シマノとダイワって結局どっちがいいのか?っていう話は時折SNSでも論争が過熱するほどですがいつも着地点はないまま終わってしまうのが常。
おそらく永遠に決着するこはないだろうこの問題について
釣り友が話していた自動車ブランドにまつわる話が妙にしっくり来たのでこちらでご紹介させていただきます。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
同じ予算ならシマノとダイワどっち買う?
当てはまった高級車ブランドの話
今年また新たにシマノとダイワの両社から、ベイトリールのフラッグシップとなる
ダイワのIM Zリミットブレーカーがリリースされて
またもやシマノとダイワの両社「どっちがいい論争」が巻き起っていましたね。
同じ話題を釣り好きの知人と話していたときのことです。
一緒に釣りする自分の知人に、釣り好きであるけどお金持ちで無類の車好きのひとがいます。
その方とシマノかダイワかの話になったときにその人の話がけっこう興味を引く内容だったので
その人は20代の頃からベンツに乗っていたといい、
10年ほど前からBMWに乗り換えてからは新しいモデルが出るごとに買い替え3世代のBMWを乗り継いでいるそうです。
車好きでなくても世界的に誰もが認める高級車ブランドの2大巨頭を所有した経験の持ち主である、この人物はこう言います。
「それぞれ、目指してるもの、作っているもののコンセプトが違うのでどっちがいいのかは個人の判断」だと。
下にベンツとBMWのイメージ調査したマイナビさんの調査結果を貼っておきます。
ご覧いただき、まず両社のイメージをつかんでみてください。
【ベンツ】は全体の支持率49.8%に対して、男性50.7%/女性46.3%。
いっぽうで【BMW】は全体50.2%で男性49.3%/女性53.7%となり、その差は大きくはないが、
男性は「ベンツ」、女性は「BMW」をより好んでいる傾向。ベンツは「高級感」「安定感」「安全性」「高性能」「重厚」
BMWは「スポーティー」「お洒落」「カッコいい」「センスが良い」などのワードが目立った。【ベンツ】は貫禄のある重厚な高級車で、
それに比べると【BMW】はよりスタイリッシュで洗練されたイメージといったところだろうか。
出典:マイナビニュース
このデータを知ってか知らぬかその知人は続けてこう話してました。
極端な例でいうとベンツは「買えるほどお金持ってるけど、どの車買ったらいいかわからないから、とりあえずベンツ…みたいな人も乗ってる。」
BMWのほうは走りに特化した車づくりをしているという説明をうけた上で、
BMWは「運転することも好き、所有欲も満たされるだけでなく車が好きで車のことをよく知っている人が選んでるように見える」と話されていました。
この人がベンツから途中でBMWに乗り換えたことがなんとなく理解できるような気がしましたが、
この知人はつづけて最後にこう言い放ちました・・・
「俺がBMW好きになったのは、途中で内装のデザインコンセプトが嫌いになって(ベンツの)、BMWのほうがよくなって買って乗ったら気にいったていうだけで、どっちかが悪くなったとか片方だけが良かったという話じゃない。
単に俺の好みも変わっていっただろうし、好みに合ってるか合わないかというだけ。」
「結局シマノもダイワも同じじゃない!」と。
ふむふむ・・・。
要するに
この話が妙に自分の中にしっくりきたのです。
新しいものをどんどん取り入れて変化を好むダイワに対して、
従来のものをコツコツ磨き上げて進化させていくシマノ。
基本となるコンセプトが異なるわけです。
どっちを好んで釣りをするのかというのも使い手次第。
結局はどっちがいいとか悪いとかは個人レベルの話であって、大きな決着する答えはいつまで経っても出てこないということです。
自分たちおのおのが判断してもの。それが答えだと。
ただひとつ、釣りだけでなく、ほかのことでも同じことがいえると思いますが、自分がいいと思ったり、良くないと感じたことに対して
真逆のことを言う人に、自分の意見をいうのはいいですが
押しつけになったり、
自分とは異論を唱える人を攻撃するのだけはやめましょう。
それがいちばんカッコ悪い。