アクアウェーブのミヤビス45DRのインプレです。
ソルトウォーターの世界でも使用されることが多くなったクランクにおいて”ソルトクランク”という新たなカテゴリを発掘するきっかけにもなったクランクベイトです。
ミニサイズなのにブリブリ泳ぎアピール力満載のミヤビス45DRの
特徴と使い方やフックサイズ、
45xdとの違いやカラーの選び方も踏まえインプレをお伝えします。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
アクアウェーブ ミヤビス 45DR インプレ
特徴をざっくり
インプレを始める前にアクアウェーブのミヤビス45DRの特徴をざっくりと解説しておきます。
サイズは↓
重さ:7.4g
潜行深度:3メートル+
リップの付け根にウエイトが埋め込まれていて、立ち上がりがよく
着水しリーリング開始すると急潜行します。
3メートルまで潜るのに全長が45mmしかなく、小型で小さい獲物を捕食していて
ボトムについてる根魚に抜群に威力を発揮します。
バス釣りで3メートルクラスまで潜るクランクだとかなり大きさがあるものになるため
ソルトで使うにはちょっと大きさが大きすぎたり、
また全長が短い小さいクランクだと重さがなくて飛距離が伸ばせないなどのデメリットがありましたが、
重さも7.4gと、LやMLのライトシーバスロッドなら使えそうなウエイトがあり
風がある日でもキャストがしやすいなど
”ボトムまで沈めたいミニクランク”の
欠点を克服した素晴らしい性能を有している、
いまや押しも押されぬソルト専用クランクの代表格です。
ミニクランクなのに結構飛ぶ!!
ロッドはMLの6.6フィート、リールは2500番、PE0.8号でした。
けっこう飛びます。
クランクって重さがあっても飛ばないものが多いのですが、
このミニマルなサイズの割に7.4gというある程度の重さがあるために思いのほか遠くへ飛ばせます。
根魚は手前の足元から攻めることが多いですが、
地磯などの場合などこの飛距離は
遠くから徐々に寄せてきたり、広い範囲を素早く探ることへ貢献してくれます。
急潜行しブリブリ泳ぐ
着水後に、リトリーブをはじめるとみるみるうちに急潜行し
尻上がりでボディをブルブルと震わせながら泳いできます。
このブルブル感が感じられるレンジが、このルアーの適正レンジです。
根掛かりしそうになときあ止めてロッドを上げる
リトリーブ中は、長く幅の広いリップの先端が底をコツくような角度になっているので、
フックが干渉することはおおよそ防げますが、
ボトムを探ってくるルアーの特質上、
牡蠣ヒビの上や、複雑な岩礁帯のときに根掛かりの心配は避けられません。
リトリーブ中に根掛かりを感じたら
●すると浮き上がる
●そこでロッドもちあげる
いったん止めるとフワ~と浮き上がってくるのでそこで外れることがあります。
それでも、その周辺は引っ掛かりやすいものがゴロついている可能性が高いので、
いくらスローなリトリーブでも浮いてすぐに巻き始めると、
同じ個所を前に向いて引いて来るだけなので高い確率で、再度根掛かりするor根掛かりが強く入ってしまう。
その場合、止めたあとしばらくある程度浮き上がるのを待ってから
ロッドティップを立て、真上にロッドを上げるようにしてやればその場で浮き上がってきて根掛かりを回避できます。
直結またはリングを外して
ラインを結ぶアイの箇所にリングが付いているタイプのルアーです。
このタイプは基本的にスナップを使用しないで直結
がおすすめです。
リングがあるのにも関わらずスナップまでつけてしまうと、
本来のアクションが損なわれる可能性があります。最初からリングがついているということは
付いた状態でアクションテストされているはずですからリーダーから直結で結ばれていたはずです。
またロッドアクションの影響をいちばん先に受けるラインの結び目から
ルアーまでの距離が長くなり、二つに連続してしまうのでアワセをいれるときなど
意図したタイミングよりも若干遅くなることがあります。
どうしてもほかのルアーとの交換の手間を減らすために
スナップを使用する場合はリングを外して
ください。
●スナップ使用したいのならリングは外す
アクアウェーブミヤビス45DRのフック
どうしても根掛かりが勃発するような地形にたくさん着いていることが多い根魚狙いのルアーは、
根掛かり以前に、フックが岩礁に接触する回数も多くて
何度も魚を掛けたり、釣りをしている間にフックが先にだめになり、交換が必要です。
ミヤビス45DR、45XRのフックサイズは#10です。
公式サイトでも表記がないので明らかにされていませんが間違いないです。
交換時はターゲットのメバルやカサゴ、大きくてもチヌ(クロダイ)で、
使用するライトタックルのことを考えると通常の細軸サンロクがベターだと思います。
オーナー ST-36TN #10
ミヤビス45DRとミヤビス45XDの違い
アクアウェーブのミヤビスは今回インプレした45DRのほかに、45XDがあります。
この二つの違いは、潜行深度の違いだけで、45XDの場合は4メートルまで潜ります。
長さと重さは一緒です。
同じ長さと重さでなぜXDが潜るのかというと、リップの大さです。
より水を噛む部分が大きく広くなればより潜ることになります。
ソルトクランクのカラー
現在ミヤビス45DRのカラーラインナップは
発売当初の10カラーに加えて、
今年新色の、マットチャートタイガーと、サンセットナイトが追加され
全12色が用意されています。
どれもお好みで選んだらいいと思いますが、
ボトム中心のソルトウォーターでのおすすめカラーは、赤やオレンジ、またはゴールド系ですかね。
実績が多いと思います。
バス釣り用のクランクにはないソルトらしいカラーが揃っているので
あとは自分の好みで揃えたらよいと思います。
筆者の場合、マットオレンジタイガーとパステルピンクを買ったあとで
このミヤビス45DRのおもしろさにハマってしまい
グリーンゴールドとアカキンシグナルの2カラーを買い足しましたwww
アクアウェーブ ミヤビス 45DR