IL Pescaria

21ブレイゾン実釣インプレ!旧モデルからの変更点と2つの人気番手で実際に釣りしてみた!

ダイワ21ブレイゾンのロッドをインプレ。

バス釣り用の価格を抑え汎用性を高くして用意されたダイワのエントリーモデルです。

旧ブレイゾンから2代目を入手することになった筆者が新旧の変更点からラインナップを紹介し実際にバス釣りをしてみたときの感想をお伝えします。これから購入を検討している人は必見です!




記事内画像:バス釣り|Il Pescaria

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21ブレイゾンの旧ブレイゾンからの変更点

旧モデル=18ブレイゾンを購入したときには

もうこれは買わないかな…。
次買うときはもう少しランクアップしたものを買いたいな…。

なんて思っていたのですが、早い話がまた買ってしまいましたwww

なぜか?

旧ブレイゾンのあの赤が所々に入った派手な見た目が自分好みではなく好きじゃなかったのですが

まず見た目の印象がガラッとかわっていたからです☆彡

グリップエンドがカーボンモノコックになり、かなり今どきっぽいルックスにまとまった印象です。

旧ブレイゾンが悪かったわけではありませんが、

こうやって見た目だけを比較すると旧作は色褪せてしまいます。

 

イケメン度は旧ブレイゾンより100倍アップ


だいぶん上位機種に近い、

黒を基調にし、適切な箇所にシルバーを施した渋めの仕上がりは

カッコいいことは言うまでもありませんが、合わせるリールも選ばない応用力が高いデザインになったと思います。

モノコックグリップとも合わさって一段とコルクグリップとの相性が良くなって

イケメン度は旧ブレイゾンより100倍アップした感じがします!!

  

感度アップと軽量化


カーボンモノコック(一体成型)グリップにより、

軽量化はもちろんのこと、

ロッドのブランクスをつたって手元まで感じる「ビンビン」くる感度が各段にアップしています。

このあたりは昨今のロッドの主流になっているのですしょう。

バスロッドの世界だけでいっても一世代前ならば、ハイエンドモデルだけの特権みたいな感じに思ってましたけど、

今はブレイゾンのようなエントリーモデルにも採用されるようになり

自分も含め一般的なユーザーからするとありがたいばかりです。

 

フックキーパーがなくなった…


写真は旧ブレイゾン。キーパー付きだったのですが、

これがですね・・・
21ブレイゾンからはなくなっていました(泣)

こういうちょっとしたことなんですけど、あると凄く助かるものって

なくなってはじめて気づく大事な彼女…みたいなもんでww

釣り自体には直接関係がなくても、あるとないとでは便利さが変わってきます。

これからお伝えするインプレの写真をご覧いただくと

お気づきになると思われますが、

自分は速攻、外付けのフックキーパーを購入して装着しました。

 富士工業 ルアー用フックキーパー

21ブレイゾンのフルラインナップ

画像:ブレイゾン|DAIWA

ダイワブレイゾンは、バス釣りに特化したロッドシリーズで、様々な釣りスタイルに対応するために複数のラインナップが用意されています。

竿の素材、長さ、アクション、パワーなどが各モデルごとに異なり、各ロッドは、素材や機能面で細かな違いがあり、釣り人のニーズに合わせて選ぶことができます。

●ベイトが13種類
●スピニングが8種
いずれも1ピースと2ピースが用意されています⤴︎

素材については、高弾性率で強靭なグラファイト素材を使用しており、軽量化と高い感度を実現しています。

次に、長さについては、6フィート6インチから7フィート2インチまでの範囲で展開されており、様々な釣り場に対応できます。

アクションについては、ファストアクションとミディアムファストアクションの2つの種類があり、それぞれに応じた使い方が可能です。

パワーについては、ライト、ミディアム、ヘビー、エクストラヘビーの4つのタイプがあり、釣りの種類や状況に合わせて選ぶことができます。

また、ブレイゾンには、スピニングモデルとベイトモデルがあり、

単にリールシートやガイドの変更だけでなく、全く別のものとして開発されたそれぞれ特化した設計となっています。

総じて、ダイワブレイゾンは、高い性能と使いやすさを備えたバス釣り用ロッドシリーズとして、

ビギナーから上級者まで幅広い釣り人に愛されています。

ライバル機種と比較


21ブレイゾンともっともライバル視されてるのが、

近いプライスゾーンにある同じエントリーモデルのシマノのゾディアスがあげられると思います。

筆者は、実際にどちらも所有していたのでこちらに過去にインプレも書いています。

気になる方は合わせてご検討ください↓

またパッとみておおよその判断がつくように

同じ番手のライバルロッドと主なスペックを比較した表を用意してみました。

21ブレイゾン&ライバルロッドスペック比較
ブレイゾン C66M-2 ゾディアス 166M-2
長さ:6.6ft/1.98mm 長さ:6.6ft/1.98mm
継数:2ピース 継数:2ピース
自重:107g 自重:102g
許容ルアー:5~21g 許容ルアー:7~21g
実質売価:約12,000円 実質売価:約14,000円

こうして単純に数値だけでみるとスペック的にはたいして差はないですし、

実際自分が使ってみている感想も、

それぞれに良くも悪くも特異なここがよくて、ここが欠点みたいなところはなくて、

別段変わりはないと感じています。

値段的にも定価の違い(若干ブレイゾンのほうが安い)くらいの違いからの実売価の違いで大差なく

ほぼ個人の好みで選んでも問題ないと思います。

21ブレイゾンC66M-2実釣インプレ

実際に筆者が購入したC66M-2持ってバス釣りしに行ってきたのでインプレいたします。

あまり頭で考えずに直感的におもったことを書き記していきます。

購入を検討している人の参考になれば嬉しいです!

 

ティップと飛距離は


タイプがMLで、ちょうど硬さも中間。

MLでももっとティップが入る柔らかいものが自分好みなのですが、

これは曲がらない分キャストして振り切ったあとのブレもなく、

かといってガチガチでもないので可もなく不可もなく、

この価格帯のロッドにしては納得のスタンダードなタイプだと思います。

使うルアーやリールの性能にもよりますがそこそこ飛ばせるので、オカッパリからでも十分な飛距離は確保できます。

 

粘りのあるブランクス


ティップからグイっと曲がるタイプではなく

ほどよく粘って曲がるタイプです。

キャストのときには幾分シャキっとした感じで

魚を掛けてから徐々にいなしていく感じのブランクスに仕上がってると思います。

 

ルアーの許容範囲は狭い


21ブレイゾンのインプレをするにあたって

実際に釣りしている間に一番お伝えしたかったことがこのルアーの許容重量です。

スペック上は5g~21gまでのルアーがキャスト可能になっていますが、

3/8oz(約10g)~1/2oz(14g)くらいがちょうどよい
と感じました。

それもリグではなくメタルバイブと小型クランク、スピナベなど巻き物系プラグです。

ちょい5gを投げるには少しロッド自体が硬くて思うように飛ばせませんでした。

7gシンカーでダウンショットにしてフルキャストしてみて、これくらいからが下限はギリかなと思います。

上限に関していうと、実際3/4oz(21g)のシンペンを投げてみましたが、

これだと投げる前からティップが垂れて投げにくかったです(投げれないことはない)

 

オールマイティーに使える万能ロッド

ダイワのカタログスペックでもC66Mについては

クランクベイトやスピナーベイト等の中~大型ハードベイトからダウンショットやテキサスなどの撃ちモノまで幅広く適応する“バーサタイルモデル”。
出典:ブレイゾン|DAIWA

とされています。

数あるラインナップの中でも特に汎用性が高いものとなっていますし、

ルアーの許容重量についてもオーソドックスな範囲は網羅できているのでこれ1台あれば

そこそこのバス釣りは体験できるはずです。

 

ダイワ 21ブレイゾン C66M-2

 

21ブレイゾンC64L-2 ST BF実釣インプレ

もうひとつベイトフィネス用21ブレイゾンを実釣

こちらは、もっと軽い2gジグヘッド~5g前後のダウンショットやテキサスなどだけに使用する目的で購入。

ST=ソリッドティップのBF=ベイトフィネスです。

ちょっと時間がなくて、バスのいる池や湖まではいけませんでしたが

新しく買い替えしたベイトフィネスリール22アルデバランBFSと合わせて近くの河川へ。

 

軽いリグでもなんなく飛ぶ


ノーシンカーでは、底につくまでに流されていたので6Bのガン玉(約1.9g)をつけて投げてみます。

ベイトフィネスらしくこれくらい軽いリグでもベイトフィネスリールと相まってそこそこ飛ばせます。

そして流れがはやくなってきたところで、5gのシンカーをつけてダウンショットにしてしっかり底が取れるようにしました。

リールの設定をやりなおして気持ちよく飛ばせます。

また軽くてもフリッピングも思いのまま。

接近したピンポイントを正確に狙えます。

 

感度は…


こちらのC64L-2 ST BFは、ソリッドティップなので、チューブラートップのC64L、C64L-2とは異なり

乗せやすく吸い込みされやすさはありますが、感度はいまいちかなと・・・。

自動的に乗せるのではなく自ら掛けて捕るにはハリのある感度伝達ができるチューブラートップがいいと思います。

そこは乗せて捕るか、自ら掛けに行くのかの違いでアングラーの求めるところが違います。

 

ソリッドティップの恩恵で完全向こうアワセ


ダウンショットを投げて沈めて放置、そこであたりがなければ回収して次にいくのですが

少しその場でとんとんシェイクすると食った!

もうそのときにはグイッと穂先が曲がり、合わせる前に乗せられていました。

これこそソリッドティップの恩恵です。

最初手感度に不安がありましたが、ソリッドティップにしておいてよかったと思った瞬間でした。

ふたつの異なるタイプのロッドを揃えても、3万円もあればお釣りがくるコストパフォーマンスの高さもあります。

これくらいの値段であれば、タイプとレングスを分けて複数揃えることも可能です。

 

ダイワ 21ブレイゾン C64L-2 ST BF

21ブレイゾンのインプレまとめ

特殊性能ではなく万能度に期待!

ほかラインナップを一通り見ても、
バス釣りに必要とされる使い分けに応じて無難なアイテムがそろっています。

個々の性能についてはやはり上位機種には遠く及ばないものもあると思われますが、

エントリーモデルとしてみれば、見た目もだいぶん上位グレードに近づいた気がしますし、

機能面ではこの価格帯のロッドではコスパは高いでしょう。




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