徳島県徳島市の那賀川水系の一つ、槍戸川でそのあたりの原流域付近の主ではないかと目される体長40cmにもなる大型のアマゴ(現地ではアメゴと呼ばれています)が釣りあげられました。
アマゴは陸封型で海に出てまた戻ってくる大型になるサツキマスとは異なりここまで大きくなるのは非常に稀です。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
源流ではあまり育たないサイズ
釣ったのは6月のはじめ。槍戸川の支流に足を運びましたが、
前日までの大雨で増水しており下流では釣りがしずらい状況だったため、
足で谷を上り源流域まで行きます。
そこで釣れたのがこの主級特大サイズの大きさ。
写真をご覧いただくと、通常のサイズのアマゴと比べるとその破格な大きさがよくわかります。
冒頭でもお話したとおり、源流域にいるアマゴはせいぜい15cm~20cmくらいまでの大きさで
原流域にいる陸封型としては非常に稀な大きさです。
海に出る陸海型のサツキマスと違い、エサが豊富にあるわけではない源流域でこれだけの大きさになるには
小型のアマゴを捕食(共食い)していたのではないかと考えられています。
釣った人物は渓流歴35年の大ベテラン
予想を大きく上回るサイズのアマゴは竿を持っていかれれそうなくらいに強い引きを感じ、
掛かったタックルはもちろん18cmほどのアマゴを想定して用意したものでラインも細くて切れてしまうと考え、
少しずつ寄せてきてタモに入れました。タモに収まるギリギリのサイズだったということです。
釣ったのは徳島市丈六町の自営業、濱昇司さん69歳。この道35年の大ベテラン☆彡
そんなベテランでも、これまでに30cmクラスは過去に一度だけあったそうですが
ここまでの大きさははじめてだったそうです。
串焼きにはできない大きさだったので、分厚い切り身にして堪能されたそうです。