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海釣り川釣りの事故が増える7月8月海レジャーで気を付けるべき大原則

先日福島県いわき市のサーフで腰のあたりまで水に浸かり釣りをしていたとみられる男性が沖に流され溺れて亡くなったという痛ましい事故が発生したばかり。

ここ十数年の間、梅雨が明けたこの頃の7月中旬から8月にかけて水難事故の発生件数が増えることがわかっています。

画像:pixabay




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海釣りで怖い離岸流

離岸流とは打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い引き並みのこと。打ちあがってくるときよりも引き並みの方が流される力が強い。

近くになんらかの構造物がある場合に発生しやすくなり、そこにベイトが溜まるのでヒラメやサーフのシーバスなどでは絶好のポイントとなるが近づきすぎるのは危険です。

サーフの釣りの注意点

今回福島県で起きた事故などは、真のアングラーとは言えないと思いました。いつもサーフで釣りをする人からすると水に浸かっても膝まで

不必要に立ちこまない!

それでも水に浸かるならウェーダーとライフジャケットの装着は必須

高波にさらわれる危険のある磯

青物など大物狙いが可能であり釣り人に人気があるのが磯。
足元が滑りやすく磯ではスパイクを履くのが常識だが、危険性はそれだけではない。

突然、何の前触れもなく襲ってくることがある高波だ!

大きな背の高い高波に飲み込まれると一気に足元を救われ流されてしまう。何度も言うがライフジャケットの装着は必須です!

川釣りの注意点

川は水深がない分安全なように思えるが、海に増して流れが速い場所が多い。

当然のごとく入水する場合は、ウェーダーを着るように、必ずライフジャケットは着用しましょう。

川でよく見かけるクロックスで釣りしている若者…。潮が引いたばかりの濡れた石の上やテトラは滑ります。滑らないラジアルソール。渓流など苔が生えた石の上をよく歩く人はフェルトスパイクがおすすめです。

川でもし流されたら…

元いた場所に戻ろうとしない!
流れに逆らって泳ぐことはそれだけ体力を消耗します。リスクがふえるだけなので浮いて流れに身を任します。
立とうとしない
足がつきそうな場所でも、立とうとしないでそのまま浮いた状態に。
流れの緩やかな場所で避難
流れに身を任せて流れが緩やかな場所を見つけて、その場で避難。そこで救助をじっと待ちましょう。

川で小さなお子さんと遊ぶ場合の親御さんは必ず下流側に立つことを覚えておきましょう。

ウェーダーで流された場合

逆にウェーダー着て水中で転倒してしまうとウェーダー内に水が入りとても危険。水の重みで流されたまま身動きが取れない状態にもなりえます。

上級者は必ずナイフを常備して、ナイフでベルトを裂くか、穴をあけて中の水を抜きます。そうしないと沈んでしまいそのまま流されてしまいます。







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