バス釣り初心者が最初に揃える道具は必要最低限、何をどれくらい持っていればいいのか迷うはず。
星の数ほどあるバス釣り道具の中から、自分が始めた頃の経験を元に”あって良かった、あれば助かったタックル”をお話しします。
これだけ揃えておけばほぼ問題なし!という入門道具一式をご紹介します。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
バス釣り始める初心者の道具一式
ロッドとリールはそれぞれ1万円以内で始める!そこからステップアップ
バス釣りの道具も紹介しはじめるとキリがないほどたくさん数があって、拘ればいくつも欲しいものが出てきます。
ただし初心者の方にはまずは「バス釣りを楽しむ」ことが先決。安くて必要最低限の性能があればバス釣りの基本を体得するまでは何も問題ありません。
購入金額の目安は最初はロッドもリールも1万円前後で選べばいいです!
1万円よりも安いの5000円前後のロッドやリールもありますが、当然そこまで安いと耐久性や性能が落ちるのでいくら初心者でもおすすめしません。
それで実釣経験を重ねていくうちに、自分のバス釣りスタイルに合わせて「もっとこうしたい。こういったのが欲しい」など自然と出てくるもの。
そのときにステップアップを兼ね、道具もレベルアップしていけばいいので最初は高価なものを揃えておく必要はないでしょう。
価格が安くても性能がそこそこのメーカーのモノを買っておけば間違いないです。
スピニングタックル
バス釣りというと、ベイトタックル!というイメージが強いと思いますが、決してそんなことはありません。
自分がバス釣り始めたばかりの頃、教えてもらっていた友人はスピニングタックルのみでした。そのうち自分の方が先にベイトに手を出し練習して彼を追い越したんですけどね…。
話がそれてスミマセンw 自分の話はともかくとして
スピニングタックルの良さは、釣り自体が未経験の方での扱いやすいというメリットが大きく、また軽量なリグやプラグルアーをキャストしやすくて、より細いラインを使えるのでハイプレッシャーな状況でもフィネス(繊細)な釣りができます。
そのような特性もあり、将来的にベイトタックルをメインにするようになったとしても、使い分けができるのでバス釣り初心者はスピニングタックルだけからはじめるのも間違いではありません。
ロッドの長さは6.5ft前後
リールは2000番~2500番が最適
バス釣り初心者におすすめスピニングロッド
ダイワ バスX 642L/MLS-ST
バス釣り専用で初心者向けのバスXの中でも、上達してからもフィネスに特化したスピニングとしても使えるように、フィネスバーサタイルのこちらのモデルをおすすめします。
基本的にバス釣りでもハードベイトよりもワームを使用したライトリグの方がプレッシャー下でも強く初心者でも釣りやすいので、初心者の方はそういった釣りをメインに始めると釣果につながりやすいです。
sさらにおすすめの理由はこのバスXの642Lは軽量なワームだけでなく8gくらいまでのスモールプラグまで対応できます。
長さ | 1.93m | 自重 | 94g |
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綱数 | 2本 | 仕舞寸法 | 100cm |
ルアー許容重量 | 1.4~9g | 適合ライン | 2.5~6lb |
メジャークラフト ファーストキャスト バスFCS-632ML
安価な価格帯でルアーフィッシングの世界でコスパの高いタックルを世に送り出しているメジャークラフト。自分もバス釣り初心者の頃に何本も買い替え、いちばんお世話になったメーカーです。未だにサブ用のスピニングにメジャークラフトを使用しています。
ファーストキャストはルアーフィッシング初心者のために開発。無駄を一切省きコストを下げて価格が下げられていま
が性能は初心者には必要十分。
今回選んだこのモデルはワームだけでなく、10gくらいまでのプラグにまで対応できる。スピニングでは難しいとされるクランクのただ巻きにも使えバス釣り練習機として最適。
長さ | 1.9m | 自重 | 非公開 |
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綱数 | 2本 | 仕舞寸法 | 非公開 |
ルアー許容重量 | 3.5~10g | 適合ライン | 5~10lb |
バス釣り初心者におすすめスピニングリール
シマノ 21ナスキー 2500SHG
2021年にモデルチェンジさればかりの21ナスキーは、廉価版とは思えぬスペックとその男が惚れそうになる渋めの見た目でイチオシ☆彡
初心者だけでなく、ある程度のベテランまで納得させる性能を持ち合わせているのにこの価格はもはや反則級!
自重(g) | 240 | 最大ドラグ(kg) | 4 |
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巻き取り長(cm) | 91 | 巻糸量(m) | F 5号/100 N 0.18号/120 |
ベアリング数 | 5/1 | ハンドル長 | 55mm |
ダイワ 20クレスト LT2500S-XH
この価格帯のバリュータイプのリールでありながら、ハイエンドクラスに採用されているATDドラグやタフデジギアなどが惜しむことなく搭載されているクレスト。
バス釣りには2000番クラスでも問題ないですが、2500番だと40アップとか掛かっても主導権を握りやすく、ファイト中もブラックバスに隙を与えることなく素早く寄せてこられるハイギアをおすすめします。
初心者でも釣れる可能性は十分ある対ビッグバスを射程距離に収めたスピニングリール!
自重(g) | 235g | 最大ドラグ(kg) | 5 |
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巻き取り長(cm) | 87 | 巻糸量(m) | N 5号/120 |
ベアリング数 | 5/1 | ハンドル長 | 55mm |
ベイトタックル
バス釣りでロッドとリールの括りの中でもっとも使用されているのがベイトタックル。ある程度の扱いこなすためには練習が必要なため、取っ掛かりはスピニングほどたやすくはないいもののバス釣りを始めるといずれは必要なベイトタックル。
太いラインを使うことが可能で、パワーファイトにも強くブラックバスの居るストラクチャーやカバー周りを果敢に攻めるバス釣りにはベイトタックルは欠かせません。
もちろん最初の段階から使っているほど上達も、早く慣れるのも早くなりますから、これから始めるのであればベイトタックルを最初から準備しておくのは得策です。
昨今ではソルト界でもベイトタックルをメインに使う人も多くいます。その場合にはベイトリールには淡水専用のものと海水対応のものがありバス釣りとソルトと併用する場合には注意が必要です。
バス釣り初心者におすすめベイトロッド
ダイワ バスX 662MB
ダイワのバス釣り初心向けロッドのバスXの中から、最初のベイトロッドとしておすすめに選んだのはこちら、シリーズ中でもっとも汎用性が高い662MB。
ルアーも3.5gから14gまで使え、ラインの適合も6lb~14lbとかなり使える幅が広く、軽量なスモラバやから、スピナーベイトまでこれ1本で使いこなせるミディアムバーサタイルモデル。
長さ | 1.98m | 自重 | 108g |
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綱数 | 2本 | 仕舞寸法 | 103cm |
ルアー許容重量 | 3.5g~14g | 適合ライン | 6~14lb |
シマノ バスワンXT 166M-2
シマノを代表するバス釣りベイトロッドのエントリーモデル。
安価なバスロッドにありがちな持ち重りのする手元が重たいと感じるロッド性能を払拭し、強度を持たせたまま軽量化に成功。
価格もさることながら、高価なバスロッドに迫るEVA製のエンドグリップや軽量リールシートも標準装備されていて、中級社以上の人が使っていても見劣りしない仕様が魅力の1本です。
長さ | 6.6ft | 自重 | 117g |
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綱数 | 2本 | 仕舞寸法 | 102.2cm |
ルアー許容重量 | 5g~14g | 適合ライン | F 8~16lb |
バス釣り初心者におすすめベイトリール
シマノ バスワンXT 150/151
初心者から若年層世代のバス釣りファンに絶大な人気を誇るベイトリールといえばこのバスワンXT
デザインも一新されてよりハイエンドクラスに迫るとも劣らぬ見た目になったのも人気の要因。
見た目だけでなくその性能はさすが高性能リールを誇るシマノ!
メーカーに拘りなく迷ったらこれ!
150は右巻き、151が左巻き。
自重(g) | 210 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
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巻き取り長(cm) | 77 | 巻糸量 | N 12lb-130m |
ベアリング数 | 4/1 | ハンドル長(cm) | 84 |
ダイワ バスX 80SH/80SHL
バス釣り初心者でダイワ派におすすめなリールがこちらバスX。
バイトタックル初心者でも躊躇することなく扱えるようにしっかりと基本性能を抑えたオールラウンドモデル。
スペックに不安が残るベイトリールでは釣りどころではなく、安心して釣りが出来る性能は釣り自体のテクニックを磨く上でビギナーの段階では大切なこと。これなら安心してチャレンジできます。
自重 | 195 | 最大ドラグ | 5 |
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巻き取り長 | 75 | 巻糸量 | N 12lb-100m |
ベアリング数 | 4/1 | ハンドル長 | 90 |
ライン
バス釣りに使用するラインの種類はさまざまで、。それからナイロンやPEなどがあります。
その中でバス釣りで主に使うフロロカーボンや、PEラインはそれぞれに癖があり、慣れないうちはライントラブルの原因に成り兼ねません。
ライントラブルに合うことなくもっとも初心者が扱いやすいのがナイロンラインです。まずはナイロンラインから使用してフロロカーボンに移行するといった方法がおすすめです。
ラインについてはまた違う章で詳しく解説します。
バス釣り初心者におすすめのナイロンライン
東レ ナイロン ソラローム ®ポリアミドプラス
バス釣り始めた頃にずっと使っていたポリアミドプラスのナイロンライン。今でもナイロンを使用するときはこれ一択の自分の一押しナイロン!
ナイロンの特徴である伸びやすさと扱いやすさはそのままに、素材にポリアミドを加えることによりフロロカーボン並みの強度を取得しています。
初心者の頃はラインの強度を以上に心配してより太いラインを選んでしまう傾向にあるので、ナイロンで細くしても信頼できる強度があれば安心してナイロンを使えます。
野池やリザーバーの水の色に馴染みやすいウォーターメロンライトフロールーセントのラインカラーも、ブラックバスの警戒心を解きほぐしてくれそうで二重◎!
バス釣り初心者におすすめのフロロカーボンライン
シーガー R18 フロロリミテッド
ベイトリールでもスピニングでもフロロカーボンはゴワ付きやすく、巻き癖がつきやすいことが、扱いにくさとなっている要因ですが、このフロロリミテッドのフロロカーボンラインは、「これがフロロカーボンなの?」と間違えるほど”しなやか”
このしなやかさはベテランでもびっくりするほどです。
7lb以下ならゴワ付き感は感じられず、それ以上の12lbクラスでも固いフロロ特有の癖は感じられず非常に扱いやすいため未だに自分はフロロカーボンはシーガー R18を使っています!
より強度を持たせるハードバス用だとベイトリール初心者にはバックラッシュなどトラブルが多発する原因にもなるので控えたほうがいいけど、ナイロンからフロロカーボンにステップアップする際にはぜひこれから使ってみてほしいバス釣り初心者におすすめできるシーガーR18フロローカーボンラインです。
バス釣り初心者セットはダメなの!?
釣りを長年やってきた人にとっては釣り道具というのは命同然で、初心者だからといってもタックルにはこだわりたいのは事実です。
「バス釣り初心者セット」として売られているラインナップの中には先におすすめしたロッドやリールが含まれているものも多くありますが、ラインが?だったり、付いてるルアーもイマイチなので結局は買い足す羽目に…。
あまり初心者セットはおすすめしません。
バス釣り初心者におすすめルアー
バス釣りの歴史は古く昨今ではいろんなルアーが用いられリグと呼ばれる仕掛けについてもさまざまな種類があります。
ここでは初心者が最初に揃えておいて最低限基本的なバス釣りができるものだけを並べてみました。
釣りを始めながら徐々にルアーはバリエーションを増やしていけばいいので、初心者が釣りしやすいルアーのみ「これだけあればバス釣り可能」だと思われるルアーを選りすぐってご紹介します。
ワーム
バス釣りでいちばん身近に「釣れる」を体験しやすいのがワームを使用した釣りです。
まずはワームを中心にご紹介します。
ゲーリーヤマモト 4インチグラブ
ゲリヤマには20数年の間、バサーに愛され続けている名作が数多く存在するが、どれかひとつと言われたらこの4インチグラブ(シングルテールグラブ)を選びます。
ノーシンカーか、ジグヘッドに着けて、ボトムまで落としたらあとはただ巻き!
テールを取るとイモグラブとしても使用できます。
ゲーリーヤマモト レッグワーム 2.5インチ
これで釣れなきゃそこにバスはいません!と言われるくらいゲリヤマの釣れるワームの代名詞にもなっている超人気ワームがこちらシャッドテールのレッグワームです。
他のメーカーにも数多くのシャッドテールワームは存在している中でも、これは特に素材が柔らかくてそえれが釣れる動きに繋がっているものと思います。
その分千切れやすくて一度バスを掛けたら取り換えが必要な時もありますが、それでも愛され続けているのはやはり釣れるからに他なりません。
ジャッカル フリックシェイク 3.8インチ
もうこれはダウンショッットやノーシンカーワッキーなどには定番中の定番ストレートワームの人気アイテム、フリックシェイク!
他のメーカーのもいくつか試したけどこれがおそらくいちばん釣れます!
イッセイ ビビビバグ 2.6インチ
ひとつくらいタックルボックスの中に忍ばせておきたいホッグ系のワームの中でバス釣り初心者におすすめしたいのがこちらイッセイのビビビバグです。
他にも釣れるワームはいくつかあるのですが釣れたとしても素材的に千切れやすかったり、液体に浸されていてヌルヌルしてフックに刺しにくいものなどもありますが、こちらはそういった面でも非常に扱いやすくてビギナーにピッタリ。
上の3つほど出番は多くないもののひとつは常備しておきたい道具です。
クランク
バス釣りにおいて巻物系ルアーの筆頭株であるクランク。クランクの動きと手元の感触を覚えることは、スムーズなただ巻きを習得するのに非常に役に立ちます。
ダイワ デカピーナッツII SR
バス釣りルアーらしいまん丸ファットなボディが特徴のピーナッツのデカバージョン。…といってもディープクランクとかと比べるとかなり小さめなので、自分はデカピーナッツを使用しています。
こんな可愛らしい形をしていますが泳ぎは秀逸!泳ぎを見ただけで釣れる理由がわかります。
数あるクランクの中でも扱い易くて釣れるし初心者向き!
水面直下型のフローティングのSSR、1mくらいまで潜るSR、潜行レンジ1.5mのシンキングタイプのDRとあるが、陸っぱりからのメインとなるSRが最初の1個にはおすすめ。
スピナーベイト
ただ巻きで高活性なブラックバスを連れて来てくれるスピナーベイト。
クランクでただ巻きの練習をしたら必ず使いたくなるバス釣りの巻物系ルアーの定番。ちなみにバス釣り初体験の初日に自分が50アップ釣ったルアーはスピナーベイトでした。
こちらも扱い方は慣れておくべきルアーのひとつです。
ダイワ スティーズ スピナーベイト TW 1/4oz
バス釣り初心者の方にスピナーベイトに慣れてもらいながら練習している間にも釣れるを体現できるおすすめのスピナベがこちらダイワのスティーズのTW(タンデムウィロー)です。
「誰もが扱い易くて、誰がやっても良く釣れる」というコンセプトのもとに開発されたからして使いやすさは格別。
初心者の方は汎用性のあるロッドで扱いやすい1/4ozから練習して、いずれは1/2ozを。
メタルバイブ
一応バイブレーションも。冬の活性が低いときなどのメタルバイブのゆるやかなリフト&フォールは効果があります。
エバーグリーン リトルマックス 3/8oz
バス釣りのメタルバイブの定番。なんといってもカラーのバリエーションが豊富なことも選ぶ楽しさがあっていい!
軽いとボトムタッチがあやふやになったりすることもあり、初心者が慣れるには最初におすすめしたロッドの許容重量を考慮すると3/8oz(約10g)がベストだと思います。