アジング(アジのルアー釣り)はさすがに無理かもしれないけれどアジ釣りができる水族館が存在するってこと知ってました?
地元の方とか、小さなお子さんがいる家族とかでない限りちょっと知らないのではないか、それも休日のたびに釣りに出かける人ほど知らないのではないか?(俺だけかもしれないけど…苦笑)と、思いこちらに情報をまとめておくことにしました。
出典:城崎マリンワールド
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
アジ釣りができる水族館
出典:神戸新聞NEXT
場所は兵庫県豊岡市瀬戸。海岸の石畳や磯を上手に利用した真横が瀬戸内海という絶景もある人気の高い水族館「城崎マリンワールド」。
ここは、館内の敷地内に設備された、護岸の入り組んだ岩場を利用した屋外の釣り堀で、広さ約480平方メートル、深さ3~4メートルの外洋とつながっている人工池。
この池には常時体長8~10センチのアジが15~20万匹泳いでいる。
ルールは専用の竿を購入して、針が取れるまでだそうだ。
料金は竿1本、650円。針糸が切れるまでいつまでも釣ることが可能。
また、釣りたてをその場で(隣接してあるアジバー)で天ぷらにしてもらえる(天ぷら調理料金1匹:50円)
ま~欲を言うと、天ぷらだけでなく、鮮度がいいんだから活き造りの刺身にしてくれたり、塩焼きなど調理方法をもっと選べると嬉しいなぁと思うが、ここはグッと我慢。
このアジの大群は近海の日本海にいたものを購入してきたもの。池は隙間スキマで外洋と繋がっており釣り堀の中の水が常に入れ替わるように工夫がされている。そのため台風や大雨の時にアジが逃げてしまうこともあるらしいのだが、逆にカワハギやタコ、めじなが迷い込むこともありこれが釣れることがあるらしい。
その時は”大当たり”、
食べられる魚ならアジバーで調理もしてくれる。
アジ釣りができる水族館の創設と歴史
城崎マリンワールドがあるこの場所は、昭和9年(1934年)にオープンした日和山遊園が前身。
すでに60年前からあったという。当時は「山陰の竜宮城」と名打たれ、豊岡市瀬戸の海岸沿いの入り組んだ岩場の地形を生かして作られたとてつもなく大きな海水の池をいくつも整備していたらしい。
近海のウミガメやサメを泳がせて見せていたそうだ。今でも残る釣りができる水族館の歴史はこのころから健在で当時からすでにタイやハマチなどは、見るだけでなく釣ることもできたそう。
今にも残るアジ釣りがはじまったのは昭和33年(1958年)にアジ釣り専用の池を増設。翌年にアジバーの前身である船小屋食堂が建てられていたそうだ。
平成に入って大幅なリニューアルがされたときにも、大人気だったアジ釣りの場所はそのまま残された。
アジ釣りができる水族館の場所
出典:城崎マリンワールド
このアジ釣りができる水族館「城崎マリンワールド」は兵庫県の豊岡市瀬戸にある観光地としも名高い城崎にある。
城崎温泉や大師山の城崎ロープウエーなどのレジャーや温泉地が有名。この水族館からも約5分ほどで行ける場所にある。
特に城崎温泉は7つの外湯めぐりができるいで湯の町として知られる湯の町情緒あふれる人気のある温泉街。
小さなお子さんがいるご家族をお持ちの釣り好きのお父さん、釣り好きのカップルさんに、観光旅行も兼ねてこういった場所もおすすめです!
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