22ステラの不具合…。
聞いてはいましたが遂に自分が使っていたものにも襲い掛かってきてしまいました。
自分のステラが起こってしまったベール ガタの緩みとカタカタ音の異音について対処方法となぜ起きたのかの原因とその後についてお伝えします。
↓こちらですでに修理から戻ってきたあとの報告をしています。併せてご覧ください。
シーバス釣り歴15年以上になります。川すずきを主に追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具につぎ込むシーバスオタクです。メーカーからの供給を受けルアーのテスターもしています。はじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化しており、これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる情報”をお届けしていきたいと思います。
22ステラは不具合多すぎ!?
22ステラは出る前から噂されていた密巻きのスーパースローオシュレートによるトラブルは全く起きておらず、
(機種依存しない使い手の違いによるライントラブルはありますが)
そのほかの、商品としての完成度、クオリティに直結する不具合がいくつか報告されていました。
それは、大きくわけて3つ
【2】ベールカム(ベールとローターの接合部)のネジが緩む
【3】新品でも素人レベルでわかる巻きのゴリ感
※これらに付随する謎のカタカタ、コトコト音
これらが報告されていました。
この中で自分が被害にあってしまたのは【2】ですベール(アーム)カムがグラグラ、ガタつきはじめてしまいました。
ちなみにトラブルが起きてしまった自分の22ステラの番手は3000MHG。
4000番以降の大きい番手に被害が多いと聞いていましたが…
まだ購入して1年未満でまさか自分の購入したものが…しかもステラでという思いがありびっくりしましたが
噂であったトラブルは本当でした・・・
(´;ω;`)ウゥゥ
トラブルが報告されている22ステラの番手
ちなみに現在上記の3つのトラブルが報告されている番手は
筆者の知る範囲内で
多い順に
C5000XG(【1】と同率)
【3】3000MHG
【4】4000XG
そのほかC3000XG、C3000SDHHG
となっていて
負荷の掛かりやすい番手にトラブルが多い感じですが、
たまたまこれらの番手が作られている工場のロットに問題があったのかどうなのかについては不明です。
22ステラのカタカタ音(コトコト音)の異音で気がついた不具合
上の動画をご覧ください。
自分がこの不具合に気が付いたのは巻き取るリーリングの際のカタカタ音でした。
カタカタと表現するか、コトコトというか鳴っていますよね。
リーリング自体は滑らかなままなのですが、明らかにわかる異音。
これで「なんかおかしい?」ってはじめて気が付いたのです。
それまで釣行しているときには何ら問題も感じていませんでしたが、
急に音が鳴り始めて・・・。
ベール(アーム)カムがグラグラ緩む…
で、釣行から帰ってきて改めて回してみてびっくり。
驚きましたね。それと同時に凹みました。
22ステラは異音がすることも言われていましたので、まさか!いう気持ちで耳を疑いました。
が…それは現実のものとなってしまいました。
で、なんでこんな音がするのか?
よ~くよ~くリールを見ながら触れてみてようやく気が付いたのが
グラグラと緩んでいたベール(アーム)カムのガタです。
ここが緩んでいました。
カタカタ音とベールカムのガタはどちらもトラブルとして聞いてはいましたが、まさかいっしょとは!!
まったく思いもしませんしたね。
上のここの部分に隙間が空いてしまって緩んでいました。
で、もう同じようなトラブルは報告されていましたので、調べたところ
一応、応急処置としての対応方法があって、それをしたら緩んでいたガタは治まりましたので、これから対処方法解説します。
対処方法
応急処置を施すには、肝心の用意していただくものがあります。
L字型の六角レンチ#1.5(1.5mm)
こちらをご用意ください。
Muchuu ボールポイント L型六角レンチセット (#1.5~#10)9本組
ご用意いただけたら次へ…
まず上の写真のようえに本体からスプールを外してください。
そうしたらローラーを回して利き手とは反対側に持ち、写真の赤丸の部分に
用意した#1.5の六角レンチを差し込んで巻きます。
ちなみに逆巻きです。時計周りとは逆に回すことで締まります。
このとき間違えないようにご注意ください。
非常にわかりにくいので途中で迷うかもしれないのでここ覚えておいてください。
これでベールのガタの緩みは治り、ベール(アーム)カムのグラグラは取れます。
シマノはネジ止め剤充填などの個人の対処は認めてない
ちなみにシマノのアフターサービスは、個人でのネジ止め剤の充填したりすることは
正規のアフターサービスを受けれなくなってしまう可能性があるとのことですので、
ネジを自分で回して応急処置してみるのもいいですが、
不具合を見つけたらまずはアフターサービスに出すことが推奨されています。
22ステラのベールガタ・緩みはなぜ起こる
なんでこんなことが起こるのか?
それはこの22ステラの特殊な形状にあります。
ローターとベールの接合部のネジの止め方にあります。
これまでの18ステラや、ツインパ、新しく出た後発の23ヴァンキッシュは
単純に外側からネジで留められていましたが
ステラは外観を重視したのかどうかは知りませんが…カッコイイ!?もので外側から覆ってそれを内側から小さいネジで固定する方法になっています。
使えなければ、カッコイイも何もないのですが・・・。
ちなみにこの原因については憶測に過ぎません。そもそもシマノが認めていないから…。
22ステラはクレーム扱いで修理送り
メンテに出して2月に帰ってきたばかりのものなのに
それからその後、どうなったのかというと、
それも釣具店持ち込みで”クレーム処理”としてシマノに送りました
実はこれ、今年メンテに出して2月に帰ってきたばかりのものだったんです。
それからほかのリールしか使っていなくてですね、
春先からステラ投入して、2回目の釣行でこれです。
まだ1年経っていなくて、昨年夏に購入して1回メンテで2か月使っていなくてまたってwww
半分以上メンテ出してます。。。
まじがっかり…。
それからまだ戻ってきていないので、
また戻ったら報告します。
※23.06.20
シマノの修理から戻ってきたのでご報告記事はコチラ⇒22ステラ3000MHG不具合~修理から返ってきた!結局22ステラは買いなのか?正直申し上げます