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ショアラバのロッドの選び方!陸から真鯛を釣るためのロッドの条件4つ

ショアラバのロッドについてこの章で詳しく解説していきます。ショアラバは堤防やサーフなど陸っぱりから釣るタイラバを用いた釣りのこと。

ご想像の通りショアからなのでキャスティングが基本の釣り。何度も投げて巻いて、時にはシャクっての繰り返し。ロッドが非常に重要な役割を果たします。

そこでショアラバにはどのようなロッドを選んだらいいのかという疑問に、ショアラバを快適にできるロッドに求められる最低条件とその理由を含めながらご説明します。


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ショアラバ ロッドに必要な条件

ショアラバのロッドを考える前に、まずは釣り方を思い起こしてみましょう。

そうすれば購入するべきロッドの選び方が見えてきます。

ショアラバの釣りの特徴

・陸っぱりからキャスト
・できるだけ遠投
・20g以上~60gの比較的重ためのルアーを使用
・ターゲットの真鯛のアタリは繊細
・アタリは繊細だが、引きは強烈

これらのことを繋げて考えてみると、おのずと答えが出てきます。

 

【1】長さ


陸っぱりの釣り方の宿命である。できるだけ広く深くサーチできるかは釣果に直結する。ランガンしながら足を使うことも大切だがロッドの長さによる遠投能力は大事な要素。立ち位置から扇状にキャストしていき広範囲をくまなく探っていくためには飛距離は大きなアドバンテージとなる。

長さが短くとも釣り自体は成立するが、遠投できる長さのロングレングスを用いているアングラーと比べると釣れる条件的に不利になる。

最低でも9フィート前後(8.5フィート以上)~は欲しい。
それくらいあれば、20~30gのタイラバ・ヘッドでキャストすれば、通常であれば40~50mくらいは楽に飛ばせるはず。

考えてみてほしい、20mしか飛ばせないロッドでしか探れない範囲と
40~50m飛ばせるロッドの範囲とどっちが広いか?お解り頂けよう。

それくらいショアラバでロッドの遠投能力の占める割合は大きい。

できることなら10ftくらいあると心強い。

 

【2】硬さ(ルアー許容重量)


メーカーが公表するロッドのスペックに記載がある「ルアー許容重量」とはそのロッドでキャストに耐えられる重さを示した数字のこと。

決してそれ以上の重さをぶら下げたら折れてしまうよというメッセージではない。あくまでキャストできる「ルアー許容重量」だ。振りかぶった時にグニャッとしなり、反発力で前へ押し出すときにロッドが耐えられる重さを言う。

ショアラバのロッドではこれを確認しておかないとはじまらない。

多少の重量超過は投げれないことは決してない。ただし単に「投げられる」のと「確実に飛ばす」のでは全く意味が違うロッドを傷めてしまい兼ねないということも覚えておいたほうがいいでしょう。

また同じ数値の表記でもメーカーによって実際にキャストできる重さはまちまちで公表されている数値がすべてではない。例えばダイワでいえば~40gと書いてあっても40gを投げると先重りして振りかぶる前からティップが沈んでしまいかなり重たく感じる。

書いてある数値のおおよそ8割程度の重さと考えると実質に近い性能が把握できる。

 

【3】バッドパワー


真鯛はついばむようなアタリが多く、硬い口なので乗せきれない小さなアタリもあるくせに一度か掛かった時の引きはものすごく強烈。

60越えの大鯛はもちろん、45アップ、50cm近くのクラスになってくるとやわなロッドだとファイトの最中にけっこうシンドイ。アジやサワラのように掛かっても浮いてくることはなく、ブリと同じくグングン下へ下へ潜ろうとするのでドラグが出っぱなしの状態になる。

また堤防からのショアラバも、ブリやハマチ、サワラなどの青物に出会う確率も非常に高いため、急な大物外への対処もバッドパワーを持ったロッドだと安心してやり取りできる。

強烈な引きに応えられる強靭なブランクスとバッドパワーが欲しい。

ロッドのカタログに書いてある「強靭なバッドパワー」などの表記やスペック表の「元径」などを見比べて判断するといい。

繊細なティップ

真鯛は引きは強いし、顎の力も甲殻類や貝類を噛み砕いて捕食するほど固く強靭なはずなのに、なんせ口が小さい。

小さくて硬いのでゴンッと当たってきてもロッドのティップが硬すぎると弾いてしまい上手くフッキングができない場面に遭遇することは多々ある。

強い引きに耐えられるバッドも必要だが、この弾性がしなやかな乗せやすい柔軟なティップもまたショアラバのロッドには必要だろう。

ただし上記の3項目と比べるとそこまで重要じゃないというか、そういう釣り方をすれば(アタリを感じた時にラインを送ってやるなど。)なんとかなる

まとめ

遠投できる長さと、キャストできるルアーの許容重量等を考慮すると
ライトショアジギングロッドとかが適切な選択だと思うが、

10ftクラスのロングレングスで考えると、最大50g投げられる
サーフ用のシーバスロッドもありだと思う。







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