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漁船ていくら稼げる?船に乗ってお金を稼ぐにはマグロよりも今はカニ!?

昔の話でマグロ漁船に乗ると儲かるとかよく言われたが最近ではそれと同等に、

いやそれ以上に稼げると噂のカニ漁船があることをご存知でしょうか?

今回このカニ漁船ていくら稼げるのか実際の求人情報の内容から割り出してみました。マグロ漁船よりも稼げるという噂は本当なのでしょうか?

興味ある人必見です。

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カニ漁船いったいいくら稼げる

通称”カニカッター”と呼ばれる北の海のカニ・エビ漁船
画像:Pixabay

日本からのカニ漁は、日本海やオホーツク海、三陸沖などの日本近海で操業する船と

アフリカ沖やベーリング海など遠海で操業する遠洋タイプの2種類があります。それぞれの給与を見てみると。

とある日本近海のカニ漁船会社の場合

出港している漁業操業期間中は最低35万円のを保証+歩合つき。
オフシーズンの7月、8月でも20万円/月が保証
そのときの漁獲高に応じて賞与も用意されるとしています。

遠洋カニ漁の漁船の場合

初年度の給与は32万円/月+歩合~2年目から40万円/月+歩合
船長の場合60万円/月

年収は想定で500万~1000万・・・

う~ん、実質的な金額だけでいうと、もっと楽そうな仕事でもしっかりした企業に就職しちゃんと働いていれば決して手の届かない数字ではないと思うので微妙な気もするが

船に乗ってる間の、水道光熱費は一切掛かりません。そのあたりも計算に入れるともう少しメリットが増えるようです。

実際の仕事量

カニ漁船はエサを入れたカニかごを仕掛け、数日後に4~5時間かけて引き上げ

船上で大きさ、品質別に選り分けして保冷庫にて保管する作業まででワンセット。

これを1日に10~15回前後繰り返します。回数が一定でないのはその日の天候や漁場の状況によって変わるからです。長いときは1日に20時間ぶっ通しなこともあるそうで、かなり体力的にキツイと言えます。

近海で操業している会社では1週間でおおよそ1航海

遠洋で操業する場合は、1度の航海で洋上作業60日+陸上作業7日間がワンクール。これを4回繰り返した後に50日の休暇。

体力的に自信があるひとには魅力的な仕事かもしれません。

実質マグロ漁船よりも儲かる数字に

さらに資格を取れば給与もアップ
マグロの遠洋漁業の漁船の場合は乗組員の等級によって給与が異なり員級B(60~410万/年)~
3年以上働き海技士の資格を取ると船舶職員になり580~650万/年

とあくまでちょっと微妙

船長になってやっと年収770~860万くらいで、実質操業責任者となる漁労長になってやっと年収が1000万円を超える。

そう考えると単純に、入社してすぐにある程度稼ぐだけだとしたらカニ漁船のほうが年収が良い気がします。

さらに、海上特殊無線技士などの資格を取ると給与査定にも反映されるためアップさせることも可能。

決してラクではなさそうだけどメリットも大きい

金額的に見ると微妙かなと思うが、学歴不問で定年がないなど普通の会社ではあまり見ることのない魅力もある。

ただし、単純に仕事の内容は過酷を極め、船酔いに悩まされることもり、狭い船の中で過ごすとなるとストレスも溜まるはず。

最悪の場合、海難事故に巻き込まれ死に至るリスクも背負うことになる。

カニ漁船の仕事は、ある程度すぐにお金を貯めたい人とかにはいいかもしれません。

自分の適性を見極めて、自分ならやれると思える人にはおすすめな職業です。

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