高知県の土佐はカツオやシイラなどの釣りが有名ですが須崎港を母校にする土佐沖でキハダマグロをレジャーフィッシングにしようと
する人物がいます。
アウトドア雑誌「BE-PAL」の元編集長の黒笹慈幾さんが、編集者時代から知人であった
釣り業界のレジェンドこと村越正海プロを呼んで資源調査とアドバイスをもらいました。
黒笹さん自身は高知の魅力に取りつかれ移住してきた人物です。
村越さんは相模湾でキハダ釣りをレジャーフィッシングとして事業化にこぎつけた実績の持ち主です。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
高知までレジェンドを呼んで調査!?
高知沖にキハダマグロも居ることはわかっていますが、果たしてちゃんとレジャーフィッシングとして成り立つのか?
黒笹さんが、村越プロに声がけして高知まで呼び出し実現した今回の釣行。
村越さんはすでに、神奈川県の相模湾でキハダのレジャーフィッシングを提案して事業化に成功している人物です。
胸を躍らせ船を出すこと2時間半。そして…ついに!
プロでも釣れる確率5%!
カツオが飛び跳ねている様子が目の前にみえます
エサとなるイワシの群れを追いかけ捕食しているようです。
イワシはキハダにとっても大好物。
村越プロはさっそく竿を振り上げます。
けど最初に釣れたのはカツオ。
それからキャストを繰り返し来ました!先ほどまでの村越さんとは明らかに違う動き。
キハダです!!
釣りあげたのは35kgの立派なキハダ☆彡
村越さん曰く、カツオがあんだけ居て、キハダは釣れるシーズンは夏が本番。まだ時期は早いと思うんですけど、
ちゃんとこういう個体が入ってくるだけ「ここはすごい海だと思います」と
そのポテンシャルの高さにプロのお墨をもらいました。
キハダのレジャーフィッシング化に向けての取り組みは県外客を受け入れるための遊漁船の数や予約システムの構築など
さまざまな課題が残されています。
それらをひとつひとつクリアしていきぜひ実現させて頂きたいと思います。
PS。やはりプロは凄いなーと
今回のような大物に限らずプロの釣りを見ていると、絶対にあきらめない
ず~~~ッと、釣れなくても息つくほどキャストを繰り返しながら、
それでも移動の時間も含めて釣れない時間をも楽しんでいる姿に
やっぱりここがプロなんだろ~なって感心しました。
釣れていなくてもずっとキャストし続けられる精神力、
釣りが好きでたまらないという心からんの「好き」がないとダメなんですね。