使い始めたのは2年ほど前だが今でも出番の多いテンリュウ・レイズ・RZ87Hのインプレをしながらサクラマス専用でもシーバスロッドの代用が可能な点をお伝えしようと思います。
シーバスも中流域の河川で釣行することの多い自分には憧れの1本だったので、いるかいらないかは別として、予備のシーバスロッド的な見て楽しんで、これで釣ってる自分に酔う!?ために購入した。そのロッドを気になっている人に情報をおとどけしたいと思います。
シーバス釣り歴15年以上になります。川すずきを主に追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具につぎ込むシーバスオタクです。メーカーからの供給を受けルアーのテスターもしています。はじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化しており、これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる情報”をお届けしていきたいと思います。
サクラマスロッドを買うきっかけ
自分はコルクグリップのデザインのロッドが好きだ。
EVAが嫌いな訳ではなくて、所有している中のバリーエーションとして1本は持っていたいと思っていました。
そこでシーバス用に購入したのがこのテンリュウ・レイズ・RZ87H。サクラマスのためのロッドだ。
何にせよ、好みの問題もあるがこのウッドとコルクのコンビのバッド部のデザインに惹かれたのがそもそものきかっけだった。
見た目は完全にソルトウォーターのロッドではないトラウト志向よりのデザイン。
サクラマスはシーバスロッドと併用できる
見た目に憧れているだけではシーバスは釣れないし使えないロッドを買っても仕方がないので念入りにググってみたら、動画や画像で河川の上流域でトラウト狙いのトラウトロッドでシーバスバンバン上げてるじゃないか!
これならイケるかもということで、長さ、キャスト可能なルアーの許容重量を見て決めたのがテンリュウレイズRZ87Hだった。
アクション:レギュラー
許容ルアー:7~30g
ライン:8~16lb
自重:124g
クラシカルな高級感のあるルックス
このブリティッシュトラッド風!?な
コルクとウッド、ほどよい箇所でのメタルの組み合わせの
バッド部のデザインは最高にいい!!
EVAグリップ好きでコルクの嫌いな人には何のメリットも感じないと思われる。
コルクの質も上質なのか2年ほど使用しているが未だけっこうきれいなまま。
この手のロッドはもちろん釣行後にお湯で洗うのは鉄則。
またコルクグリップの部分はたまに洗剤で洗ってやると黒ずんだ汚れが落ちてきれいになる。
嗜好品としてのタックルもメンテが必要。
ウッド・リールシート
リールシートのデザインもローズウッドにコルクとメタルで高級感があって好きだが、ちょっと剛性感に不安が残るが、
いまのところは全く問題ない。
リールを固定したときのぐらつきとかは全く感じないし3000番クラスで最近の自重が200gくらいの軽いリールなら
手元で感じる感度も必要十分
ガイド
軽いチタンフレームのKガイド
もちろんシーバスで多用する15~20gのルアーのキャストするのに持ち重り、先重りはまったく感じない
ブランクス
カーボン96%で、残りの4%にグラスが含まれており通常、弾力性の高いシーバスロッドを使っているのでブランクスは少し粘る感じがする。それがまたいい。
この特性を生かして私は夏場のポッパーやペンシルを使ったトップウォーターのときにミスフッキングを防ぎ、追い食いしてきても吸い込まれやすいこのロッドを用いる。
アワセを入れるタイミングにもよるだろうがトップでは今のところこのロッドで100発100中!!
また画像では伝えにくいが、色はこれ黒ではなくてダークグリーンなのだ!!!
デイゲームの際に太陽光を浴びて深い緑に輝く様は高級感があって使っている本人の満足感をも満たしてくれる。
まとめ
数あるシーバスロッドの中で最初の1本にこれを選ぶ必要は全くない
所有欲を満たす嗜好品としていくつかあるシーバスロッドのうちの1本としてならお買い得の1本です!
テンリュウ レイズ RZ87H