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出典: 宇部日報
今月20日、山口県の県水産研究センター内海研究部らは体長7センチほどに育ったトラフグの稚魚を秋穂湾東の護岸から放流した。
4万匹のうち1万8000匹の右胸びれを切り落とし(成魚になって捕獲後、天然漁か放流漁かを区別するためらしい。なぜ全部やらないのかは不明)、ホースで流した。
放流された稚魚は同県の内海栽培漁業センターで採卵・ふ化させ、秋穂西の旭水産車えび養殖場の養殖池で1カ月かけて中間育成されたもの。
放流から1年半ほどで体長が約30cmほどになり、オスは2年、メスは3年ほどで成魚になるという。
年々減ってきているトラフグの水上げ量の資源確保と回復につなげたい考え。