北海道のオホーツク海に面したサロマ湖で大量のホッカイシマエビの死骸が打ち上げられ約1キロにも及ぶ湖の南側の護岸で、シマエビに限らずカレイを中心とするほかの魚類もみられていますが、これといった原因はわからず未だ調査中だそうです。
ホッカイシマエビについては5年前から資源確保のために禁漁になっている最中の出来事でした。
この記事を書いた人
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
ホッカイシマエビとは
この夏の時期を旬とし、このころに行われていたシマエビ漁は夏の風物詩ともなっていた特産品です。
非常に希少価値の高いエビの種類で【海のルビー】と呼ばれています。
この漁獲量が2010年ごろをピークに、それから年々減少の一途を辿ります。
そのため5年前の2018年から資源確保ののため禁漁を維持していた最中のの出来事で、
関係者らは困惑気味です。
サロマ湖はホタテやカキの養殖でもしられる土地でして、これまでにも海がしけたあとでホタテがまずういなというような状況もあったようですが
このように死んだ状態で打ち上げられたのははじめてのようです。
漁師さんらによると異変の兆候が…
今回のことが起こる数日前から、漁師さんたちは海の異変に気付いていたといいます。
水が汚くて濁っていました。
ある漁師さんに聞くと赤潮の兆候があったが、まさかここまでの被害がでるとは思わなかったそうです。
佐呂間漁協の調査経過だと
どうも、この大雨の影響を受け植物プランクトンが大量に発生して
水中の酸素飽和濃度が下がり、魚介類が酸欠状態になったようです。