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バス釣り初心者のベイトリールおすすめ8選!選び方から推奨理由と購入後の使い方

バス釣り初心者ベイトリールおすすめ

バス釣り初心者の方におすすめのベイトリールをご紹介します。

ベイトリールは扱いにくいとか特徴的な面も多くて、最初に選ぶ1台が釣果だけでなくその後のテクニック上達にも影響してくるため選び方も肝心です。

この章ではおすすめの機種と理由づけも添えて、バス釣り初心者の方へわかりやすく選び方のコツもお伝えします。




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バス釣り初心者におすすめベイトリール

初心者の頃にベイトリールを1つだけ選ぶとなると、値段もさることながら、スペックはもちろん「使っていて途中で壊れたりしないか?」、「ライントラブルが防げる機能はあるのか?」など何かと不安なことがたくさんあります。

ここからは、実際にバス釣り初心者でも無理なく入手することができる価格の範囲内で、これ買っておけば間違いないという信頼度の高いメーカーから選りすぐってご紹介します。

シマノ バスライズ

自重(g) 200 最大ドラグ(kg) 5
巻き取り長(cm) 77 巻糸量(m) ナイロン 12lb/130
ベアリング数 1/1 ハンドル長(mm) 42

【実売価格】4,000~5,300円
最初のおすすめはシマノからリリースされているバス釣り初心者向けのエントリーモデルです。価格が非常に安いので上達してから買い替えを予定してとりあえずの1台には最適なベイトリールです。

僕たちいろんなリールを使ってきたアングラーからすれば上位機種との差は当然感じるものの

気になるベイトリールのキャストに不慣れな初心者がはじめの段階で設定できる外部ダイヤルも付いており、メカニカルブレーキ等で調整すればバックラッシュの心配はほぼ無用です。

5g以下の軽いプラグルアーやリグでは多少投げにくさを感じるものの、8g前後からのルアーは気持ちよく投げれます。

またこちらのモデルは海水にも対応しており、バス釣りだけでなくSLJやチニングなどライトソルトでも応用が可能なのでこれ1台でさまざまな釣りにもチャレンジできる魅力があります。

多くのレビューを見ても安い割にすぐに手放すのではなく長く愛用している人が多いのも汎用性が高いからでしょう。

こちらバスライズは右巻き対応のみになります。

シマノ バスワンXT

自重(g) 210 最大ドラグ(kg) 5
巻き取り長(cm) 77 巻糸量(m) ナイロン 12lb/130
ベアリング数 4/1 ハンドル長(mm) 42

【実売価格】6,600~7,150円
こちらもシマノが誇るソルトにも応用ができる海水対応の初心者向けベイトリールです。

1万円以下で購入できるベイトリールとは思えない美しい見た目のデザインとともに特筆すべきは滑らかな巻き心地です。

この価格帯でハイエンドクラスに勝るとも劣らない滑らかさはさすがシマノ。シマノは自転車の段変速ギアの世界シェアNo.1の企業です。ベイトリールのギアにもその技術が生かされているのだと思います。

それと上位機種に搭載されているシマノのSVS(遠心ブレーキ)が採用されており、側面の蓋を開けてツメをON、OFFすることで設定が可能。

初心者の方の場合は、6個あるうちすべてONかまたは、4つONくらいからはじめるのがおすすめです。

これは外部ダイヤルがついていないので、いちいち側面の蓋を取って設定してやらなければならないので、釣りしている最中にセッティングし直す際に少々面倒ではありますが、そこだけ我慢すれば問題なしです。

適しているルアーの重さは7g前後~20gがベストです。

ダイワ バスX

自重(g) 195 最大ドラグ(kg) 5
巻き取り長(cm) 91 巻糸量(m) ナイロン 14lb/90
ベアリング数 4/1 ハンドル長(mm) 90

【実売価格】6,230~7,870円
ダイワのバス釣り初心者から誰でも使える”バリューベイト”をコンセプトにつくられたバスX。

ところどころにメタルを配したデザインが特徴的で、クラッチの幅が大きめで手の小さい僕でも親指だけで切りやすいです。

初心者用モデルというと廉価版ですが、このバスXにはマグネットブレーキも備わっており、マグネットブレーキの調整も側面のダイヤルで行えるタイプでこれは嬉しい!

釣り場で何度もキャストしながらベストなセッティングにするのもラクチン。スプールの回転数に関わらずブレーキが効くマグネットブレーキの場合設定が大切ですのでこれは助かります。

キャストしてみた印象は使用頻度が高いクランク、スピナベ、バイブレーション、トップウォーター系を一通り投げてみましたが、10g前後から25gくらいまで気持ちよく投げれる印象。陸っぱりバーサタイルと言う感じでしょうか。

こちらも海水対応でソルトでも使用可能です。

ダイワ PR100

自重(g) 190 最大ドラグ(kg) 5
巻き取り長(cm) 90 巻糸量(m) ナイロン 12lb/120
ベアリング数 3/1 ハンドル長(mm) 90

【実売価格】4,250~4,750円
アンダー5000円で世界的に見ても有名な2大リールメーカーのダイワのリールが買えるんですからいい時代です。

ダイワのバス釣り初心者向けバリュープライスのタックルに多いブラックベースにところどころに赤を配したデザインに統一されています。

巻き心地は上手に表現してみたとしてもお世辞にもシルキーとはいい難いですけど、この価格帯のベイトリールではガタつき感などはなく許せる範囲です。

ブレーキはダイワ独自のマグネットブレーキMAGFORCが搭載されておりサイドに取り付けられたダイヤルで調整が可能です。初心者の方は3.5以上から練習をはじめてみると良いと思います。

キャストしたときの感じはおおよそ10g以上のルアーであればテンポ良く、打ち込めます。飛距離も初心者の方でも慣れれば40,50メートルあたりは飛ばせるはずです。

相性の良いロッドはルアーのキャスト許容重量とキャストフィールを考えると硬さがMタイプあたりが無難だと思います。

アブガルシア BLACKMAX

自重(g) 200 最大ドラグ(kg) 6
巻き取り長(cm) 64 巻糸量(m) ナイロン 14lb/115
ベアリング数 4/1 ハンドル長(mm) 85

【実売価格】4,900~7,300円
5000円を切る価格で揃えられるアブガルシアのビギナー向けバス釣りリールのブラックマックス。

ひとまずリールにセットして手に握ってみた印象は「軽くてコンパクト」。とはいえあまりに大きすぎても小さすぎてもパーミングしにくいのですが、こちらはちょうどよい感じの大きさです、手の小さいお子さんや女性の方でも握りやすい印象。

同じプライスゾーンのベイトリールと比べると巻き心地に関してはやや荒っぽいイメージは拭えませんが、ルアーをキャストしたときのすぅ~っと気持ちよく抜けていくようなキャスト感は好印象。

また巻いた時にパワーを持って巻けるトルクフルなリーリングはこのリールの得意分野な気がします。ブルブルとした巻き抵抗が大きいいリップが長く幅広なディープクランクなどを引いてくる時でも、スムーズに巻いてこれる力強さがあります。

ちょうどよいルアーはこのモデルも10g~25gといったところです。

アブガルシア PROMAX

自重(g) 203 最大ドラグ(kg) 4
巻き取り長(cm) 71 巻糸量(m) ナイロン 14lb/115
ベアリング数 5/1 ハンドル長(mm) 85

【実売価格】6,200~7,100円
アブガルシアのベイトリールで次におすすめなのがこのプロマックス。軽量コンパクトさはブラックマックスのそれを彷彿させるパーミングのしやさすがありますが、

性格はこちらはハイギアとなっており、トルクフルにゴリゴリ巻いてくるのが得意なブラックマックスとは逆に、軽い力でスルスルといった巻き心地のリールです。

こちらもアブガルシア独自のマグネットブレーキMagtraxが搭載されており、テクニックの上達の進捗程度によってセッティングでブレーキの利き具合を思いのままに変更可能。

ブレーキは強めにかかっている印象を受けたので、初心者の人でも磁石の数を目一杯使わなくていいです。その際は一つずつ抜いていって確かめてください。

アブガルシアの磁石は左右で1.5mmと3mmで磁石の大きさが分かれているのでちょっと設定が面倒ですが左右バランスよく抜くのが良いようで下記にアブガルシアがブレーキ設定を表にした画像のリンクを貼っておくますのでこちらを参考にしてみてください。
⇒アブガルシアPROMAXブレーキ設定早見表

コスパが高いおすすめベイトリール

お値段そこそこ!高い基本性能で長く使い続けられるおすすめ品
バス釣り初心者の方に、比較的入手しやすい値段を前提にその中のおすすめを紹介してきましたが、ここでは最初からもう少し中級者クラスになったときにでも使えるようなリールを選んでみました。

とはいえ価格はミドルクラス以下で、なおかつ初心者向けのエントリーモデルとはとても思えないくらいのスペックを持ったコスパが非常に高いモデルです。

シマノ SLX MGL HG

自重(g) 195 最大ドラグ(kg) 5.5
巻き取り長(cm) 72 巻糸量(m) ナイロン 14lb/90
ベアリング数 4/1 ハンドル長(mm) 42mm

【実売価格】9,680~15,030円
初心者から少しずつステップアップする際にいつかは必ず欲しくなるであろうちょうど痒い所を押さえられた感じのビギナーでも最初に手にしておけば間違いなく長く使える一押しベイトリールです。

ノーマルギアとハイギアのHGとエクストラハイギアのXGが右巻きと左巻きの両方にそれぞれラインアップされえいますが、初心者の方がまずバス釣りに慣れることを考慮してハイギアをおすすめします。

シマノの遠心力ブレーキSVSが搭載されており、このクラスになるとブレーキの利き方にも荒さが減って強めに設定していても失速感は感じないレベルまで研ぎ澄まされています。

もちろんある程度内部のブレーキシューでONOFFを切り変えておき側面のダイヤルで微調整が可能なタイプ。

トーナメントにも参加するアングラーがメタニウムからこちらのSLXに乗り換えたという話もありまほど、初心者の頃から徐々にハイスペックなベイトリールを書い足したとしても手放せなくなるほど、価格ともに入門用としては文句なしのハイコストパフォーマンスが魅力のリールです。

アブガルシア ロキサーニBF8

自重(g) 185 最大ドラグ(kg) 5.5
巻き取り長(cm) 80 巻糸量(m) ナイロン 10lb/80
ベアリング数 4/1 ハンドル長(mm) 55mm

【実売価格】13,800~15,675円
一時的な選択ではなく「長く使えること」を条件にして選んだ場合のバス釣り初心者に2つ目のおすすめのベイトリールがこちらアブガルシアのロキサーニBF8。

名前からもおわかりのようにベイトフィネスリールです。初心者がまずバス釣りにおいて”釣れる”ことを目標にする場合、ライトリグの釣りからはじめたほうがいいこともあってこちらを選択。

ブレーキはやはりアブのベイトリールの特徴なのでしょうか、キツめに効く印象。初心者の方にはあまりおすすめしない設定ですがダイヤルを0にしてもバックラッシュしない?と思ったほど。

ベイトフィネスなのでちょうどよいリグやルアーの重さは3.5gくらい~6gくらいまで。それ以下だとスピニングで投げたほうが飛距離が出せます。

バス釣り初心者のベイトリールの選び方

ここまででバス釣りをこれからはじめる初心者向けに価格や、最低限の性能、また見た目のデザイン性や先進技術が盛り込まれているかなど、いつつかの条件を照らし合わせて最適なベイトリールを厳選してご紹介させて頂きました。

いかがでしたか?これ!という欲しい1台が絞れましたでしょうか。

ここでご紹介したものをお選びいただけるとバス釣り初心者の方にはほぼ間違いないものをご案内させて頂いたつもりですが、この中からもどれかひとつに決められない方や、初心者であってももう少しランクが上のベイトリールを探したいという人の為に、

今回僕がおすすめしたベイトリールを選んだときに基にした選び方の目安をご案内します。

ご自分で選ばれる際の参考にしてみてください。

右巻きか左巻きか

ベイトリールは内部構造上の問題で、右巻き専用と、左巻き専用があり、どちらか一つしか選べないため、スピニングのように途中で右左を入れ替えて使うことができません。

このためバス釣り初心者の人にすすめるベイトリールの選び方として最初に決めておかなければいけない重要なことになります。

右巻き、左巻き、どちらがいいのかついては長年プロのバサーの中でも議論が交わされ未だに明確な答えが導き出されていないのが現状です。

ちなみに僕の場合は、ベイトもスピニングもすべて左巻きです!
何の問題も感じたことないですし、僕の場合は手返しが良いと思っています。

同じベイトリールでもパワー系とベイトフィネスで分けて使っている人もいます。このあたりはどういう釣りがしたいのかなど、好きなプロのバサーの方の意見を信じてみるとか、好みで選ばれるのが良いと思います。

ブレーキシステム

ベイトリールにはスプールの無駄な回転を抑えるためのブレーキが付いています。上記でおすすめしたものにも当然ブレーキシステムは装備されています。

ここでは詳しいブレーキシステムに関しての説明は割愛させて頂きますが、ブレーキにはそれぞれ種類があって主に磁石を使用したマグネットブレーキと遠心力ブレーキが一般的です。

どちらも内部のツメやマグネットの数でセッティングを行いますが、特にバス釣り初心者の方には外部ダイヤルで釣り場所でも応急的に微調整できるものがおすすめです。

詳しいベイトリールの調整やセッティングの仕方は下記のページで解説しております↓

ノーマルかハイギアか

これもいろいろな意見が交錯していて迷うところだと思いますが、バス釣り初心者の方には特徴とそれぞれのメリットとデメリットを理解しつつベイトリールのギアを選ばれるのが最適だと思います。

ノーマルギアだと、一定の速度で巻くただ巻きの時にリトリーブ速度を一定に保ちやすく、力強く寄せてこられるなどの利点がありますが、一方で走られた際などに素早く巻き取ることが苦手です。

ハイギアだとその分巻き取り長が長いため早く寄せてこられ、糸ふけなども素早く回収できるなど良い点がありますが、反面、どうしても意識していないとただ巻きのときに早巻きになってしまうなどの弱点もあります。

僕の場合はゆったりと巻くことが多いベイトフィネスではノーマルギア、巻物メインやビッグベイトなどにはハイギアと使い分け出来るように選んでいます。

デザイン

こちらでご紹介させていただいたベイトリールは見た目のデザインもエントリーモデルだということを聞いていなければわからないほど見た目にもカッコイイものをご紹介させていただきました。

デザイン性は直接、釣りには関係してこないことですが、アングラー自身の「これで釣っている」という釣りをしているときに得られる満足度など、モチベイションが上がるものの方がバス釣り自体も楽しくなるので選ぶときにも気にしてほしい条件です。

特に初心者の方には、バス釣りで釣れる以外にもタックルを所有する楽しさを味わってほしいためおすすめの選び方です。







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