増えすぎた黒鯛(関東ではクロダイ)がノリの養殖場を荒らす映像をこちらでも公開したの2年前の10月中頃でしたが、瀬戸内海を囲む兵庫県神戸市の須磨海岸のノリ養殖場でここ数年、養殖途中のノリの被害が急増。
その犯人はまたもや増えすぎたチヌ(黒鯛)でした。
それらを釣り人の協力の元地元の技術者らが原因究明に向け調査を開始しました。
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チヌが大量発生!?
ノリの養殖棚が設置されると移動してくるようで、ノリの収穫期は冬場ですが、近年の冬の気温上昇とともにチヌの活性も上がってしまい、ちょうど収穫されまで育ったノリの時期に格好のエサとなっていると予想されていますが、現時点では実態は何もわかっていません。
最近の瀬戸内海では、水質の改善が進んでおりきれいになりすぎて海水の栄養分が減っていて、魚がエサとする甲殻類が減少しているといわれています。これも原因のひとつかもしれませんが、
かたや関東で、今度は関西地方でこんなにたくさんのチヌ(黒鯛)が増え続けているのは何故でしょうか?
釣り人参加で生態調査も
どのようにチヌ(黒鯛)に気づきこうどうしているのかを釣り名人らにも協力してもらいながら、兵庫県の水産技術センターが調査。
ノリ棚にカメラを設置して、釣り人が釣りあげた約20匹ほどのチヌ(黒鯛)に麻酔をかけて、発信機を埋めこんで再び放流し実態調査が行われています。
SNSの意見=====
この件とは直接関係ないけど、広島ではチヌの稚魚放流をやった結果、かえって増えすぎて漁業者が困っている今となっては好きこのんで食べられない魚なので、漁業者も獲らないし遊漁者も持ち帰らないので数が増えるばかり確かに水質の変化に伴っての餌の減少、それによっての食性の変化はあるだろうし色々な変化もある良くも悪くも人が変に手を加えるべきでは無いのでは?と思ってしまう環境の変化を受け入れることも、時には必要なのでは
簡単だよイカダ近くに釣り船出して無料か格安で釣りやらせればいいお互いにWin-Winだと思うよ
海洋調査経験者です。
>瀬戸内海では、水質の改善が進むのと同時に海水の栄養分が減り、チヌのエサとなる貝やノリなどが減少。
→少し前から業界的には話題(問題)になっていました。やっと一般向けニュースで言及されるようになったか、というのが実感です。
下水道の整備で瀬戸内海の海水が浄化されすぎて的栄養状態にとなり、これを餌とするプランクトンや小さな魚介類がすくなくなっていると聞きます。