釣り好き高校生が体長3メートル超えの大きなウツボを釣り上げ話題になっています。
男子生徒2人が釣りをしていたのは鹿児島県奄美市の名瀬漁港で最初の狙いはGT(ロウニンアジ)だったということで、
ドラグを鳴らしラインが出ていく時には「遂に来た!!」と思ったそうです。
…約15分の奮闘の末に釣れたのは記録級のウツボ!
意外な”外道”も大物で違った喜びを感じている様子です。
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普段からGT狙いでポイントに通い詰め
二人は奄美高校3年生の大山さんと加納さん。
高校1年生になったばかりの夏休みに釣りの魅力にハマってしまい、放課後や休日には週に4~5回ほど名瀬漁港に通うようになっていました。
釣り人の性でしょう、より大きな獲物を狙うようになりこの日もGT(ロウニンアジ)を狙っていた時に突然の来客に遭遇したようです。
ヒットしたのは大山さんのロッドで、はじめから大物と感じていた「GTが掛かったと思いました」と、一人でのファイトは無理と判断して、
離れた場所で釣りをしていた友人の加納さんを呼び出し二人で協力して、必死にリールを巻くも中々寄せてこれず
約15分の死闘の上、素手でラインをたくしあげてランディングし、巨大なウツボを釣り上げに成功!!
JGFAの記録更新とはならず…
今回釣り上げたウツボの大きさは体長3メートル、重さは10kgを超えており、
JGFA(ジャパンゲームフィッシング協会)のこれまでの記録ではウツボの世界記録は5.38kgであったため、
今回はそれを上回る巨大ウツボであったそうなのですが、写真の記録漏れがあったため、申請自体が叶わなかったそう…。
とても残念でならないですが、釣った本人が一番残念でしょう…。
けどまだ若いし!まだまだこれからの釣りの世界の将来を担う有望な人材です!!
「高校生のうちにGTを釣り上げたいと思います」と力強く語る大山さんが印象的でした。
ウツボは食べて美味い!クセのない白身
二人は、ランディングするときのニュルニュル姿に、気持ち悪さの方が買っていたといい
最初食べる気にはなれなかったそうですが、持ち帰り唐揚げにして食べたそうです。
ウツボはその見た目から嫌われがちですが、捕獲できる地域では普段から食用魚として食されており、
淡白な白身で珍重されています。
僕も食べたことがありますが、とても美味しいです。