大分県佐伯市の港で昨年末に近くで釣りをしていた釣り人によって撮影されたまるでシロイルカのような真っ白な魚。
映像からは約50センチほどだと推定されますがこの時本人は何の魚かはわからず後日テレビ局が大分の水族館「うみたまご」に映像を解析してもらったところボラと判明しました。
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大分県うみたまごでは2例目
第一発見者の釣り人は、最初はサメかハマチ(イナダ、ワラサ)のような頭の形をしていると思ったそうで判断が付かないまま
あたりをうろちょろ泳ぎ回る真っ白な魚をジっと30分ほど眺めていたそうです。
大分市の水族館「うみたまご」で釣り人が撮影した映像を確認し導き出したのはボラの仲間とという判断。
目の色がはっきりと確認できていないため色素欠乏症のアルビノであるかどうかは判断ができないが、白色変種という色素の薄い個体であるとみられています。
たくさんの珍しい魚種が届けられるここうみたまごでも、白いボラが確認されたのは2001年以来で実に21年ぶりのこと。
生まれる確率が低く、また目立つことから外敵に狙われやすいとされており、ここまで大きく育つのは非常に稀なこと。非常に強運の持ち主だとよく言われますが・・・。
こういった突然変異の体色をした魚をみると、いつもこう言われていますけど、
ルアーフィッシングで、水がクリアな状況であまり派手なカラーには食ってこないような時と同じで、この色だからこそ自分の身を守れたのかもしれないのではと思います。
実際はどうなのか知りませんが…。