ガイドやリールシートなどで釣り人に馴染みが深い富士工業(静岡県静岡市駿河区)が日本財団が推進する「海と日本のプロジェクト」の呼びかけに応え、
静岡県浜松市北区にある教育施設・県立三ケ日青年の家にライフジャケット30着を贈呈しました。
同施設ではレンタルステーションを開設し3月から無償で貸し出しをはじめるとのことです。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
日本財団「海と日本プロジェクト」とは
今回釣り具メーカー富士重工が名乗りを上げるきっかえになった「海と日本プロジェクト」とは
同財団の総合海洋政策本部、国土交通省の指導の下に日本を囲む海にまつわる現状を多くの人に伝え
より良い海の未来へ繋いでいくための行動する機会を増やすための取り組みを日本全国で行っているプロジェクトです。
地域によって海洋学にたずさわる大学生らが、地方の海の調査報告や、地産地消を目的とした新製品の開発などに貢献しています。
富士重工
富士重工は、今回の呼びかけに応じたのは、以前からこのような取り組みに参加することで何かしら貢献したいと考えていたのではなさそう。決して売名のためじゃないようです。
こういった取り組みに貢献することは企業イメージのアップにもつながりますが、今回の富士工業はあくまでも
冒頭でも述べたようにガイドやリールシート、ロッドコンポーネントとロッドビルディングパーツがメインの会社です。
今回贈呈したものはライフジャケット。そこに自社製品の宣伝は生まれません。
海のレジャーに関わる企業として、水難事故の防止につながればという思いで賛同されたのだと思います。