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”マス釣りの聖地”奥日光の中禅寺湖で岸釣り解禁初日は700人の釣り客で賑わう

栃木県日光市の国立公園内にある中禅寺湖で岸釣りが解禁しました。

この場所は奥日光の「マス釣りの聖地」として多くのアングラーに親しまれている名所です。

解禁日初日は禁漁期間中この日を待ちわびていた太公望のみなさんが県内外から訪れ、

早朝から花火の合図とともにスタートとなりキャストを繰り返していました。




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初日に700人のアングラー集結

画像:下野新聞SOON

中禅寺湖は岸釣り解禁となっても、釣りをしても良い場所は湖面東側の岸のみになります。

行ったことのないひとだと「たったそこだけ」と思われますが、この中禅寺湖は1周が25キロもあり

ランガンではなく単純に歩くだけでも最短で約6時間ほど掛かるほどの面積があり、国内の湖では25番目の大きさを誇ります。

岸の距離だけでもけっこうあります。

解禁当日、花火の合図が鳴る前から、多くのアングラーが朝早くから集まり、

合図とともに訪れた釣り客らが一斉にロッドを振り下ろす姿がありました。

中禅寺湖漁協によると、初日の遊漁客の数は前年と比較して100人ほど増加し、

約700人が来たそうで、徐々に回復に向かう新型コロナの影響がこういった釣り行事にも反映されているようです。

中禅寺湖は釣れるマスの種類が豊富

中禅寺湖が”マス釣りの聖地”として言われる所以は、この湖で釣れるマスの種類の豊富さに由来します。

その種類はホンマス、ブラウン、イワナ、カワマス、ニジマス、ヒメマス、最近よく話題に上るレイクトラウトなど、実に7種類にも及びます。

そのほかにワカサギなども釣れ、釣り好きには年中釣りが楽しめる場所となっています。

ちなみに遊漁にはヒメマス、ニジマス、ホンマス、ワカサギ・レイクトラウト以外には

カエシの無い針を用いた毛ばり釣りと、ルアー釣りのみが認められていたり、

資源保護観点や乱獲防止の為に中禅寺湖では1日の持ち帰れる魚種と尾数制限ありなど細かなルールが存在しているので事前にしっかりとチェックが必要です。

また、2011年の東日本大震災による福島原発事故の影響で、ヒメマスとワカサギ以外は全て持ち出し禁止になっています。

一部解除されていますが、生きたままの持ち出しはもちろん厳禁です。

中禅寺湖遊漁の注意事項⇒




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