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2017年の夏にガラパゴス諸島の海域で拿捕された違法操業中の中国船の中から驚くばかりの光景を目にすることになる。
全長が90mもある大型船の船内に6つに分かれた冷凍冷蔵庫が完備されていて、そのいくつかがすでに満杯。
その中身とは、サメであった!!
その数ざっと、見る限り数千匹にもおよぶ。ガラパゴス近海で拿捕、押収した量では過去最大の規模だという。
ガラパゴス国立公園のこの海域は一切の漁業は禁されている海洋保護区に属し、ここから一切の持ち出し搬送ももちろん禁止されているのだが、世界で最も最もサメが多い海域でもあるためアジア向けのフカヒレとサメの肉を狙った密猟が後を絶たないらしい。
サメの個体数は世界的に減少傾向にあり、サメ・エイ類の25%以上が絶滅の危機にある中でのこの中国の横行。許されるべきものではありませんね。