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カルカッタコンクエストのおすすめラインナップ!カルコンが今なお愛され続けるこれだけの理由!

カルカッタコンクエスト画像
カルカッタコンクエストはシマノが開発した往年のアングラーが愛し今もなおアマプロ問わず人気が高い丸型ベイトリールの神的存在。

「カルコン」の愛称で親しまれているベイトリールはどういった釣りに向いているのか?
独自の特徴を最大限に引き出すのにはどのような釣り種で使うのがいちばんよいのかを全機種のラインナップとともに解説します。


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カルカッタコンクエストはこんなリール


初代カルカッタコンクエストは2001年のこと。神々しく輝くほかに類を見ないゴールドのボディと大きめの丸型のベイトリールの形状は発売当初からアングラーの心を鷲掴みにし、手の届かない人でも“憧れの名器”として位置づけられるようになりました。


出典: シマノ

あれから18年の歳月が流れ、途中2014年にモデルチェンジされ2018年には300/400シリーズが一新されました。
ただ単にパワーがあっても丸くて重たいリールのイメージが強かったこれまでのカルカッタコンクエストのイメージを払拭するべくこれまでより軽量&コンパクト化に成功。唯一問題視されていた飛距離も向上しシマノの新技術が盛り込まれています。

見た目の印象は変わらずに年月とともに性能がアップしているあたりもまた発売当初から18年も過ぎているのにここまで長きに渡ってカルカッタコンクエストが皆の「憧れ」にもなっている理由のひとつでしょう。

カルカッタコンクエストの特筆すべき利点

アングラーから憧れの対象としても見られているカルカッタコンクエストは単にベイトリールというだけの枠内では表現しきれない他には比べるものがない唯一無二の魅力がたくさんあります。

 

パワーゲームを見据えた頑丈さ


見た目の形状の武骨なイメージ通りにパワーは申し分ありません。バス釣りでまたたくまに有名になったリールとの解釈は間違いではないのですがそのギアの性能や太いラインを自在に操れるベイトリールならではの特性はバス釣りだけの領域には収まり切りません。パワーにも加え内部のブレーキ構造や軽量化とともに飛距離を含むそのほかの性能も近年のモデルは格段に向上しています。

 

たぐい稀なステイタス性


元祖丸形、パワー感や剛性感を重要視するとどうしても武骨な風貌になりがちだがシマノは独自の視点によって武骨さの中にもデザイン性を持たせてほかに類を見ない優れたものに仕上げた。これが手にしたアングラーの所有欲をも見たしステイタス性を見出している。

このことが誰もがひとつは手にしたいベイトリール、一度は使ってみたいリールとして強く浸透している何よりの証拠だと感じる。

機能面でいえば効果ではあるが他にもパワーゲームができるリールは多く存在するがこういった性能とは別に手にできるものだけが得られる満足感に「カルカッタコンクエストでなければ」いけない理由があるように感じます。

カルカッタコンクエストおすすめラインナップと向いてる釣り種

 

カルカッタコンクエスト 100/101

渓流ネイティブトラウトにおすすめ
BFSやDCを除いてカルカッタコンクエストシリーズの中ではいちばんスプール径が小さい番手になる100番。カルコンはどうしても“太いラインで重ためのルアー”を用いるときのリールのイメージが強いがモデルラインナップを見ると決してそんなことはない。ベイトタックルを用いた渓流でのネイティブトラウトや管釣りにおすすめなのが100番手。どうしてもこの丸形のベイトリールにこだわりたいのなら全然ありな選択。1本持ちよりかは2つ目以降に欲しくなるリールかもしれない。

 

カルカッタコンクエスト 200/201

バス釣りやチニングにおすすめなのがこのカルカッタコンクエストの200番。クランクやミノー、シャッド、バイブレーションなどの巻物系ルアーに最適なモデル。とはいってもボトムをゆっくりトレースする繊細な釣り方からタックルの強靭さが求められるウィードの中を通してゴリゴリ巻いてくる釣りにもマッチする。もちろん魚を掛けた後のパワーファイトも健在。名実ともにカルカッタコンクエストのシリーズの中でもっとも中間的なバーサタイルといえる番手なので、どれかカルコンは欲しいがどれにしようか迷っている人の最初には200番がおすすめです。

 

カルカッタコンクエスト 300&400

堂々たる余裕のパワーと剛性感で頼もしい一台
カルコンがソルトウォーターで使用されるようになった事を世に広めたのがこの300番と400番。もちろんフレッシュウォーターでも使えるのでビッグベイトやクローラーなどを使ったバス釣りから、汽水域の代表格、シーバスゲームでの太いPEラインを使用したビッグベイトゲームにベストマッチするカルカッタコンクエストがこの1台!世界をまたにかけるモンスターハンター達に長年愛用されていることがストロングファイトをもろともしない無骨なまでの力強さとプロをも納得させる信頼の証です。

カルカッタコンクエスト HG

ファイト中に主導権を握れる!
HGはハイギアで巻き取り長さが長く、プレッシャーの低い離れたポイントへ遠投したときに出る糸ふけを素早く回収することが出来たり(すぐにルアー姿勢を整えることが出来るため)、魚を掛けた直後からのファイト中に力強いリーリングで引き寄せられるのと同時に何の心配も感じない強靭なドラグによって一切、主導権を魚に渡さないままランディングまで持ち込める。カルカッタコンクエストHGは多少の強引なファイトもロッドに負担を掛けることなく余裕でこなせる。HGには100番と200番がそれぞれ右/左、用意されています。

 

カルカッタコンクエスト DC 200/201

カルコンのバーサタイル
スムーズなライン放出からなる遠投能力と対バックラッシュ性能と本来カルカッタコンクエストが持つ強靭さを併せ持ったのがDCです。単なる巻き物系ルアーのためのリールではなくナイロンやフロロ、PEのモードで選べるデジタル機能がブレーキ設定を的確にアジャスト。また強風下においてもブレのない立ち上がりと低い弾道によって狙ったポイントにルアーを送り込めるウインドウモードを搭載。もちろん海水対応でソルトでも活躍してくれる。

 

カルカッタコンクエスト BFS

丸形リールでベイトフィネス
もう何年もカルカッタコンクエストを愛用している自分にとって「カルコンでわざわざベイトフィネス??」と思っていたが登場してこれを手にした人に聞いてみると丸形のフィネス対応というのが他にないので、丸形ベイトリールが好きなものには選択肢の中でも有力ならしい。シマノ独自のフFTB(フィネスチューンブレーキシステム)はもちろんベアリングやオイルまでがフィネス仕様になっています。

カルカッタコンクエストブレーキ設定

ブレーキ設定は使用するラインの太さや釣り方によっても変える必要があると思います。

ここでは購入したばかりの初期段階でのブレーキ設定のやり方を案内しながら、自分の個人的に行っている設定方法をご紹介します。

まずは丸蓋を開き中の遠心ブレーキのブレーキシューをすべてONにして、

外部ダイヤルはMAXに。ガチガチにブレーキの利いた状態にしておき、徐々に緩めながらちょうどよい設定を見計らいます。

そこからメカニカルブレーキを一旦ユルユルになるまで緩めます。そして徐々に締め込んでいき左右に動かしたときに誤差1ミリ~2ミリくらいで動くところで一旦止めて、そこからゆっくりと少しずつ締めていきピタッと止まるところで合わせます。メカニカルブレーキの調整はこれでOKです!ほぼここはそれ以上動かす必要はありません。

ライン交換時に遠心ブレーキの設定

そこから、内部の遠心ブレーキのブレーキシューとダイヤルで調整していきます。
目安としてはブレーキシューを2つON、ダイヤルを5前後。

カルカッタコンクエストをカスタム

 

ボディ装飾

ボディへのキズを予防しながら、装飾して見た目を個性的にアップさせるシール。貼るだけで簡単カスタム!
カルカッタコンクエスト 200用 プロテクションデカール


出典:WANEES DECAL

 

ハンドル


カルカッタコンクエストようなビッグファイトを想定するなら、ハンドルは長いほうが手元のパワーが分散しにくく力強く巻けるので自分的には外せないカスタムとなっています。
Avail(アベイル) シマノ用 新型オフセットハンドル STi2 & 2.5

カルカッタコンクエストに合うロッド

カルカッタコンクエストに合わせるロッドは自分の偏見で言うと、タイプは最低でもML以上で、できることならMまたはMH、Hタイプのパワーのあるロッドと組み合わせて200番~400番のカルカッタコンクエストで、ルアーはクローラーやビッグベイトを用いてストロングファイトを楽しむためのタックルにしたい。

が、あくまでこれは個人的な意見であって同じカルカッタコンクエストでも100番台やDC、BFSでは当然合わせるロッドが異なってくる。DCならMLタイプ。BFSにはLやULのロッドといったところだと思います。

カルカッタコンクエストにおすすめなロッド
オリムピック 16ヴィゴーレ GVGC-74X


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