シマノのブレニアスのインプレです。チニング専用に開発されたロッドの2代目となる19モデルを使ってみて今更ながらに感想を。
これまで使用してきたチニングロッドとはまた一味違った印象を受けたので今回釣行したブレニアスS78MLのインプレいってみます!
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
ブレニアスの基本スペック
自分が購入して使用したロッドはブレニアスシリーズの中で最も汎用性が高いちょうど中間にあたるバーサタイルロッドのS78MLです。
7.8フィートの長さがありチニングロッドにしては若干長めの設定。
ルアーの許容重量は3~18gと必要充分。一番使用頻度が多い5g前後のリグから10g前後のポッパーやシャッドなどプラグも使える使用になっているS78MLです。
他にも同じレングスでライトリグ専用のS78Lと、さらにフィネスに特化したフォールでのあたりまで取れるS80L-S。
プラグにアクション入れやすいように長さを短めに取り、ティップのしなりを抑えて設計されたS70MLがあります。
自重以下の軽量感
とにかく一番最初にリールセットして持ってみたときの感想が…
「かっるッ」w「軽すぎへん?」
なんかチューブラーの中の肉厚が薄いんじゃないか、折れやしないかと心配になるほどスペック上の自重92gよりも軽く感じていました。
以前から使っているシルベラードが86gでしたがそれよりも軽く感じました。
これには少し驚きましたね。この余計な贅肉を削ぎ落した感満載でも、チヌ(クロダイ)のあの強い引きを受け止められる剛性を両立させているんでしょうからこれはびっくり!
もう一つのブレニアスの廉価版BBは使用したことないですが、ブレニアスBBではここまで感じられないと思います。
こんなところまで軽量化
みてくださいこの写真。つなぎ目のフェルールの部分ですが、ここも自分が知る限りのロッドではすべてチューブラーロッドであってもこの部分はソリッドになっていましたが、ここまで中は空洞です!
発売当初に「徹底した軽量化を行った」と謳われれていましたがこんな細部まで施されていたことに驚きました。
曲がるティップとブランクス性能
2代目となるブレニアスは最近のロッドの流行を取り入れたのか曲がる、よくしなるロッドに仕上がっています。
初代ブレニアスはちょっと硬めのセッティングで軽いリグだと投げづらく感度も他の同種のチニングロッドと比べると・・・な感じがしていて購入には至ってませんでしたが、先代のとは特徴がまったく異なっています。
軽いルアーでもよくしなりキャストもしやすくボトムの感度も良好。これならついばむような微弱なアタリも弾かずに乗せられると思います。
今回はS78MLなので、同じブレニアスでも他のラインナップだとまた印象は変わるかもしれません。
コルクグリップ
ここは好みが分かれるところでしょうが自分はコルクが好きです。
どちらかと言うとコルクを使用したデザインはイメージ的にソルトよりもフレッシュウォーターのイメージがありますが、チニングは河川など汽水域で釣ることのほうが多いので合ってると思います。
ちなみにリールシートも軽量化が施されています
シマノ独自の軽量素材Ci4+のアップロックタイプのリールシート
グリップエンド
グリップエンドはEVAです。ここは傷とかつけやすい箇所なので、できるならコルクかまんまカーボンの方がいい気がしますが。これはこれでカッコイイので良いです。
タックルデータ
今回実釣インプレにブレニアスとともに使用したタックルがこちらです。
リール:シマノ ヴァンキッシュ C2500SHG
ライン:バリバス アバニ シーバスPE スーパーセンシティブ0.8号
リーダー:シーガー プレミアムマックス 3.5号
リグ:7gシンカー+オフセットDECOYキロフック#2、バグアンツチヌ職人
シマノ ブレニアス スピニングモデル