IL Pescaria

オリムピックヴィゴーレのベイトロッドインプレ!陸っぱりビッグベイト用に選んだモデルの感想

オリムピックから2016年にモデルチェンジされたヴィゴーレシリーズのベイトロッドをインプレしたいと思います。

今更ながらビッグベイトとビッグクローラー用に購入して4年近く使用してみてからの使い心地を主観的ではありますが素人目線で実釣インプレいたします!

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オリムピックヴィゴーレを選んだ理由

過去にスピニング用のオリムピックのヴェローチェを借りて釣行した経験があり、その時に凄く良かったと感じていたために、ヘビダンやプラグなどに何本かに分けて揃えるベイトタックルの1本はオリムにしようと決めていました。

それも当時出たばかりの憧れのヴィゴーレに!

どれをヴィゴーレにしようか迷った挙句、オリムピックのサイトやYoutubeを見て「硬いだけじゃなく粘る…」という言葉に惹かれて、ガチガチな硬いロッドになりやすいビッグベイト用として購入することにしました。そのゆくえは・・・。

スペック


ルアーの許容重量は、3/8oz(約10g)~3oz(約85g)。おそらく自分が使うルアーでも50gそこらかと思ったのですが、S社やD社のロッドでは許容重量ギリでは重すぎてだるんダルんになる傾向があるので余裕を持って選択。

・・・しかしこれが後々、尾を引く結果となることを購入した時点では知る由もありません…。

完全ジャパンメイド


「MADE IN JAPAN」の文字が光っています!オリムピックのロッドならではです。

オリムピックは日本の数少ないカーボンメーカーであり、カーボン繊維からロッドの組み立てまですべて日本で行われています。それだけでもかなり価値があると思っていますし、安心感が違います。

ま~このクラスの重たく硬いロッドの類はどれも持ってみて、キャストしても強い剛性感は感じるものなので…。普通かと…。

リールシート


自分の場合はカルコンをセットして使っています。普通のベイトよりもボディが大きく重たいリールですが、ヴィゴーレの贅肉を削ぎ落したシェイプアップされたリールシートでもがっちりホールドされているのが釣行時にも感じることができました。

大きめのガイド


穴が小さめのガイドが主流になっている今日のベイトロッドのガイドですが、このヴィゴーレはあえて広口ガイドになっており、これによりラインの抜けが良くなり飛距離が格段にアップするそう。

実際にキャストして、7.4フィートのロッドの長さと合わさって太いラインを使用したキャストでも思いのほか飛んでる気は常にしていました。

ティップとブランクス


そしてこのヴィゴーレの中でもXタイプと言う硬くてビッグベイトのような重たいルアーを気持ちよく操作できるロッドととして選んだ。

きっかけは謳い文句であった「硬いだけでなく粘る」・・・でしたが思いのほか粘るという印象はまったく感じられず。

ティップは柔らかいものが好みの自分だからかもしれないが、どちらかというとカッチカチ。

さすがにビッグベイトをキャストしたときのブレのない安定感とか、50クラスを掛けたときの主導権を向こうに渡さない強靭さは感じられました。

あとは好みによるのではないかと思います。

ロッド:オリムピック16ヴィゴーレGVGC-74X
リール:シマノ カルカッタコンクエスト 201
ライン:シーガーR18フロロリミテッドハードBASS 14lb
ルアー:ジョインテッドクロー178F、イマカツアベンタクローラーRS

総評価

たぶん、もっと適切な(軽めのロッド)を選んでいれば感じ方もちがっていたかもしれませんが、相対的にみてこのシリーズの16’版はティップやブランクスは硬め。そして硬めが好きな人にとってはとても良くできたロッドはないかと思います。

その他にもラインナップが揃っています。好みの1本をどうぞお試しください。

オリムピック16’ヴィゴーレ

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