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出典: 朝日新聞デジタル
三重県の名張市に残された廃校になった小学校跡地のプールで水抜き清掃を行おうとしたら、そこには無数の体長が1メートル以上を越すオオサンショウオが隔離されている場所です。
なぜ「隔離」されているかというと、よく聞く日本の天然記念物に指定されているオオサンショウウオは日本の固有種であり、過去にペットや食用として輸入され、野生化したチュウゴクオオサンショウウオとは別。
実はこのチュウゴクオオサンショウウオとの交雑種が増え続けいま問題になっているため、DNA検査で交雑種と分かったものは、決して川に戻すわけにはいかず、それでも貴重な生き物なので安易に殺処分するわけにもいかずこうして各地のプールに隔離されているらしいです。
また交雑種は岡山や京都でも確認されており、京都市内の鴨川水系では90%以上が交雑種だといわれています。