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アユイングのタックル入門!アユのルアー釣りのロッドやルアーやその他の便利用品

アユのルアー釣りであるアユイングのタックル入門です。

基本的なアユイングの時期や釣り方から、使用するロッドやリール、ルアーからそのほかのグッズや小物と、

ライトゲーム感覚で身近になったアユのルアー釣りを満喫できるアユイングのタックルを解説いたします。




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ルアーでアユ釣り?アユイングとは

画像:フィッシング相模屋

アユイングはアユ釣りの伝統的な漁法である友釣りと呼ばれる釣り方に使用する

オトリアユと呼ばれる活きたアユをルアーに置き換えて釣る釣り方です。

詳しい釣り方については後ほど解説します。

アユのルアー釣りを指すアユイングという言葉は現在ダイワの登録商標

となっているため他社が製品の名称や関連商品の宣伝にこの言葉を用いることはできませんが

メーカーに関係のないアングラーさんたちの間では

ルアーを使ったアユ釣りのことを総じてアユイングという呼び方が通称となってきています。

基になっているアユ釣りが鮎竿だけでも大変高価であったり、意外と仕掛けが複雑であることなどが理由で

アユ釣りは非常に敷居が高いイメージがありましたが、

ルアーでの釣り方が広く知り渡るようになってきてグッと身近な釣りになってきました。

アユイングはまず友釣りを知るところから

画像:つり具の上州屋

アユイングは友釣りのオトリアユをルアーに置き換えて釣るアユイングを深く理解するためには

まず基本となるアユの友釣りを知ることが近道です。

先にも説明した友釣りとは、活きたアユを流して、縄張り意識の強いアユの居る箇所にルアーを送り込み

縄張りに入ってきたほかのアユを蹴散らかしにアタックしてくる習性を利用する引っ掛け釣りです。

鼻カンと呼ばれる泳がせに使う道具を使用して、後方にサカサ針をつけるなど仕掛けも複雑なで

使用するパーツ類が多いことが特徴です。

この仕掛けと釣り方についてはルアーでも同じです。

アユイングの時期

渓流のアユ釣りには解禁日と、禁漁期間があるのはご存じですか?

アユイングの時期はこれと同じで

アユ釣りが解禁となる早いところで6月からはじまり、10月~11月ごろまで続きます。

この期間内においても同じポイントでもアユの行動パターンは変化するといわれてるため、さまざまなルアーやラインの選定、

タックルの選び方が重要だと言われています。

アユのルアー釣りは許可された河川のみ

画像:photoAC

またアユ釣りはその河川を管理する各漁業協同組合が設けた遊漁規則があり、

いわゆる遊漁券が必要です。

またアユイングに関しては、漁業協同組合がルアーの使用を許可している河川でなければ使用ができません。

組合自体が販売するおとりになるオトリアユの販売で採算が合うようになっている河川では

ルアーの使用を許可していない河川があり、事前に確認が必要です。

ダイワさんのホームページにはアユイング推奨河川 漁業協同組合一覧を公開しているので

活用させてもらうといいでしょう。

現地までいかなくても事前に遊漁券が購入できるこんな便利なアプリもあります↓

アユイングのタックル

では本題のアユイングのタックルについて解説します。

 

ロッド

アユ釣りには、軽量かつ繊細なロッドが最適です。一般的に、魚との距離がとれるロングレングスのロッドが好まれます
ルアーを使う場合でも短くても9フィート前後は欲しいです。

また柔軟性と感度も必要です。

釣り場の条件に応じて、ロッドの硬さや長さを選ぶことも重要になり

緩やかな流れの川や小さなポイントでの釣りには柔軟なロッドが適していますが、流れの速い川や広範囲なポイントでの釣りには硬めのロッドがおすすめです。

アユイングを楽しむためには、自分の好みや釣りのスタイルに合ったロッドを選ぶことが大切です。

ダイワ アユイングX 90MLB-S
こちらは2ピースロッド。より持ち運びに便利な4本継ぎパックロッドも用意されています。

長めのバスロッドやネイティブトラウト用のロッドで代用する方もいらっしゃいますが

アユのルアー釣りに特化した専用ロッドも多数あります▼

 

リール

もともとアユ釣りはリールを使わないためリールという概念はなく

ロッドの操作だけでアタリを感じとり、寄せてきてタモの中に入れて取り込んでいました。

そのためアユイングで用いるリールは川の流れの変化や、激流の中での微細なアタリがロッドを伝わって

伝達されるときにそれを阻害しないような適度な大きさと、感度に優れた軽いリールが適しています。

番手でいうとスピニングであれば2000番~2500番あたりがベターです。

通常アジングなどに使うリールでよいです。

ダイワ エアリティ LT2500S

ダイワ シルバークリーク エア TW ストリームカスタム8.5
ベイトタイプのロッドにはもちろんベイトリール。その場合もフィネス対応ができるものがベストです。
こちらはトラウトなど渓流釣り専用のベイトリール。

 

ライン

メインラインはPEの0.4号~0.8号、底のゴロタの状況や流れの強さによって変更するとよいです。

水深があまりなく岩の苔を食しているアユを狙うので、横スレ対策にも

耐摩耗性のある4本撚りのPEラインがおすすめです。

リーダーにはフロロカーボンを用います。

よつあみ Xブレイド アップグレード X4

 

ルアー

アユ釣りに使われるルアーは、友釣りに使われるオトリアユ(活きたアユ)を使用した

いわば泳がせ釣りの活きた魚をルアーで代用したルアーです。

オトリアユの複雑な仕掛けをより簡単に取り付けられるよう工夫が施された専用ルアーがたくさんあり、

単にアユの形をしたルアーとは異なります。

ダイワ アユイングミノー 95SS
写真のカラーはアデルナチュラルアユ。こちらは激流の瀬の水中でもボトムが取れるスローシンキングタイプ。

同シリーズにはフローティングタイプもあります。

 

その他アユイングの仕掛け

アユの友釣りの仕掛けは複雑ですが、

ルアー釣りのアユイングの場合、アユイングの専用ルアーに専用の仕掛けを用いればほぼワンタッチで

オトリの仕掛けを組むことが可能です。
ダイワ D-MAX鮎SS プロパックマーキング ダブルテーパーハリス 3本イカリ

アユイングの際にあると便利なグッズ

アユ釣りには寄せてきてアユをランディングにまで持ち込むためのタモ網は必須です。

また、ウェーダーを着て川を歩くので、岸に戻ることが困難な場所で釣れたアユを入れておく

友カンとか引き舟と呼ばれる水に浮かせておける入れ物も必要です。

ダイワ 渓流ダモ V 30 ブラック

ダイワ 友舟 AX-700S

アユイングのタックルは手軽でOK

アユ釣りと聞くと数年前までは敷居が高いイメージがありやってみたくても中々腰が上がらなかった釣りのひとつです。

あらゆる釣りに興味を持ちやってみたくなる釣りマニアの方に自分と同じような人はたくさんいることと思います。

だからこそ、アユイングと呼ばれるアユのルアー釣りならば

ここでご紹介したようなタックルを揃えておくだけでよく

1本10万円以上するような高価な鮎竿を買う必要もなく、仕掛けを組むのも簡単にできるなど

気軽にはじめられることが大きなメリットとなります。

アユ釣りが解禁したばかりのこの時期にタックルを揃えて今年こそアユイングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。




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