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長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
普段自分たちがよく口にしているお寿司屋さんでも大人気のサーモン(ノルディックサーモン)やえんがわ(オヒョウ)などの原産国として有名なノルウェーの沖合で釣りのガイドをしている男性が奇妙な深海魚を釣り上げ話題になった。
その日ノルウェー北部のアンドイ島沖から8キロほど離れた沖合の、水深が790メートルもある地点でオヒョウを釣る予定だった。
サバをエサにして釣り糸を30分かけてゆっくりと海底から引き挙げるとフックにはオヒョウが2匹かかっていたが、そのほかにこれまでに一度も見たことのない奇妙なルックスをした魚が釣れていた。
これは深海魚のラビットフィッシュ、現地ではラットフィッシュと呼ばれているそうで、名前はギリシャ語ライオンの頭とドラゴンの尻尾を持つギリシャ神話の怪物「キマイラ」が語源だとされています。
水圧の変化で釣り上げた瞬間にすぐに死んでしまい、うちに持ち帰り食べてみたそうです。そのお味は
「見た目は悪いけど、タラに少し似た味で、タラよりもずっと美味しかった。」
そうです。
味は食ってみたい気もするけど…いささかこの見ためだと捌くときに触るのもちょっと気持ち悪くなってしまいそう。この大きな目でにらまれてたら包丁も入れられない。