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秋サケが今年もまた記録的不漁!水温上昇で網には意外な魚が舞い込む

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北海道を代表する秋の味覚の秋サケが近年、激減しており、ことしもはじまった漁が解禁されましたがその数は昨年の不良記録をさらに下回るような漁獲量で漁業関係者らは頭を抱えています。

1日に解禁されたばかりの、別解漁港から出る定置網漁船も、12日までの漁獲量はなんと6.9トン。少なかった去年の同じ時期と比較しても、たったの1/4ほどの量になってしまっています。

漁に同行した現地の記者の人も、一度の網に掛かっている秋サケは10匹ほど…。船頭さんも「数百匹超えないと話にならない・・・。」とため息交じり。


出典:HBC北海道放送

北の海に何が起こっているのか?それは地球温暖化による、そもそも秋サケ漁が解禁される9月には冷たくなっていなければいけないはずの海水温が上昇しているためです。

サケは生息するのに水温が5度~13度くらいが最も適しています。さけます・内水面水産試験場の見解によるとそのためにより水温の低い、定置網が届かない深海まで潜っている可能性があるとしています。

ただし、水温上昇に伴って悪いことばかりではなそうです。この水温が上がったことで、本来北海道では見ることない南の海にいるはずのシイラの大群が秋サケに混じって網に入っています。

中には10キロほどの大型のブリも混じっていますし、逆に北海道のブリ漁は豊漁という。
が、秋サケ漁専門の漁師にとっては減った秋サケ漁を補うほどにはなっていないようです。

=====ネットの声
水温が年々上がっていくのだからサンマもシャケも移動するでしょ。ちなみに40年前の秋田にはアジはいませんでした。コハタがたくさんでしたが入れ替わりましたね。やっぱり水温のせいですよ。

これまで仙台湾で太刀魚なんて聞いた事も無かったのに、陸から釣れるようになった。そもそも東京湾以北は、親潮の冷たい海流で温暖な地域の魚は居なかったよ。ひと昔前は九州とかで獲れる魚という認識だったけどね。シイラ、サワラも今年は青森近辺で異常に多い。養殖貝も毎年のようにプランクトンによる貝毒が発生して出荷規制を強いられる始末。青森、函館のホタテ養殖も最近は死滅する貝が続出。もう、温暖化による水温上昇で既存のビジネスモデルは通用しなくなってきてるね。

秋から冬にかけての魚は脂を蓄えるから美味しいのですが、海水温が高ければ脂乗りも少ないです。ですから、今獲れているサンマにしても美味しくないのでしょうね。消費者としては獲れないのならば食べれないだけの話ですが、漁師さんは本当に大変だと思います。

海水温の上昇は、これからも上がって行き、もう以前の状態の海には戻らないので漁師さんの生活も抜本から変わってしまうかも。
大好きな鰺、鯖もいずれ食べられないかと思うと寂しくなります。

海の異変は最近の話しではありません。年々おかしくなってきていました。徐々にだから気がつかないのです。海の警告です。コロナより深刻な問題が起こる前触れと捉えるべきです。かと言って、パニックを起こすこともありません。何が起こっても慌てないように災害に備えるべきです。

北海道ではブリも豊漁とのニュースを見ました。地球温暖化のせいだと思います。この先も続いていくという考えでないといけないかも。先のことを考え、「今はブリとシイラの季節」と開き直り、鮭は11月からの魚と考えるしかないでしょう。

気候や海水温が変化しているのですから、魚種が変わるのは仕方ないとして、総漁獲量はどうなんでしょうかね。

農業や林業、畜産業と違って漁業はまだまだ「獲るだけ」に依存している。養殖している種類も有るけど、サンマなどは回遊している魚を見つけて獲るだけ。熊や鹿の肉が出回らないのはそれを養殖していないから供給が安定しない。サンマなどの大衆魚は今までは「いくらでも獲れる」から養殖していなかったけど、今後漁業も養殖メインにして行かないといけないのではないかな。

昔は昔はとか前年は例年はとか言ってるようじゃ無理ですね。変わってきているのだから自然環境に合わせた漁業なり農業をしていくべきでしょう。数十年かけて温暖化になったのならばもう戻す事は出来ないのですから。今更100年前の生活をしろと言われても無理でしょうし。

今後はほとんど捕れなくなると思ったほうがいいと思います。ブリやシイラがまとまって捕れるなら鮭やサンマにこだわる必要もないと思います。鮭やサンマは季節物なので食したい気持ちはありますが、漁師さんにも生活があり、少ない獲物に時間を費やす訳にはいきません。魚によって漁法が違うと思いますが、漁師さんも頭を切り替えていかないと厳しいと思います。

しまなみだけど、50年前サンマやシャケなんて食べたことない。冷蔵技術と流通網が発達してなかったからね!地元のサバやイワシ。メバル、アイナメ、タイ、ギザミ(ベラ)瀬戸貝は安かった。イカやタコも安く食卓にはあった。

シイラ(マヒマヒ)なんてハワイの魚のイメージがあるくらい温かい海域の魚種だもんねぇ、ただこういう生物相上位の魚種はともかく、いわゆるその大型魚種の餌になるイカやイワシなど下位層も激減しているのは深刻だなこのままじゃ水温に伴う魚種の変遷以前に日本周辺海域に魚自体がいなくなる可能性すらあるな。

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