大分県の南部と豊後大野市と大分市の両市を流れる大野川で16日に体長が33cm、重さが440gもある大きなアユが釣りあげられ地元で話題になっています。
大野川漁協の組合員の方々もこのような大きさのものは「はじめて見た!大分県内では最大級ではないか」と驚きを隠せない様子です。それもそのはず!このアユの”太さ”が特別でした。
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重さは平均の約2倍
30cmを越えるサイズのアユを尺アユと呼び珍重されていますが、今回大野川で釣り上げられたアユは他とは違っていたのです。
尺アユは決して簡単に狙って釣れるものではありませんが、アユ釣りが盛んに行われる地域では、それほど珍しいものではないのですが、このアユは同じ尺アユクラスの体長から計算した重さが平均の約2倍!!
太さと重さが倍以上の”メタボアユ”だったのです。下顎に小さな穴があることから天然ものと見られています。
釣れたのは”ゴロ引き”釣法
今回釣られたアユの釣り方は、仕掛けを川底に這わせるようにラインを操作してきて、丸出しの釣り針で引っかけて釣る「ゴロ引き」と呼ばれる釣法で釣りあげられました。
大野川のアユ釣りは10月末まで。オフシーズン前のあともう少しの間に嬉しい釣果報告だったでしょう。
川の環境保全に取り組んだ結果
大野川漁業の組合長によると、これまで取り組んできた川の環境保全や、在来種の増殖に努めてきた結果がこのような大きなアユを生み出したとして誇らしげにご満悦でした。
ネットの声=====
まず上流のダムを解体して通常の水量を増やして、昔の清流を取り戻せばこのような巨大なアユも多くなるはず。
大野川は大分県の母なる川。
先日、多摩川で31.5cmの鮎が釣れたそうです。くいてー!流石に33センチは珍しいと思うが。
どうしたらこんな大物になるんだ〜そんな河川が羨ましい〜