京都府福知山市を流れる由良川では放流したアユを守るためにドローンを使用した新たな取り組みをはじめました。
今年のアユ釣り解禁を前に約4万3000匹の稚アユが放流をした由良川漁協はドローン会社に協力うぃ依頼して実現しました。
関係者らは「かなりの効果が得られる」と期待をよせています。
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稚アユの天敵カワウなどを追い払う
釣りをする場所にいくとカワウ(川鵜)のいる川をみかけたことはないでしょうか。
以前はペリカン類に指定されていたこともある大きなくちばしで、獲物を捕らえます。
あまりにも大きな獲物を口にしてしまい喉を通らなくなってフッコサイズのシーバスを口に咥えたまま息絶えたカワウを見たことがあります。それほど獰猛で
長良川や木曽川、山口県の岩国錦帯橋など夏の風物詩にもなっている観光地の
カワウにアユを飲み込ませて漁をするという伝統漁法「鵜飼い」に登場する。
その通り何と言ってもアユが大好物!
しかも放流したばかりの5センチクラスの稚アユは食べごろサイズで、
放流したばかりの初期は、群れをなして流れが緩やかな浅瀬にたまってしまい
カワウだけでなくほかの鳥たちにも食べられやすくなってしまいます。
ドローンを検証
そこで、稚鮎を守るために考案、今回放流している最中から
放流した場所でドローンを試験飛行させました。
稚アユを狙ってくる鳥たちを追い払うために、水面から数メートルほどの高さを飛ばしてみたところ
初日は鳥が近づいてくることはありませでした。
水産庁もこの稚魚の保護のためのドローンの使用を推奨していて、由良川漁協のある福知山市では今後も飛行試験を実施し
効果を検証するとしています。
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