてあるものとか、煮ても焼いても美味!!
日本のイカの中で漁獲量が最も多くいちばん食卓で親しまれているイカです。
エギングでも果敢にアタックしてくる種類のイカで釣りの対象としても人気があります。
アオリイカの時よりもだいぶん小さめのシャクり方で、ピッチを狭くして早く動かして、3回くらいシャクったあとにラインを緩めずに張った状態のするとわかりやすいアタリがあります。そのとき即座に合わせを入れると釣ることができます。
時期は6月くらいから9月いっぱいで、日本各地に生息しており数少ない夏に楽しめるイカ釣りが堪能できます。
生息地 | 北海道から九州までの日本各地 |
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釣れる時期 | 初夏から秋 |
引用画像:Photo AC