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沖縄県の美ら海水族館で水深が500メートル以上もある深海に棲むミナミオーストンガニの展示を世界ではじめておこなうことになりました。
展示されたのはメスの個体で、甲羅の大きさが4センチほど、体色はオレンジ色と白い脚を持つ縞模様。背中前方には鋭い左右のトゲを持っています。
ききなれないカニです。主な生息地はグアムやパラオ、小笠原諸島など比較的温暖な海域の水深210メートルから637メートル付近での発見例が最も多いです。
今回展示されたのは2019年12月に久米島近海の水深600メートル付近で採集されたもの。