IL Pescaria

またもやスーパーの鮮魚パックにふぐ混入!減らない事案を未然に防ぐ方法

以前にも何度か聞いたことのあるスーパーの鮮魚店コーナーに並ぶ小魚が丸のまま入った鮮魚パックにフグが混じっていた事例。今回愛知県の蟹江市のスーパーでも見つかりました。

発見されたのは先月の23日。購入した顧客からの連絡があって判明。それと同様の商品があと5パックあったことから自主回収を呼びかけています。

画像:東海テレビ




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”小魚パック”の盲点

スーパーや鮮魚店で売られる、そのまま天ぷらや南蛮漬けなどにできるサイズの小さいいわしや豆アジと呼ばれる小アジ。この小アジに小さいフグが混ざることがあります。

この小アジが捕れた時にいちいち漁師さんたちが分けて市場に持っていくことはなく、鮮魚店でパック詰めする際もチェックしていない鋳物と思われます。そこの段階で確認してくれないと方法がないのですが…。

消費者側も知識をもって対処を

画像:メーテレ

いろんな意見があると思いますが、今回のように小魚に交じって入っているフグのほとんどが今回混じっていた鯖フグやクサフグであり、毒の弱いシロサバフグだと内臓と皮をとってしまえば素人でも塩焼き鍋、唐揚げで食べることができます。

どの種類が食べてはいけなくて、どう裁いて調理したほうがいいのか知識をもっていれば自分たちだけでも未然に防ぐことができるのです。

そもそもそんな小さな魚逃がせば…

異論はあるとおもうけども、そもそも片口いわしやキビナゴでもないのに豆アジって・・・。もっと大きくなってから捕ってもらったほうが美味しく食べられるし、漁師も儲かるだろうに。

捕れてもすぐに逃がせば大きくなるまで育ってくれれば自然の資源枯渇も防げるし、フグが知らない間に混入しているのも防げ一石二鳥の気がしますが。そんな小魚でせこせこ儲けてもねっていう、もうそもそもこれ以上大きくならない魚ならまだしもこんな未熟な幼魚サイズは捕っちゃダメだと思います。

ネットの反応=====
豆アジ獲ってる漁師さんが一匹ずつチェックして出荷しているわけないし、これはスーパーでパック詰する人が全数チェックすべきなんですかね.さすがにこういう計り売り的な販売方法だと全数チェックは難しいと思うけどなぁ.シラスとかに混ざっているフグはどういう扱いになるんだろう

以前スーパーの鮮魚コーナーで勤めていました。小アジの入っている発泡スチロールからパックづめする時は必ず他の魚などよかしてから詰めていました。今の方達はそのまま詰めているみたいですね。未然に防ぐことをしないのですね。

ヒレの形がまるで違う。それに、アジにはゼイゴという特徴的なトゲのあるウロコがあるが、フグには無い。全体の形状や色合いも違うし、魚のことをよく知らない人がひと目見てもなんか違うと違和感を感じるほど違いがあるよ。

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