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出典:朝日新聞デジタル
春を告げる魚として3月~5月に漁期を迎える福島県では沿岸漁業の主力であったコウナゴ漁が今年は不発に終わっている。
不漁ということばだけではかたずけられないほど、その群れがまったく見つからないのだ。
震災前前には年間で約9億円近く水揚げ高を挙げており震災後の試験操業時でも愛知や三重など他県の主力産地の不漁を受け、東京・築地市場での取扱量が増加。17~18年の漁期には福島産のシェアが1位。
昨年の水揚げ高も5億円となったが、今年は3月だけで前年と比べると2億3千万円も減少。今季水揚げゼロの見通しだという危機的状況なのだ。漁師さんたちにとって死活問題にも成りかねない深刻な問題にも発展する可能性がある。
なぜ不漁なのかを、地元の水産研究所とかもよく調べて賢明な対応がお求められると思う。
いない原因はまだつかめておらず。
たとえ水産資源でも必ず底はある。前の記事でも書いたが、資源保護の観点からもこれからも続けて漁を行いたいのなら水産庁などの年間の漁獲量の制限が妥当な気がする。
儲け話はいつまでも続かない