ダイワDS-2603フィッシングシューズのインプレです。
フェルトソールの釣り靴は数あれど、ほとんどが渓流用でハイカットが多く、このようにショートシューズでフェルトソールは珍しく、他だとすぐに剥がれてしまったり強度面に問題があることがあったので、
これまで選ぶことはあまりなかったのですが、
2022年6月に出たばかりのダイワDS-2603を即購入!
使ってみた感想をお届けします。
釣り好きでもありファッションマニアです。たとえ釣行時にも人気ブランドの靴や帽子、Tシャツなどの限定品販売が開始されると携帯片手に買い物までするほどの気合の入れよう。買ってもクローゼットの肥やしになるほど一度も身に着けていないものもたくさんあります(汗)見た目だけでなく機能性など着用し釣りをしているアングラーが満足できる釣りアパレルから気になった商品情報を配信します。
ダイワDS-2603とはどんなフィッシングシューズ
ダイワDS-2603の最大の特徴はこのスニーカー感覚で履けるショート丈(ローカット)のフェルトスパイクであることです。
通常フェルトソールやフェルトスパイクだとほぼハイカット(くるぶしより上まであるタイプ)か、ブーツになってしまいますから、けっこう脱ぎ履きが面倒で、
いまいち見た目もゴツくて躊躇していましたが、これはいちいち紐を結び直さなくてもすぐに上から履けるし使い勝手もよく、
ライト感覚で使えるいい新しいタイプのフィッシングシューズだと思います。
またフェルトのグリップ力と、スパイクピンの引っ掛かりの両方のいいところ取りしたフェルトスパイクソールです。
これの何が凄いかというと、スパイクだと磯場の岩礁の上など突起物が多い場所だとグリップして扱いやすいですが、こと濡れている平坦なテトラや敷石の上ではピンが滑って逆効果。
フェルトだけだと、苔の生えた濡れた石の上とかは非常にグリップが増します用途としては必要十分ですが、
河川の中流域中心でゴロタが点在する泥底歩いたりする場合はフェルトの部分に泥や砂が入ってしまったり、斜めになっている護岸を歩くときなど引っ掛かりが少なく物足りない…。
そなんときにどっちの要素も兼ね備えているフェルトスパイクソールです。
・・・とはいえいいところばかりではなく欠点もありますが、このダイワDS-2603はその欠点を上手くカバーしていると使てみて感じたので
インプレの間にそれら優れた点も解説したいと思います。
ダイワDS-2603フィッシングシューズインプレ
サイズ感はやや小さめ
この手のフィッシングシューズは少し幅や高さに余裕があるなど若干大きめに作られているものもあれば、少し小さめだったりすることもあり、
通常履いている靴よりも一段大きいサイズ、小さいサイズを選ぶ必要があります。
DS-2603も例にもれず、0.5センチほど余裕を持って選択して正解でした。
以前使っていたDS-2101QSのときと同じです。ダイワのフィッシングシューズがこのような作り方ということだけではなく
フィッシングブーツ(長靴)とか特に普段履いている靴と同じサイズだと大概締め付け感があり窮屈に感じるので
おおまかに判断しても間違った選択ではないと思います。
自分の場合、一番外側(写真の穴)にまで紐を通して結んだらズレることはなく履けました。
思ったよりも軽い
そして、この軽さ!
フェルトソールの靴はいままでも何度も履いていますが通常の靴底プラスフェルトなので靴単体が重いのがネックではありました。
特にソルト用のフェルトはゴツくて厚みが1cm以上あり底に水分を吸うのですから重くなります。
このDS-2603はローカットだからでしょうか?
意外と軽く、足元だけ重いと感じることはありませんでした。
ゴツゴツした岩礁の上で最強
このスパイクピンの引っ掛かりと、フェルトの密着するようなグリップ力を併せ持ったフェルトスパイクの優れた防滑性を感じたのがこの場面でした。
写真ではわかりにくいですがここ40度くらいに傾斜したさっきまで水に浸かっていた濡れている護岸に水辺に傾いて立っています。
全然滑らないし、がっちり身体を支えてくれています。
ピンがあっても濡れた平らな苔石の上でも滑らない
このスパイクピン、冒頭でも解説しましたがこれがあると突起物のない平らな場所では、先にピンが地面に設置してしまい、引っ掛かりがないだけにすぐにスルっと滑ってしまい
逆にキケンなのですが、フェルトの厚みと、そこから出ている一部のピンの出具合が微妙に計算されているのでしょうか?
濡れている苔面でもまったく滑ることはありません。
さすがに舗装路あるくとキュッキュうるさいけど…
さすがにアスファルトなど舗装した道を歩く際は、スパイクピンのグリップがMAXにきいて、
歩くたびに「ギュッ」とか、「ギシッ」とかいいます(汗)
夜車から降りてポイントまで歩いているとき、ちょっと気になるかもです。
あとこのDS-2603のままコンビニに行ったとき思わず滑って転びそうになりました…w
平らで何も引っ掛かりのないツルツルの床ではさすがにスパイクは滑るのでご注意ください。
×このままコンビニ行くのは注意!!
フェルトソールの洗浄は毎釣行後に
スパイクや通常のラジアルだけであれば、そのまま放っておいても乾いたら入り込んだ土や砂もポロポロとおちていきあmすが、フェルトだけはそうはいきません!
毎釣行後に必ずフェルトの部分にシャワーを当てて、フェルト繊維の中に入り込んだ砂などを洗い流してください、そのまま乾かすと、どんどん繊維の中に入り込んでとれなくなってしまい
臭い匂いがしだします。洗浄後ソールを上にして天日干しにしています。
ダイワDS-2603フィッシングシューズまとめ
ダイワDS-2603は、これまでありそうでなかったシューズだと思います。
ブーツなどでしか味わえなかったフェルト特有の密着グリップと、スパイク性能の両方をスニーカー感覚で気軽に履いていけるため、釣行の出番は必然的に増えます!!
ブーツほどごっついのは毎回履きたくないけど、防滑に優れたものをもっとライトに履けるフィッシングシューズがほしい!という自分と同じような思いを抱いていた人には最適です☆彡
ダイワ DS-2603 スパイクフェルト フィッシングシューズ
カラーはブラック、レッド、今回自分が購入したグリーンカモの3種類から選べます。